ハックルさんの「みんな自分の事しか見ていない」

自分が後で読むためのまとめですが、よろしければご覧下さい。
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岩崎夏海 @huckleberry2008

誰も君のことなんか見てない、ということはどういうことか?みんな自分のことしか見てないのである。 誰も君のことなんか見てない。 http://t.co/ETIDqPaz

2012-09-19 12:19:13
岩崎夏海 @huckleberry2008

自分のことしか見ていない人が他人をどう認識するかというと、それは自分のテリトリーに入った人として見る。あくまで自分とのかかわりでしか見ない。その人そのものを見ない。

2012-09-19 12:20:03
岩崎夏海 @huckleberry2008

だから、他人に見られようと思ったらその人のテリトリーに入っていくこと。自分を意識するのではなく、その人が見ている自分を意識すること。その人との自分との関係性を考えることである。そうすると、するするとその人の中に入っていく。ただし識別されるのは関係性だけだけど。

2012-09-19 12:21:16
岩崎夏海 @huckleberry2008

逆に言えば、みんな絶対の孤独の中に生きている。みんな自分しか見てないということは、みんな誰からも見てもらえないということ。そういう世界で強いのは2種類。自分に感心がなく他人を見るのが好きな人と、他人に見られることに価値を感じない人。

2012-09-19 12:23:13
岩崎夏海 @huckleberry2008

前者はどんな人にとっても欠かせない存在になり、後者は自分の人生をすがすがしく生きることができる。どちらかが王になる。王は王であることを引き受ける人――他人の心の中に生きるのを引き受ける人のことである。

2012-09-19 12:24:22
岩崎夏海 @huckleberry2008

他人が「この人はこうであってほしい」というのを察知してそれを遅滞なく演じられる人というのがいる。自分自身でいること――にこだわりがなく、他者との関係を尊重することが苦ではない。こういう人が行きやすい世の中になっている。なぜなら多くの人にとってそういう存在はありがたいから。

2012-09-19 12:26:50
岩崎夏海 @huckleberry2008

社会の中で生きていくのはある意味簡単で、それはありがたい存在になること。だけど、そういう存在になるのが難しいとも言う。みんな、他人に奉仕したくないから。もしくは、他人に奉仕してもらいたいから。この両者をぎりぎりまで削っていくと、社会人ができあがる。ありがたい存在としての社会人が。

2012-09-19 12:28:21