機動新世紀ガンダムX感想
第35話……最終決戦前として新政府軍対宇宙革命軍の構図が完成したような。終盤におけるもう一つの楽しみはフロスト兄弟の暗躍なのかも?カリス再登場もベタながらやはり嬉しかった。
2012-11-18 01:12:54第36話……Gファルコンがガンダムチームと合体して運用が可能な設定が本編で描写されるが、既に時は遅し……レオパルドはテスト飛行、エアマスターに至ってはデータでしか登場せず。
2012-11-18 01:13:58この回を高松監督がコンテを切っている訳だが、このGファルコンによる合体フォーメーションの描写は結構こだわっていたような。
2012-11-18 01:14:52それとは、別に終盤においてもパーラとキッドのやり取りを始め結構和む所がいい。やや慌ただしい状況に置かれてもゆとりの心は忘れないともいえるように、終盤でもゆったり感は失われていないねと。
2012-11-18 01:15:43裏の楽しみはフロスト兄弟による和平派一掃作戦。彼らの仕業と知って黙認した上でワクテカが止まらないブラッドマン、もうフロスト兄弟の罠に引っ掛かっているぞ!
2012-11-18 01:16:51第37話……前回から最終回まで必ずゆったりさせる描写が入っている所がいい。個人的には結ばれるかと思ったロアビィとサラの描写に対し、ジャミルを想うサラの背中を後押しするようなロアビィの姿勢が凄く好き。いい色男だね。
2012-11-18 01:19:57ウィッツとトニヤの恋仲ももう少し段取りがみたい所もあったが、終盤の展開としては妥当かと。そしてティファが初めて力が欲しいと念じる訳だが、最終回を見ると色々解釈もできそう。
2012-11-18 01:21:45第38話……生き残ることが勝つことだ。なぜなら生き残ったら未来があるのだから……。前回の恋愛劇の決着に続いて、未来のために生き残る姿勢もクルーそれぞれのものがあって楽しませてもらった。
2012-11-18 01:25:25三つ巴の総力戦においてはやはり燃えさせるものがある。兄まで感情的になったフロスト兄弟とガロードによるMSでの殴り合いや颯爽と味方として参戦したランスローの存在とかツボは抑えていたんじゃないかな。
2012-11-18 01:27:09D.O.M.Eとの交信シーンにおいてはGビットがダブルエックスを認めるシーンから神秘的な美しさを感じることが出来た。フロスト兄弟を除いて敵味方問わず伝令の使者としてGビットが活躍する所とかからね。
2012-11-18 01:28:15最終回……ニュータイプか否かであろうとも、心構え次第で何とかなるんじゃないかな。素質に心は勝る。ニュータイプは幻想であるとのテーマにおいて、今までそれを言いきる為には十分な程ガンダムXは様々な心の強さに焦点を当ててきた。丁寧な段取りとアプローチがあってこそ描き切ることが出来た。
2012-11-18 01:30:33D.O.M.Eについても、ただニュータイプは幻想でしかないですよと言っているだけで、悪人ポジのブラッドマンやザイデルとかも完全に否定せず、ジャミルに対しても否定する所は否定していた姿勢がよかった。
2012-11-18 01:31:42所詮幻想を追い求めているだけと突き放さず、君たちには未来をつくる義務があるから頑張らないと!とも言っている所が、D.O.M.Eの達観した雰囲気とマッチしている考えかなと。
2012-11-18 01:33:00まぁ、否を最初から受け入れていたジャミルとD.O.M.Eが去ることに未練がましいザイデルとブラッドマンでは確かに格は違うのだが……。
2012-11-18 01:33:51ティファが力を求めたことも、ニュータイプとしての力を求めたのではなく、心による力を求めていたとも思える。仮にガンダムXの世界において心の強さはニュータイプの素質みたいなもの、いやそれ以上の存在かもしれないね。
2012-11-18 01:35:10ラスト、まさかフロスト兄弟がサテライトランチャーを放つことに驚いたり、戦いにおいては両者相撃ちの用に終わり、戦争に関しては勝利への爽快感がなかったりした点は結構意外とも感じたり。
2012-11-18 01:36:28あと、フロスト兄弟はその後どうなったんだろ?確かシャギアが下半身不随になりながらも兄弟ともども無事だったような気がしたのだが。
2012-11-18 01:37:05エピローグに関してもゆったり感を感じさせるものになった。意外だったのはロアビィとエニルがくっついたことだが、恋人を失った者同士で繋がりやすい点があったのかもしれないね。
2012-11-18 01:37:55あとガロードがティファと旅を続けて自分たちの未来を形にしていきたいとの夢は凄く好きだ。ガンダムシリーズの主人公において1,2を争うほど前向きで希望がある終わりではないかと。
2012-11-18 01:39:16ストーリー5、キャラ5、メカ4、作画4。ストーリーに関しては特に最終回において成就したテーマ、キャラクターに関してはフリーデンのクルーや主要ゲストキャラを中心に魅力的な人物が非常に多かった。その点を考慮して102点。Sランクともいえる神の領域に達した作品な訳です。
2012-11-18 01:41:44ゼーガペインに関してもかなり絶賛している訳だが、共通している点では序盤からつかみも上手くストーリーの上手さが際立つ点と、キャラクターが印象を残しやすい点、極めつけとしては丁寧な点に心が惹かれたのだと思う。
2012-11-18 01:43:53