獣の仕業第六回公演「オセロ Othello the Shakespeare」感想まとめ

獣の仕業第六回公演「オセロ Othello the Shakespeare」について頂いたご感想をまとめました。 獣の仕業公式HP【獣Web】http://kemono.xxxxxxxx.jp/
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左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>正直者の策謀は、どちらかというと稚拙とも思えるもので、この陳腐な仕組みにすべての人間が巻き込まれていくのは滑稽でさえある。ではなぜそのようなことになったのか?(正直者以外)誰も現実の自己・他者と対面しようとせず、過去あるいは未来への執着を燃やしている⇒

2012-09-30 23:26:50
左 観哉子 @hidarimiako

この物語の悲劇は、唯一現実的な「正直者」が理性なき劣情の僕に成り下がっているという点。言葉巧みな正直者に皆疑いを持ちながらも彼からの誘惑に逃れることができない。正直者がなぜ皆に嫉妬を燃やすのか、それは本質的には皆が自分より愚かであること、そこにたいする破壊の希求のようにも思える⇒

2012-09-30 23:31:59
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>美しい女を偶像化する者、美しいだけで無力な者、名誉に取りすがる者、誇り無き者。正直者は彼らを滅茶苦茶に引破壊していく。彼の空虚な高笑いは実に寂しい。なぜなら彼は「正直者」であり、自身が「個としては無力である」ことを重々理解し、「破壊のみに執念を燃やす」からである。⇒

2012-09-30 23:38:49
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>正直者は、そういう自分の愚かしさも、おそらく悟っている。つまり彼は十分に絶望していて、自分自身で切り開く未来にはまったく希望を持っていない、絶望の子であり、だからたやすく他者の未来を壊すことができる。⇒

2012-09-30 23:43:45
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>ここに悲劇は完成する。つまりこの芝居には、「現実を直視できないもの(現実的な努力ができないもの)」と「現実を直視した結果絶望したもの」しか登場してこない。その結果、彼らの世界は終わってしまった。

2012-09-30 23:49:23
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>つまり、これだと世界は終わるよ、ということ。現実を直視しないのはだめ、それは弱さだから。現実を直視して絶望して嫉妬するものだめ。それも弱さだから。そういう人間同士でどつぼに嵌ると世界は終わりますよ。という話なのだ。

2012-09-30 23:52:03
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>実際の世界は、もっとキモチワルイ構造になっている。だからもっと、たちが悪い。このキモチワルイ世界の中で、20代の若者たちが、感じたことが、こういう物語になっていること、そこに大人たちを反省・内省すべきだと思う。

2012-09-30 23:57:53
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>ちなみに、今回、開演より結構はやく千歳船橋についてしまって、カフェでお茶をしていたら、隣にすわった女性が、ため息をつきながら、真剣な表情で、何度も何度もパンフレットのようなものを読んでいた。⇒つづく

2012-10-01 01:03:21
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>何かと思ったら、獣の仕業のパンフレットとチラシを、その人は何度も何度もかみ締めるように観ていました。私が見るのの前の回のお客さんなのでしょう。それで私は、「きっと今回は良い作品なのだ」と期待を持って劇場に向かったのでした。

2012-10-01 01:04:50
左 観哉子 @hidarimiako

獣の仕業>ちょっと残念だったこと。台詞が聞き取りづらい&表現が単調である、構成が平面的であること。人物の人生背景が十分に表現されていないように感じること。(心理描写だけのつなぎあわせのように見えたこと)これは、今までの公演で見られたことと同じなので⇒

2012-10-01 01:35:32
左 観哉子 @hidarimiako

⇒がんばってください。応援しています。

2012-10-01 01:35:50
立夏🕊獣の仕業/D.C.Inhighs @ritsu1125

獣の仕業の全公演をご覧頂いているお客様より、ご自身のBlogにて「オセロ Othello the Shakespeare」のご感想を頂きました #engeki http://t.co/ZKZXeikn

2012-10-04 10:43:31
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 その零 前回見た時、必ず次回作品を見たいと強く感じ、非常に楽しみにさせていただいた視聴者の一人ではないかと思います。 稚拙な文章ではありますが、感想を記載させていただきます。

2012-10-02 09:23:11
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 その零 ただその前に、この作品が拘っていると感じたのはパンフレット。 劇終終了後に気付いたが、色使いが題名そのもので、とてもcoolに感じた。 しかし、写真と色、双方がインパクトを持っている為、写真の力が抑えられてしまっている様にも見えた。

2012-10-02 09:35:15
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 演劇について① シェイクスピアの作品「Othello」のリメイク作品。 ただ、本作では登場しない役や名前が数名異なり独自の世界観を演出されておりました。しかし、それでも視聴者としては、解釈し易い劇になっている様に感じました。

2012-10-02 20:39:05
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 演劇について② 勝手な解釈をさせていただけるのであれば、今回の獣の仕業様は、「オセロ」の白黒(裏表)と緑には拘りを強く持っていたのではないかと感じます。

2012-10-02 20:39:45
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 演劇について③ 内容は嫉妬という人の内面に居る化け物に苦悩した主人公オセロが、邪推との葛藤に敗れ、最愛の妻を殺害するという惨烈である。獣の仕業の「オセロ」では、具現化した「嫉妬の化け物」が存在した。この化け物という存在が演劇全体を回していた。

2012-10-02 20:40:26
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 演劇について④ オセロ(潔白)の邪推として生まれた「嫉妬の化け物」(漆黒)が、劇中で同じ色となり、最終的には裏と表が逆転している。ただ、逆転しても一枚の「オセロ」は見た目では変わっていないのだが、緑眼(板底)に付いている面が変わっただけ。

2012-10-02 20:41:12
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 演劇について⑤ 物凄く考えられている演劇だと私は感じました。巨大な原作を忠実に則り、それでいて全く別の作品の様に思える。

2012-10-02 20:41:39
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 演劇について⑥ 役者様、個々其々も非常に優れており、作中の喜怒哀楽を強く感じる事が出来ました。 化け物の存在は、作品を大きく良い方向に齎せた、まさに「獣の仕業」という劇団ありきの役どころでは無いでしょうか。

2012-10-02 20:42:38
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 劇団について その零 ここからは、劇団「獣の仕業」に関して、思ったことを率直に記載させていただきます。 失礼な言い回しも多いと思います。 しかし、私はこの劇団に非常に未来を感じこれからも末永く観覧させていただきたいと真意に思っております。

2012-10-02 20:42:56
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 劇団について① 「オセロ」(以下今回劇)は、非常に考えられた構成且つ役者様の配役を完璧に把握されている作品だと感じます。 しかし、正直、私個人としては、前回演劇「せかいでいちばんきれいなものに」(以下前回劇)の方が「好み」でした。

2012-10-02 20:43:12
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 劇団について② 「オセロ」(以下今回劇)の方が役者様、物語性に至っては格段に優れており、80分という時間を完璧と言って過言では無く集約されておりました。 「好み」と記載させていただいたのは、私個人が勝手に作り上げた劇団の「Color」に関してなのだと思います。

2012-10-02 20:43:45
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 劇団について③ 今回劇、終了後、瞬間的に思ったのは、2,000円という価値以上の大変秀逸な作品を見れた。という感想でした。 前回劇、終了後、瞬間的に思ったのは、【この劇団にしかできない】という感想でした。

2012-10-02 20:44:01
里神 @satogamy

オセロ 獣の仕業 劇団について④ 練習すればある程度出来る、という意味合いで記載している訳では無く、前回劇を見た時に【空気】【速度】【力】を圧倒的な程に感じました。

2012-10-02 20:44:16