空き瓶歌会詠草への感想まとめ
A 真夏日の習字教室 せんせいのふでたてのなかカミソリきらきら (ゆいこ)
@akibinkakai A せんせい、ふでたて、がひらがなになっているのは、子どもの視点を表現しているということでしょうか?きらきらという言葉になぜかわくわく感を感じました。善悪という判断があいまいな子どもの残酷さみたいなものを感じました。 #akibinkakai
2012-09-02 12:07:24@akibinkakai A 真夏日の習字教室せんせいのふでたてのなかカミソリきらきら /なぜ先生が習字道具の中に剃刀を、と考えて、ああ本当に傷つけるためなんだ、思うに至ってゾッとしました。子供の眼を通して剃刀を発見させるのが怖さを加速させます。 #akibinkakai
2012-09-02 13:17:51@akibinkakai A ふでたてのなかのカミソリという題材、好きです(なんであるのか知らないけど)。上句は説明的というか、場面を伝えてるだけに感じられてもったいない気がしました。きらきらはよいと思います。 #akibinkakai
2012-09-02 13:47:40カミソリの歌は、一巡感想を聞いていて、「あっこの作者この人だ多分」とわかった数少ない歌。(因みに作者はゆいこさん。実話が元だそうな) #akibinkakai
2012-09-04 00:13:25B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ (ちょこま)
.@akibinkakai RTが回ってきたので詠草を拝見いたしました。Bの歌が良いと思いました。傷つけず生きることの困難を歌ったものと読みました。爪を切ってる時の感覚がよみがえるようです。共感できるとともに意外性を含んでいるのも良いと思いました。
2012-09-01 12:15:54@akibinkakai いよいよ今日ですね! 一方的で申し訳ございませんが、感想をつぶやかせてくださーい。B、うまいなーと思いました。あっさりと一瞬の情景を描写しただけなのに、さまざまな気持ちを想像させて、気持ちだけでなくこれから何か起こりそう、と思わせてくれます。
2012-09-02 11:12:42@akibinkakai B 爪のことを言っていますが、それだけではなく、誰かや自分の心を傷つけることについて言っているように見えます。よいと思うのですが、欲を言うと、そういうことあるよねー。という感想で終わってしまうのがもったいないような気がしました。 #akibinkakai
2012-09-02 12:16:40@akibinkakai B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向に飛ぶ /「もう」がすごく巧いですよね。ここの含みが、この歌をただのあるあるで終わらせない、読んだ多くの人に(ああ比喩なんだな)と思わせる部分ではないでしょうか。 #akibinkakai
2012-09-02 13:10:48小鉢SP:もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ(@akibinkakai 空き瓶歌会より)よかれとしたことが時に予想外の結果をうむ(飛んだ先には誰かがいるのか、目に入ったりしていないと良いな)。ぬの重なりはやや気になるが生活の中に人生を見つけるようで面白い。
2012-09-01 13:24:27@akibinkakai B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ/何も傷つけないように爪を切るという行いと、爪自身が何も傷つけまいとしてあらぬ方向へ飛ぶ、その重層性が景に立体感を与えています。 #akibinkakai
2012-09-02 13:35:16@akibinkakai B 実際に爪で何かを傷つける人の歌ではないと思うので、上句「何も傷つけぬよう切る爪」は比喩っぽい。一方で「爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ」は現実の爪きりあるある。そこをつなげたことでこの歌の独特の雰囲気が出ているようにも思いますが→ #akibinkakai
2012-09-02 14:01:40@akibinkakai B →その技巧的(?)なつくりのために、あまり本気に受け取れないようにも思いました #akibinkakai
2012-09-02 14:04:44@akibinkakai B:もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ/固い爪を切るときに、ばちん、と大きな音がして、手応えがある。そして爪がびゅっ、と飛ぶことにびっくりする。そういった手応えが伝わってきます。 #akibinkakai
2012-09-02 14:28:58@akibinkakai B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ 爪=言葉かなと思いました。自分の言葉が意図しなかったニュアンスで誰かに受け止められたり、全然関係ないひとを傷付けてしまったり。爪を切る当人の努力が報われない感じ好きです。 #akibinkakai
2012-09-02 14:36:20@akibinkakai B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ / そういうことってあるよね。歌の主人公は今後、爪が飛び散らないようにってことにも気をつけるんだろうな。完成度が高いと思うし、内容も好きです。 #akibinkakai
2012-09-02 14:39:53@akibinkakai B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ 切った爪が思わぬ方向に飛ぶのはよくあることなので実感のある歌ですよね。そこからの発想がよいし、思いがけず人を傷つける可能性をうまく詠まれていると思います。 #akibinkakai
2012-09-02 15:09:36@akibinkakai B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ 今日の歌ではこの歌が一番好きです。切った爪が思わぬ方向に飛ぶように良かれと思ってしたことが他人を傷つけてしまう、爪を象徴としての想いを詠んだ歌だと思いました。#akibinkakai
2012-09-02 16:26:33B もう何も傷つけぬよう切る爪が思いもよらぬ方向へ飛ぶ よかれと思ってやったことがうまく回らないことってありますよね。そして爪を切る時の音とか感覚とかが感じられる。聴覚、視覚、触覚に一番訴えてくる。 #akibinkakai
2012-09-02 17:13:412冠を達成した爪切りの歌ですが、何も傷つけぬような爪切りだから、主体は慎重に爪を切っているはずなのに爪が飛ぶ、という感想が印象的でした。 #akibinkakai
2012-09-04 00:20:26@tatanon 【空き瓶歌会こぼれ話3】Bの歌についてのたたさん「枝豆が飛ぶとうれしい」 たたさんの猿芝居 #akibinkakai
2012-09-04 20:54:27@fabfourcomicall ちなみに枝豆に関しては自分の過去作があったのです(推敲の余地がありますが)。爪にしろ枝豆にしろ、悲しみとおかしさは表裏一体ではないかなあと思っています。
2012-09-04 21:44:22