廃炉作業は「安全」なのか（3）――菅井良氏による《廃炉作業「安全」説の擁護》

ミルいおじいちゃん改造中 富士山 @Ryo_Sugai

（207）この5月29から31は大飯再稼働の直前で、大勢の人が抗議に動き出していた時でした。反原発の運動が大きな物になることが見え始めていました。この新しい事態に何が問題であるか皆考えはじめていました。そういう意味で、bcさんの探求に真面目なものを感じます。 @dabitur

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（208）bcさんのツイート群の始めは「停止した原発って、廃炉作業をしなくても、核燃料を全て敷地外に持ち出して、後は放っておけば、労働者が被曝労働をしなくてもいい、なんてことはないですよね？放射化した部品や建物は？」「石棺にしちゃうとか？」問題は、廃炉労働の被曝@dabitur

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（209）bcxxx「廃炉労働がどれ位の被曝を必要とするのか調べる必要がある」脱原発に人々が立ち上がり、その可能性は現実のものとみえてきました。廃炉は具体的な作業として目の前にあります。「廃炉」を要求項目としてきた以上、要求してよいか検討されなければならない。 @dabitur

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（210）bcさんの念頭にあった説は、反原発運動の中で、原発の危険性を人々に知らせる上で大きな力をもったという「原発がどんなものか知ってほしい」（平井憲夫）という論の中にある「廃炉不可能説」のようなもの。bcさんの31日関係ツイート群の終りに書いてあります。 @dabitur

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（211）bcxxx「平井憲夫氏の「原発がどんなものか知ってほしい」ってテキスト、震災前は反・反原発派（今でいう推進派、安全厨）に、いい加減な内容だといってひどく叩かれてたんだけど、その後評価はどうなったんだろう？」 @dabitur

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（212）「原発がどんなものか知ってほしい」の〈16廃炉も解体もできない原発〉は、ざっくりいえば、原発は核燃料を入れ運転すると、他の部分も放射能だらけになり、停止状態を保つ事も廃炉、解体するする事もできない」と、廃炉そのものが放射能の為不可能だというものです。 @dabitur

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〈213〉廃炉（核燃料を取り出し炉を解体撤去）以外に、石棺化（遮蔽隔離）や密閉管理（燃料抜いてそのまま）もある。原発の廃炉労働が危険な被曝を必ず伴うのなら、要求することはまちがい。廃炉労働にどのくらいの被曝がつきまとうものなのか、具体的に検証することは必要。 @dabitur

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（214）bcさんは実際の廃炉のデータを探して、ドイツの廃炉作業の記事にデータを発見。 「なるほど。核燃料移送後は放射線濃度が99%低下、と。廃炉労働は稼働中の原発で働くよりも被爆が遥かに少なそう。」ベースが100分の1になるというのは大きいというわけだ。 @dabitur

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（215）喜んで拡散したのはまちがいない。大変でも、廃炉のほうが、土地の死を認めることになる石棺化や放置管理よりは望ましい。脱原発を果たすのは自分たちだし、廃炉労働だってやるとすれば自分たちがやるしかないのだから、大事な情報に違いない。 @dabitur

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（216）31日のbcxxx「ECDさんはスピーチで「この国が脱原発するなら、自分は廃炉労働に行ってもいい」と言っていた。」 bcxx「自分も別に行ってもいいと思っている」を読めば、植松さんの「コール戦術に正当性を与えたかった」という解釈は矮小化しすぎ。 @dabitur

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（217）植松さんはこのツイートをデマというのだが違う。間違っている可能性はある。廃炉作業時の作業環境が、核燃料がなくなったことで、環境の放射線濃度が100分の１になったという解釈が違っている場合だ。原子炉構造物などの放射化について言っているという場合だ。 @dabitur

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（217）植松さんの批判は、稼働期間が短い原発だから一般化できないということと、原発会社の出してくる数値は信じられない、放射化を考えてない、という三つになるが、多分、後者（放射化）のことだと解釈しているのではないかという気がするが違うだろうか。 @dabitur

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（218）放射化のことについては、原子力技術者にはそれがどの位になるか、バーツ毎に計算推定する技術がある。しかも、この原発は、すでに燃料を抜いた後であるから、実際のデータで検証もされてるはずで、「99%」という数字がウソであると考える理由はないと思う。 @dabitur

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（219）それに、放射化のことであるなら、核燃料を抜く前と抜いた後で、100分の1になったからといってどうして安全といえるのだ、という批判が先行すべきはずではないか。絶対値が問題なので、元が高ければ、99％＝100分の1に低下したからといって全然安全ではない。 @dabitur

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（220）私は、原発施設の環境の放射線濃度の事であると思う。bcさんの解釈でよいと思う。確かに、何十年も稼働した原発と数年稼働の原発で差があるかもしれないが、強い放射線源である核燃料が大量にあったのだ。それが撤去されたなら、放射線濃度が下がるのは当然だと思う。 @dabitur

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（221）bcさんは「被曝がかなり少なそうだ」と言っているが、「核燃料移送後は放射線濃度が99%低下する」と数字データを示し、元のレポートにリンクを張っている。見た人が自分で考えることができるようにしている。「デマ」「有害な情報キャンペーン」はおかしい。 @dabitur

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（222）被曝労働に対する「安全デマ」だという植松さんの評価は、彼が無視した31日の分をdabiturさんが追加してくれているので、それを読めば当たらない、とわかる。「一般的にずっと安全」であっても、bcさんは廃炉について具体的な被曝の情報を求め続けている。 @dabitur

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（223）bcxxx「姜尚中が見た”脱原発”ドイツの今「廃炉・エネルギーシフト」報道ステーション3/16（動画・内容書き出し） http://t.co/ax577v5X 作業員の被曝については書いてないね。」 @dabitur

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（224）bcxxx「茨城：東海原発 【廃炉工程に遅れ…放射線量が影響】 http://t.co/6BvSCOS0 これはトラブルが起きて線量が上がってるわけだけど、毎時0.22マイクロで平常時の6倍、ということは、平常時は0.03マイクロか。」 @dabitur

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（225）bcxxx「廃炉中の東海原発、汚染水１．５トン漏れる　２日後報告 http://t.co/UTxzNwOL 廃炉作業がどうこうというよりまたも体質の問題…。」 @dabitur

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（226）bcxxx「一般的な廃炉作業中の放射線量がいくら低いと言っても、事故は起きるわけだ。しかも組織の体質が腐敗していればさらにまずいことになる、と。」 @dabitur

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（227）bcxxx「廃炉措置中の東海原発の集じん配管に穴　原電、4日遅れで確認 http://t.co/VcNWCYtw 起きてるねえ。」 @dabitur

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（228）bcxxx「とにかくどれだけロボット化できるかだな。東海原発の廃炉作業を詳しく知りたい。」 @dabitur

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（229）bcxxx「さっきのこれを見ると、圧力容器とかの原子炉の中心部分の部品は50マイクロとかの放射線を出している。30年以上保管して線量が下がるまで待つしかないらしい。 http://t.co/ax577v5X」 @dabitur

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（230）ここまでたどったところで、bcさんは始めの方で述べた平井憲夫氏の「原発がどんなものか知ってほしい」のことを書き、その廃炉不可能論が現実とちがっていること触れている。現実を確認することの大切さを強調して、次のようにいう。 @dabitur