- sachirururu
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燃ゆる火も取りて包みて袋には入ると言はずや面智男雲(万葉161 持統天皇御製)への返歌。未だ定訓を得ない元歌の結句を解読するヒントがビニールという語にある。万葉研究に一石を投じる問題作。 RT @siduku_xxx 線香の煙をあつめもくもくと雲のビニール袋に入れた #超深読み
2012-09-08 00:10:20この歌を壁に殴り書きした作者が失踪した事件は記憶に新しい。だがこれを見て石橋氏を犯人と糾弾するのは早計である。真犯人の手で捜査混乱の為に捏造されたミスリードの可能性もあるからだ。私は知っている。実は船越e RT ゆりゆらららららゆるゆり大事件 石橋蓮次が今日も黒幕 #超深読み
2012-09-08 00:10:25大事件の黒幕は今日も石橋蓮次。今日は、ではない。つまり大事件は繰返し訪れる。恐怖だ。追いつめられた心境を軽やかな前半が引き立てる。ゆりゆらら、と歌うよりほかに何ができるだろうか。 RT @takkyuyamick: ゆりゆらららららゆるゆり大事件 石橋蓮次が今日も黒幕 #超深読み
2012-09-08 00:20:42浮かんでは消える考え事は、宵闇の中で塵となり舞う。主体の思念が塵に引火したのだろう、ぼやが発生した。頬に感じる熱に、図らずも超能力を身に付けてしまった焦燥を重ねた一首。 RT @kenminofgifu 横になり 考えることがまとまらず 起きて居るのに なぜかボヤボヤ #超深読み
2012-09-08 23:52:07『右は魔の管轄、左は神の管轄』ってよくいいますよね。パケ放題という言葉を使うことによってそれがネット社会にも受け継がれている事を容易に表してます。 RT @hiromaru712 パケ放題 うなりをあげる右拳 野の花そっと撫でる左手 #超深読み
2012-09-07 23:52:37若者は必死にペダルを漕いだ。そして確かに空を撃ち抜いた。周囲の賞賛も喝采も若者の耳には届かない。その先に空がある限り若者は生きる。鳥人間コンテストの風景を鮮やかに切り取った。お見事。 RT @siduku_xxx 死ににゆくペダルは空を撃ち抜いて拍手喝采は聞こえない #超深読み
2012-09-09 00:02:02百合は猫にとって猛毒であり、花粉を舐めただけでも死に至る。腎臓を潰し視力を殺し、手を握ることすら許さない劇薬。彼は何も知らなかった。彼はただ、唯一の友に笑ってほしかっただけなのだ。 RT @harasaraha 寂しいよ、寂しいよと泣く鬼の子のちいさな右手に白百合の茎 #超深読み
2012-09-08 00:19:21お手本のような激しい恋の歌である。左回りで表す静脈流の拍動は毎日、しかしいつまでも通奏低音的にリズムを刻む。誰かの為に。役に立っていないことは自分で分かっていても、問わずにはいられない切なさ。これぞ恋、である。 RT いつまでも左回りの毎日は誰かの役にたっていますか #超深読み
2012-09-08 00:01:34炎天下で過ごす成年という条件から仕事をしていることが読み取れる。ビールを思い出し仕事を頑張る大人への肯定と応援、また味覚を一段とうならせる一首である。 RT @kenminofgifu: 炎天下 熱でとろけそうには なるけれど クリアアサヒが 家で冷えてる #超深読み
2012-09-08 00:23:16心の奥にぼんやりと存在する不安の正体を決めつけ、どうにかして逃れようとする姿勢が伺える。これから起こる不吉とそこに介在する巨悪を感じさせる作品 RT @harasaraha: 【代理ツイート】 あいつかな?むずむずするのは生えかけのあいつのせいかな?鼻毛だろ? #超深読み
2012-09-07 23:59:40本来ある筈だった物がそこにない。でも何も間違っていない。唐揚げたった一つ分の、悲しさのような空しさのような物が代わりに入っていたのだろう。それは正にエアからあげクンである。 RT @HaruNatsu_TT からあげクン買ってみたら4個でさ。値段も一個引かれてたんだ。 #超深読み
2012-09-09 19:05:12結句に“夕暮れ”とある以上、本来なら二句は“トマトセロリの”となるところをあへてセロリからにする詠者のセンスを感じる。また、“ロリと的”と卑近な事件が“ブツ切り”と(続く) QT @sosnority ぶつ切りのセロリトマトのスープにて ぐつぐつ煮込む 夏の夕暮れ #超深読み
2012-09-08 00:54:26(続き) 連続性の欠けたものとして捉へてゐる。さういふ時間的連続性を離れたものを一緒くたにした空間的混在を実感として読者に与えてくれる良歌。 QT @sosnority ぶつ切りのセロリトマトのスープにて ぐつぐつ煮込む 夏の夕暮れ #超深読み
2012-09-08 00:55:57煮えたぎる鍋と西日に照らされ汗ばむ夕暮れがお互いにお互いの暑さを際立たせ、溶けきった野菜がおどろおどろしい。誰とも会わず話さず死に近づくのみの閉鎖的な社会をよく読めている QT @sosnority: ぶつ切りのセロリトマトのスープにて ぐつぐつ煮込む 夏の夕暮れ #超深読み
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