文化審議会著作権分科会基本問題小委員会（第４回2010/07/29）実況ツイート

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

【知財】文化審議会著作権分科会基本問題小委員会（第４回）10時～12時 http://bit.ly/9wcPBC の傍聴席なう。当方の作業と能力の範囲内でツイート実況します。 #c_policy （以降タグは付けません、実況終了後にまとめます）

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#denshi 向け。本日１０時～文化審議会著作権分科会基本問題小委員会にて、議題（１）「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会報告」について、有。実況します。（以降タグは付けません、実況終了後にまとめます）

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前回第３回（５月３１日開催）の配布資料、議事録は http://bit.ly/9thjzC に掲載されています。

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本日の議事は、（１）「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会報告」について、（２）委員提出意見に係る意見交換、（３）基本問題小委員会報告（案）（第４章除く）に係る意見交換等、（４）その他、です。

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本日の配布資料は、４点。資料１：「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会報告」について（続く）

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（続き）本日の配布資料。資料２：基本問題小委員会：委員提出意見まとめ（案）、資料３：基本問題小委員会報告（案）構成、資料４：基本問題小委員会報告（案）（第４章除く）。以上４点。

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資料１「デジタル・ネットワーク社会～懇談会報告」の参考。○懇談会→ http://bit.ly/9zSFoU ○報告[PDF] http://bit.ly/auGgqX ○具体的施策の各省分担[PDF] http://bit.ly/dtpYYo

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野村主査：開会宣言。傍聴について確認（異議無し）。事務局に配布資料確認指示。

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事務局：配布資料の確認（先程ツイートしたとおり）

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野村主査：本日はまず「デジタル・ネットワーク社会における～懇談会報告」について、事務局から説明を。

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事務局：文部科学省関連を中心に資料１により説明。３月１７日から総務省・文部科学省・経済産業省の３省合同で懇談会開催。６月２２日に懇談会報告まとめ、６月２８日に発表。

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事務局：具体的政策の方向性とアクションプランはポイントは８つ。以下文科省と関連の深い項目３つを説明する。

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事務局：１点目（資料１の２頁の番号１）。出版物の権利処理の円滑化により取引コストの提言及び関係者への適正な利益還元を図る。「著作物・出版物の権利処理の円滑化に関する検討会議（仮称）」の設置。情報通信技術を利用して契約事務を効率化、流通を円滑化の実証実験。

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事務局：２点目（資料１の２頁の番号３）。出版者の機能の維持・発展のための権利付与のあり方についての検討。出版者になんらかの権利を付与することの可否を検討。種々の意見があるため、調査・分析、議論の場をもうける。そこへの国の側面支援。

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事務局：３点目（資料１の２頁の番号７）。図書館との関係。図書館における貸与サービスについて、ベストセラーなども盛んに貸し出されており、電子書籍では抑制が必要との意見あり。「デジタル・ネットワーク社会における図書館の在り方検討協議会（仮称）」の設置。

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野村主査：それでは「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会報告」について意見があれば→特になし。松田委員から文科省の担当項目について確認のみ。

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#denshi 向け。文化審議会著作権分科会基本問題小委員会にて、議題（１）「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の～」は終了。実質報告のみ。但し、以降の別議題で関連事項（国会図書館のデジタルアーカイブ等）について議論継続中。

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野村主査：それでは議題（２）委員提出意見に係る意見交換、に移る。

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瀬尾委員：先程の三省デジ懇報告でもあったが、書籍のデジタル化については、全文テキスト検索などが著作権の問題と密接。この小委員会で扱うかはともかく、この問題には迅速な対応をお願いしたい。

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松田委員：瀬尾委員の意見に同感。このまま放置すると日本のコンテンツが、グーグル、iPad、Kindleの三者の競争の中に取り込まれて、日本はプラットフォームを持たないという事態になる。３年前から見えているのに、対応が取られていない。

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

松田委員：日本がデジタル社会をきちんと構築できるかという危機、ビジネスの問題ではない。文字の文化は、その国の知的レベルにつながる。米国系の民間企業に取られていいのか。科学技術の世界でも。著作権のレベルを遙かに超えた問題と認識してもらいたい。

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

三田委員：国会図書館でアーカイブしたデジタル画像、これはテキストデータにはなっていない、単にデジカメで撮影しただけという状態。英文の場合にはＯＣＲ、読み上げが容易であるが、日本語の場合にはそれが容易ではない。

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

三田委員：最初からテキストデータのものとイメージデータのものでは、配信の方法も違うと思う。これから出るものは契約をきちんとすればいい。現状の国会図書館のアーカイブは、東京館でしか利用できず、国民全体への提供となっていない。

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

三田委員：重要になるのは、権利処理集中機構の構築。迅速適正な権利処理ができれば、現在検討中のフェアユース規定のようなものは必要なくなるのではないか？（＊この部分再現不完全）

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大寺委員：松田委員の指摘は重要。米国の圧倒に対抗しているのはフランス。日本はある程度は先導して、アジアとＥＵと連携して・・・米国を入れないと変かもしれないが、米国一国の基盤に対応する必要がある。一国レベルで収まらない問題。