#一文小説
- kusunokidan
- 5590
- 8
- 0
- 0
清水良典先生の「あらゆる小説は模倣である。」(幻冬舎新書)の中の「模倣実践創作講座」に「一文だけの小説を書こう。」というのがあったので #一文小説 タグを提案します。ルールは、一文であること、小説であること、詩でも短歌でも俳句でもないこと、です。
2012-09-17 23:24:11#twnovel ここで俺という個人が倒れても第二第三の俺がと言い遺し息絶えるGに、いや第三十くらいはいるだろうと恐れおののく私。 #一文小説
2012-09-18 08:44:23僕はとても憂鬱だったので、ミルクティーに塩を入れて飲み、パンにわさびを塗って食べ、心を奮い立たせようとしたが失敗した。 #一文小説
2012-09-19 09:06:24王子さまが来てくれるのを眠って待っていたけれど、すっかり目覚めてしまっても王子さまは現れないので、自分で馬に乗って駆け出して行くために、馬を飼い慣らすことに決めました。 #一文小説 #現代女子
2012-09-19 09:49:09@kusunokidan ドッペルゲンガーを見たら不吉なので、目を反らせていたら、向こうも必死で見ない振りをしてた。 #一文小説 #twremix
2012-09-19 10:59:12巷に流行り出した #一文小説 なるものを書いてみようと引き出しの中をごそごそと漁っていたら、出てきたのはチャルメラの綴られた五線譜だった。
2012-09-19 12:34:20助手席から降りた後に交わした言葉は切なくて、聞きたくなかったし言いたくなかったけど、それでも歩き出したのは二番目になりたくなかったから。 #一文小説
2012-09-19 13:02:35二人でパスタを食べて珈琲を飲むまでいつもと同じだったのに、その後に何でそんな事を言うのかわからなくて、泣きそうになりながら背中を見送り店内に戻ると、笑顔の彼が私を見ているというシチュエーションは現実なのかそれとも…。 #一文小説 #twnovel
2012-09-19 13:34:57その日を境に世界を分断していた月の砂漠時計の呪いはなくなり、人々の手や腕、背中、腰、中にはお尻からも生えていた色とりどりの翼は、ひとつ残らず消え去ったのでした。 #一文小説
2012-09-19 13:43:24まん丸お月さまの中でまあるく手を繋いで色んな動物たちが楽しそうに踊り出すから秋が楽しみで、今から団子の粉を挽きます。 #一文小説
2012-09-19 17:20:44