楽器やスピーカーが「共振によって大きな音が出る」というのは納得がいかない。共振で振幅が大きくなるのは入力されたエネルギーが蓄積されるからであって、定常状態では「入力=出力」なはず。
2010-07-29 19:22:40変に共振するとアクティブダンパーみたいになって音が消えてしまいそうだし、というかそれってウルフトーンだな。
2010-07-29 19:25:40@labidochromis 力学的な入力をコヒーレントな振動に変えるのが楽器で,その意味では共振によって大きな音が出ているとも言えるんじゃないかな>
2010-07-29 19:35:08@konamih コヒーレントな振動に変えるという意味ではそうですね。「大きな音」というのを増幅的なイメージで捉えると、エネルギー源なしに増幅できたら永久機関だみたいで変だけど。
2010-07-29 19:42:22弦が空気をかき混ぜて終わっちゃうはずのエネルギーで箱を振動させて、箱面が空気を効率的に振動させる。…という仕掛けですよね。 QT @konamih: 弦楽器だと弦まではエネルギーを集中させるための共振,箱は音を音楽的に変容させる仕掛けというか.
2010-07-29 19:46:09振動する弦が空気を振動させる効率は悪そうだけど、面の振動だと伝達効率が高そう。というつもりなんだけど、これって「コヒーレントな振動に変える」というのとは違うような気がするようなしないような。
2010-07-29 19:50:21@satodainu スピーカーで言うとボイスコイルだけじゃなくてコーン紙がないと、みたいな > 振動する弦が空気を振動させる効率は悪そうだけど、面の振動だと伝達効率が高そう。
2010-07-29 19:59:54弓から弦へのエネルギー伝搬は、共振ではないですね。そもそも弓は振動してないし。…って思ったら「力学的な入力をコヒーレントな振動に変える」ってのが弓弦部分の話か。そうそう、そういうことを言いたかったのです。 @konamih
2010-07-29 20:00:05そうそう、そういうことです。 QT @labidochromis: @satodainu スピーカーで言うとボイスコイルだけじゃなくてコーン紙がないと、みたいな > 振動する弦が空気を振動させる効率は悪そうだけど、面の振動だと伝達効率が高そう。
2010-07-29 20:00:46表板って、低い周波数だと魂柱を中心にバスバー側が振動して、高い周波数だとバスバーを中心に反対側が振動しそうな気もするんだけど、実際にはかなり複雑なんだろな。
2010-07-29 20:02:45いずれにしても表板のf字孔の間の部分に乗ったコマが左右に振動しつつ、それがいろんな振動モードで全体に伝播するんでしょうね。
2010-07-29 20:05:40ああ,魂柱のことはイタリア語で Anima なのか.http://www.violinshop.jp/MN/anima.html
2010-07-29 20:09:34アコースティックギターはエネルギーを音として放出してしまうので音の減衰が速いんだけれど、エレクトリックギターはかなり持続的な音が出る。
2010-07-29 20:14:26なのでそれぞれ独立した楽器としての地位を確立しているのだと思う。だからエレアコ(アコースティック的特性のエレキギター)なんて楽器もあるし。
2010-07-29 20:16:24