機動新世紀ガンダムX感想
ガンダムシリーズはそこまで知らないが、"ここまで精神と絆における強さや成長を丁寧に描いたガンダム作品"もそうそうないと思うことである。
2012-11-18 01:45:40世界観や作風もあったと思うが、フリーデンのクルーの団結力の凄さはガンダムシリーズにおいて上位にランクインするものではないだろうか。各編の山場として一致団結しての底力に唸らされるものが多かった。
2012-11-18 01:47:27ちなみに名無しが成長において一番好きなシリーズはベルティゴ編。特に第11話「何も考えずに走れ!」なのである。
2012-11-18 01:48:58いわばオールドタイプがニュータイプと呼ばれる存在にどうやって打ち勝つか。危険を顧みずに時には挑戦し、そしてがむしゃらに立ち上がる心の強さなのかもしれないと思わせてくれた回だ。
2012-11-18 01:50:51あと、ツインサテライトキャノンの使われ方について。既にほかの方が言われたが、過ちを繰り返すなとの教えから始まり、やむを得ず撃つから、時には撃たない事も必要と学び、撃つ状況をしっかり理解できるまで成長していく所も後半の見どころかもしれない。
2012-11-18 01:54:32ちなみにゲストキャラに焦点を絞るとカトックさんのゾンダーエプタ編と若き国王と忠臣のドラマが光るエスタルド編が特に好き。
2012-11-18 01:55:39あと世界観もあってか荒廃している世界だが、メインキャラクターが比較的余裕のある雰囲気が漂っている所も好きだった。そんな彼らによるゆったりとした雰囲気もガンダムXにおける持ち味かと。
2012-11-18 01:56:42ティファ関連では、後半においてガロードと見せるロマンス描写とそこにおいて自分は何を望むかをしっかり示していた所が好きだった。第29話「私を見て!」でのフラッシュシステムを看破する活躍、第34話「月が見えた!」での月面をバックにした抱擁シーン、そして第37話以降はいわずもがな。
2012-11-18 01:58:31あと、ガンダムXにおいては丁寧の反面地味との印象が付きまといそうだが、時折見せるケレン味のある敵側の存在も見逃せないかと。
2012-11-18 01:59:43サン・アンジェロ編で登場した炎の時計部隊やエスタルド編から登場するニュータイプ候補生4人衆(笑)との戦いはなかなか見ていて楽しいものがあった。
2012-11-18 02:00:48あと戦闘シーンについても、撃ち合いがメインで地味になりがちな所もあったが、サテライトキャノンの様々な運用をはじめとして新装備のギミックやゲストMSのユニークさを重点に置いたりと頑張っている時は結構頑張っているって感じかなと。
2012-11-18 02:03:02作画については西村さん、佐久間さん、藁谷さんのダブ三人衆が冗談抜きで働きすぎ。本当に良く頑張ったなとの印象。樋口さんの音楽もなかなか雄大な印象があって耳に残りやすい。OP・EDのクオリティも高かった。
2012-11-18 02:04:04ガンダムXについては以前視聴作品のリクエストをやった際に、まっさきに見てほしいと希望が届いた作品でした。みまさんには感謝します。
2012-11-18 02:05:31そして実際周囲にはXファンが多い訳だが……うん、これに関しては納得がいく。ゼーガペインに続いてファンが多い事を実感する作品となった。
2012-11-18 02:06:19とりあえず極めて秀逸な作品である。スタッフ&キャストのみなさん、本当にありがとうございました。あとテクスさんのコーヒーを私も飲みたいものです。
2012-11-18 02:08:47