「完全で無傷で健全で多様な種子を未来の為に保全する」ことに、バイオテク企業とビリオネアたちは、何故興味を示すのか?
ノルウェー政府の管轄の下「スバールバル国際種子貯蔵庫」というのがある。2006年だったかに、doomsdayの種子バンクとか報道されて、話題になってたアレ。http://t.co/E9aEpP4h
2012-09-27 11:58:31(続き)「未来のために、完全で無傷で健全で多様な種子の保全をする」ことが、国際種子貯蔵魅のミッション(使命)
2012-09-27 11:58:55(続き)9億円をかけて建設されたというスバールバル国際種子貯蔵庫は、約450万種類の種を2千年から2万年、保存できるという。写真はここ→http://t.co/2qghl5UJ
2012-09-27 11:59:05(続き)その種子バンクに、遺伝子組み換え作物開発・推進の第一人者でもあるゲイツ財団が$30ミリオン(約34億円)をGCDTに提供している。GCDT(Global Crop Diversity Trust)は、スバールバル種子貯蔵庫に運営資金を供給する基金。
2012-09-27 11:59:33(続き)他にデュポンパイオニアシーズとシンジェンタ(種苗業界では、モンサント、デュポンにつぐ世界3位の企業)もGCDTに寄付している。http://t.co/X0dt13Al
2012-09-27 11:59:47(続き)モンサントの名は寄付一覧にないが、ゲイツ財団とモンサントの蜜月の関係は有名。(ゲイツ財団は、ラウンドアップを開発した科学者を国際農業開発プログラムのシニアプログラムオフィサーとして採用している。2010年には、求めに応じてモンサントに$23ミリオン(約25億円)提供)
2012-09-27 12:00:18(続き)当然、ここで自然に出てくる疑問は「何故、これらのバイオ技術巨大企業が、種子バンクに資金提供するのか?」モンサントやデュボンやシンジェンタなど、環境破壊することに微塵のためらいもみせないバイオテク巨大企業が、何故「完全で無傷で健全で多様な種子の保全」に興味を示すのか?
2012-09-27 12:00:28(続き)世界中の種子が集められて保管されてる場所ですよ!遺伝子組み換え作物・生物作っている企業にはたまらなく魅力的な場所だから?種は、自分たちでは作り出せない「自然の指紋」。喉から手が出るほどに欲しいもの。上手くいけば、独占的に保管種子にアクセスできる
2012-09-27 12:00:47(続き)国際種子貯蔵庫に資金提供する代償として、モンサントなどのバイオテク企業とは、種子や生物に関する特許権を取得しやすいように、なんらかのリーガル契約が結ばれている、と警告している記事がこれ。 http://t.co/AsxoM7mb
2012-09-27 12:01:00(続き)GMOの安全性の実験論文にせよ、Svalbardのリーガル契約にせよ、巨大企業のやることは一般人では簡単には理解できないレベル。潤沢な資金でもって、その道の専門家たち雇用され、巧みに、複雑難解な「構造」にしてる
2012-09-27 12:01:15(続き)遺伝子組み換え農業において、種子はそのGM種子を開発した企業の特許物であって、農家は種子を保存してはならないというのは、有名な話。(農家は常に、作付けサイクル毎に、種子を当該の会社から購入しなければならない)
2012-09-27 12:01:58(続き)モンサント社は世界のアグリビジネスで売買されている種子の1/4を所有する。世界の農業用に販売されている種子の半分を、デュポンパイオニアシーズとシンジェンタとモンサントが所有する。これらの会社は、種子を独占し農薬と合わせて販売することで大儲けする
2012-09-27 12:02:06「ゲイツ、ロックフェラーの人口削減計画と北極の種子バンク」http://t.co/wDhBcbhu こういうのを、陰謀論として一蹴する前に、そんな話もあるのか、くらいに知っといても損はないと思う。
2012-09-27 12:02:24↓「モンサント社のような企業は、軍産複合体の新しい形。火薬も核も使用しない代わりに、武器は自殺種子と農薬。発展途上国においては、ワクチンを使用。標的はは出産可能年齢に達した女性と子供」経済先進国では、飲料水に(IQ指数を低下させると指摘されている)フッ素を添加して、思考能力を奪う
2012-09-27 12:02:39(続き)私たちの生殺与奪は多国籍企業に握られている?!というのは、案外陰謀ではないかも。私たちには想像もできない額の資金をもつ一握りの富裕層たちが、個人的な信条と意図でもって経済行為をし、私たちの生活に多大な影響を与えているのは、誰にも否定できない確かな現実
2012-09-27 12:02:58その資本と規模が大きければ大きいほど、その影響力も甚大。これはあたりまえの話なんだけと、案外、ピンとこないもの。あの内田樹センセでさえ「例えば、貧しい青年がアパートで本を読みふける幸せを、誰も奪うことはできない」と書いていた。でも
2012-09-27 12:04:41金持ちは、そうでない人々の生活を破壊することができる。だから私たちは、ビルゲイツとかロックフェラーとか、およそ世界の長者番付リストに乗ってる人々の挙動を、監視するべき。
2012-09-27 12:06:35一昔前は、ジャーナリストは権力(政府・国家)を監視せよ、だった。今、権力は「巨大資本・富豪」だ。ジャーナリストは「巨大資本・富豪」を監視せよ、が適当。(でもそんなこと教えてるジャーナリズムスクールはないと思うけどね)
2012-09-27 12:09:09昨夜、Obama is the most GMO dedicated politician in Americaという記事を読んだ。「オバマ大統領は、モンサント社を初めとする巨大バイオテク企業の片腕となって遺伝子組み換え食物を承認する道を大きく切り開いた大統領」だって
2012-09-27 12:09:47(続き)夫にその話をしたら「驚くことじゃないよ、友人同士助け合うのは普通になされてること。ただその規模が違うだけ」との反応。確かにそうかもしれない。http://t.co/e5hShQNc 彼ら億万長者たちが個人的に繋がっているのは確か
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