すらすらわかる内部留保(笑)とたかしくん。
商品を仕入れて販売することにします。商品はリンゴにしましょう。リンゴを600万円で仕入れました。(ただいまの現金残高400万円)
2012-10-07 19:21:541年間リンゴをいっしょうけんめい売り歩きました。仕入れたリンゴは全部売れ、1,000万円で売れました。たかしくんは社長なので300万円給与をもらいました。(ただいまの現金残高1,100万円)
2012-10-07 19:25:49600万円で仕入れたリンゴを300万円の経費をかけて1,000万円で販売したので、1年間の利益は100万円です。これが内部留保です!
2012-10-07 19:27:27これは単純化された例示ですが、年間数兆円の売り上げがあり、数万人の従業員がいるような巨大企業でも、取引が複雑になるだけでまったく同じです。収益から費用を引いたものが利益であり、それが蓄積されたものが内部留保
2012-10-07 19:31:26たかしくん株式会社では、最初の元手が1,000万円しかありませんでした。1年間かけてあげた利益=内部留保もわずか100万円です。もっと商売を大きくしたいと考えたたかしくんは、お金をもっと集めるために「株式」を発行することに
2012-10-07 21:41:55魚雷ょぉーい! @freezedeer: 爆雷投下ァ!RT @sura_taro: すらすらとTL浮上!
2012-10-07 21:43:55たかしくんは、集まったお金を商売に投じます。あらたに従業員も雇い入れ、店舗も構えます。懸命に商売に励んだら、1年間で2,000万円の利益をあげることができました
2012-10-07 21:46:06おっ、この2,000万円は社長であるたかしくんのものでしょうか?いえいえ、これは株式をもらう代わりにお金を出してくれた、「株主」のものです
2012-10-07 21:47:27株主は、もっている株式の数に応じて配当金をもらうため株主総会を開きます。そこで、たかしくんを来年も社長としておくことと、500万円の配当金をもらうことを決めました
2012-10-07 21:49:13こんなことを繰り返しているうちに、たかしくん株式会社はどんどん商売に成功します。銀行からもお金を借り入れ、会社は大きくなり、従業員も数百人雇い入れました。また、株主のうちから、大金を持った方が「取締役」にいれさせろと。今までたかしくんだけだった取締役は全部で5人に
2012-10-07 21:53:05そんなうち、株式を東京証券取引所に上場することに!上場というのは、今までたかしくんの知り合いだけが持っていた株式を広く市場に流通させて、誰でも売買できるようにすること
2012-10-07 21:55:13今まで100万円出して株式を持っていた株主は、上場したら500万円で買いたいという方がいたので売却して大儲け。「こ、これがいくじっとというやつか」
2012-10-07 21:56:50@sura_taro そうそう、内部留保というのは、事業への投資機会のために配当せずに企業でキープしている概念上の資金ですよね。資本主義国いや資本制社会では。でも、共産主義では共有いや国有だから出てくる発想かと>なんとか市議
2012-10-07 21:57:27ハイパークリエイト株式会社(たかしくん株式会社ではつまらないので社名変更済み)の内部留保は、毎年、配当金を出しつつも利益の積み重ねで10億円もたまっていました
2012-10-07 21:58:5810億円という内部留保は、札束で金庫に入っているわけではありません。ハイパークリエイト株式会社の行うイノベーティブなビジネスに投じられており、現金はほんの少しだけ
2012-10-07 22:01:10