Leech教授Lecture 4日目@立教大
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英語の使用領域は拡張していて、大まかにはInner Circle, Outer Circle, Expanding Circleに分けられる。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:11:15core modalsはBrown→Frown (アメリカ英語)、LOB→FLOB(イギリス英語)両方で減少が見られる。アメリカの方が少なく、イギリスのほうがまだ数の上で保たれているためアメリカ英語が先でイギリス英語が後続していると考えられる。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:21:31(承前)2つ目は、口語化Colloquializationで、書き言葉の領域に口語が適用されることを表す。例としては、semi-modals、現在進行形、thatやゼロ形を用いた関係節、's属格の増加、反対は、受動態、wh-形の関係節の減少がある。(続く)#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:28:10(承前)3つ目は、米語化Americanizationで、例として、radio, movie, guyなどが挙げられる。一般的に、米語は変化の一番先を行き、それに他の方言が続く。(続く)
2012-10-11 15:31:17(承前)3つ目は、米語化Americanizationで、例として、radio, movie, guyなどが挙げられる。一般的に、米語は変化の一番先を行き、それに他の方言が続く。(続く)#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:33:40(承前)The mandative subjunctiveが再びイギリス英語で用いられ始めたのは口語化ではなく米語化で説明されるかもしれない。アメリカでは、msがまだ保存されており、それにイギリス英語が影響を受けた可能性がある。(続く)#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:35:31(承前)4つ目は民主化Democratizationであり、これは話者間の不平等を引き起こす可能性のある特定の用法を避ける過程である。(続く)#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:40:16(承前)例えば、命令形を用いることは力の不平等を示唆するため、それを避けるためWhy don't youやDo you want toなどのDisguised imperativesが用いられる。またheやmanは使用が控えられる。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:42:14過去にラテン語がロマンス諸語に分化したように、現在英語はEnglishからEnglishesへ変化しつつある。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:45:33英語の分化が世界のいたるところで起こる一方で、コミュニケーションのためA World Standard Englishという共通のものが考えられる。例えば、書き言葉である新聞はどこでもとても似た言語形式を維持し続けている。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:51:55では、口語ではどうだろうか?(World Spoken Standard English問題)。CNNなどでは、比較的近い英語が話されている。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:53:56口語での「標準化」はまだ萌芽状態であるが、素地は確かに醸成しつつある。単一話者による、複数方言の切り替えmultidialectismなどが考えられる。The polyglossia of Englishというキーワードが考えられる。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:56:44さっきのInner, Outer, Expandingを再解釈すると、Innerが国際標準英語、Outerが国・地域方言、Expandingがさらに細かい方言、クレオール、その他になるだろう。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 15:59:03上に少数しか話さないRP、下に差の大きな地域変異を置いた三角形の標準化モデルと円を融合させると、lampshade(円錐)上のモデルが考えられる。#リーチ氏講演最終日
2012-10-11 16:01:22本日の講演のときに、Leech教授が本日の講演と関連する本を紹介されていたので、載せておきます。