「ダークナイト　ライジング」は「ダークナイト２」でいーじゃん

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

チケット買うときに「一番後列は込み合っておりますが…」と言われてはてなと思ったが、そっかあ、ニブすぎた。いかがわしい心構えのカップルなどは、ダークナイトにギッタギタにされてしまえ！(固定概念)

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

よーやっと「ダークナイト　ライジング」観た。「前作を超えてない」って人が多かったみたいだけど「超えた・超えない」「アリ・ナシ」とかそういうレベルじゃなくて「前作の後日談」のお話として「はふぅ～ん」ってなった。「おもしろい・つまんない」範疇ですらなかった。とにかく「はふぅ～ん」。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

とにかく、悩んでた。ずぅーーっと悩んでた。ウェインが、だけど、作品そのものが「悩んでた」気がする。前作、ほんとにすんごい選択に迫られて、大変な目に遭っウェインさんと、その周辺が、悩んで、もがいて、そりゃあバットマンの出自（1作目）に関わるようなすんごい悪いやつも出てくるんだけど…

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

それよりもやっぱり2作目で起きてしまったあの事件は、観客にも新鮮な「傷」として終始付きまとう。おかげでバットマンの弱いこと。そもそもあんまり闘わないし。悩んでる時間の方が長いし。でも、3時間の上映時間はちっとも退屈しなかったんだけど。それはすごいよねー。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

ヒーローにつきものの「乗り越えなきゃいけない壁」があって、それを制覇して、悪いやつに打ち勝つんだけど、正直、打ち勝った後もやっぱり「まだまだ悩んでる」「引きずってる」気がした。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

バットマンが最後に映るカットは珍しく周りが明るいんだけど、それは彼が「解放された」姿じゃなくて「あれ？このマスクってもっと強そうな顔してなかったっけ？」ってくらい悩んでて悲しくて、でも、やっぱり少し救われた、安堵の表情もあったのかなあ。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

悩んでたのは、キャラクターばかりじゃなくて映画の製作サイドも相当悩んで出来上がったんじゃないかなあ。前作でウェインを、バットマンをあんなに酷い目にあわせておいて、後はどうしよう?作品として成立させなきゃいけない、シリーズを完結させなきゃいけない、「バットマン」でなくちゃいけない。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

「ダークナイト」の「ダーク」って、前作で言葉として説明してたっけ？でも、今作で「ダーク」は「内に潜む邪悪な面」みたいなこともそうだけど単純に「ネガティブな面」って意味もあるのかなあと。悩み、恐れ、悲しみ。最後のオチはそれらからほんとに「開放されたんだなあ」ってホロリとした。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

「バットマン」としてのお約束「かっちょええ！！」なところは、なんつってもふゆんふゆん飛ぶやつ！あれほしい乗りたい！ヒーローの中でロボコップ3の次にカッコよく飛ぶなあって思った。つーか自分で飛ぶならロボコップ3みたいに、乗って飛ぶならあれに乗ってとびたいです！大きくなったら！

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

まとめ。2作目「ダークナイト」があんなドすげえ事件おこっちゃって、ウェインさんは引きこもりと観客に「ああするしかなかったのか…」「これからどうなる？どうすればいいんだろう…」ってさんざんモヤモヤさせた製作側が、今回は逆に「じゃあ、どうしよ？」って悩んだ。結果、完結編はああなった。

はせがーわとも一 @tang_yaguchi

んあー。「ダークナイト」3部作は、「バック・ｔゥ・ザ・フューチャー」3部作と同じくらい「そろい」で観なきゃいけない作品なのかもなー。今更ブチ抜きでやってる映画館なんてないよなあ。ないですよねえ。