「星をみるひと」で語るクソゲー論

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

星をみるひと（有志によるリメイク版ではなくオリジナル版のほう）の実況プレイを見ているが、やっぱり世界観、ストーリー、設定、音楽、一部のギミックやアイデアはすごく良いんだよなー。「あいね」のグラフィックは当時から萌えを先取りしてた感あるし。

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星をみるひとは、発売当時から確かにいろいろとしんどいゲームデザインであったことは間違いないけど、中古に出回って取説が無いままプレイした人が増えてから（クソゲーとして）広まってしまった、というのは幸か不幸か、どっちなのだろうなー（最初の村が見えない説明も取説には書いてある）。

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星をみるひと、ファミコン当時としてはわりと珍しく、通常戦闘曲が2曲あるし、どちらも名曲なんだよなー。特に戦闘2（タイトル不明）は荒ぶるベースラインとサビのメロディがアツすぎる。

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

「親切、丁寧な説明書」「荒廃した世界を見事に表現したグラフィック」「通常戦闘曲が前後半で2曲ありプレイヤーを飽きさせない」「やり直しのきかない緊張感溢れる戦闘」「成長によって見た目が変化するキャラクター」「マルチエンディング」さて、何のゲームでしょう？答え：星をみるひと

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

「星をみるひと」は「村が見えない」ことも「パスワード再開後は経験値とお金は256の剰余値が切り捨てられる」ことも取扱説明書に書いてあるのだけど、その前に多くの未プレイにもクソゲーという認識が広まったあたり（まぁ説明してるからおｋでは無いのだがｗ）、今も昔も変わらんのかもしれん。

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

かくいう自分も「星をみるひと」は取説を入手して攻略情報を調べながらどうにかクリアしたうえで「これは、ちょっとさすがにしんどい……」と思ったので、クソゲー扱いそのものをどうにかできるとは思っていないのだけど、未体験でクソゲーという認識だけをするのは、もったいないよなー、とも思う。

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

自分は未プレイなのにネット上の情報や評価だけでクソゲー扱いした？そりゃあ停学になっても仕方がないですね！

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

有志によるリメイク版が作られたり、多くのレビュー系サイトでも言及されているとおり「星をみるひと」はその全てがクソゲーかというとそうではなくて、曲は良いしシナリオも良いのだけど、移動速度とか、パスワード再開時の仕様だとか、終始つきまとう要素がクソであったのは本当に不幸だなーと思う。

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

たとえばバーチャルコンソールやエミュレータでは既に「どこでも中断、セーブ」機能が実装されているけど、セーブの仕様などを含めて、当時のハードや開発環境、プレイ環境ゆえに残念な評価を受けているゲームを改めてプレイすると、評価が変わってくる作品はいっぱいあるよね。

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

「どこでもセーブ機能」はVCでも実装されているけど、エミュレータのようにターボ機能なんかも実装してくれれば、星をみるひとのイライラも解消されるしSLGやテーブルゲームなどの敵AI思考時間の短縮化につながって、それで評価が変わる作品も多いと思うのだけど、さすがに無理なんだろうなー。

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

あと、星をみるひとは発売元のホット・ビィが、スーパーファミコンで「バズー!魔法世界」を発売した翌日に倒産したという話も、伝説に華を添えてしまった感はあるよなー。個人的にはその後関連スタッフが設立したスターフィッシュのWizの新作で苦汁を舐めさせ続けられた苦い思い出が(；´Д｀)

黒井真三@このあと滅茶苦茶ワインダーした @g616blackheart

星をみるひとに限らないけど、世間でクソゲーと言われているものにはそれなりに理由があるし、子供にとってはしんどいだろうなと思う(；´Д｀)でも、そこで子供なら「感想文」しか書けなくても仕方がないけど、大人ならある程度「レビュー」を書けるべきだと思うし、楽しむ努力もできると思うのだ。