将棋文化検定 暗記用覚え書き 江戸時代編

将棋文化検定にヤマをはってみようという、私的な覚え書きの江戸時代編です。wikipediaの将棋関連項目からと、関西将棋会館の将棋の文化コーナーから大量引用してまとめてあります。もしかしたら写し間違いがあるかもしれません。あしからず!誰でも編集可能にしてあります。江戸時代の範囲で将棋文化検定のヤマをはりたい方はいじって頂いてかまいません。
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まるぺけ @maruX

チェスを見ながら将棋文化検定の勉強をしよう。http://t.co/Hn5Mj3g4

2012-10-15 23:06:54
まるぺけ @maruX

[復習]家元制名人の宗桂宗看ダダ被り問題から。すわこさん作の家元制名人の覚え方、宗桂いごくだいいよぱっせー(初代五代九代、一世四世八世)、宗看いさむだいみなとっせー(初代三代六代、三世七世十世)。

2012-10-15 23:13:18
まるぺけ @maruX

[復習]ちなみに、順番としては、大橋宗桂 大橋宗古 伊藤宗看 大橋宗桂 大橋宗印 大橋宗与 伊藤宗看 大橋宗桂 大橋宗英 伊藤宗看 伊藤宗印 小野五平 関根金次郎 の十三代まで。

2012-10-15 23:15:37
まるぺけ @maruX

[復習]一世初代大橋宗桂は京都の人。本因坊算砂が持っていた将棋所を1612年(慶長17年)譲り受ける。現存する最古の棋譜は1607年に宗桂と本因坊算砂と対局したもの。宗桂勝ち。最古の詰め将棋集「象戯造物」の作者。

2012-10-15 23:22:46
まるぺけ @maruX

[復習]二世名人大橋宗古は一生名人の息子。世襲により家元制が確立、大橋家、大橋分家、伊藤家が作られたのも彼から。宗古の献上詰将棋である「象戯図式」の巻末で将棋のルールが成文化された。(千日手の禁止、行き所のない駒の禁止、二歩、打歩詰め)

2012-10-15 23:29:45
まるぺけ @maruX

[復習]三世名人伊藤宗看は宗古の娘婿。在野の棋士(松本紹尊、萩野真甫、檜垣是安ら)に次々対局を申し込まれるが、いずれも勝ち越す。その中で将棋界に技術的進歩をもたらした。有名なのが是安吐血の一局。檜垣是安との一戦。献上図式は「象戯図式」(俗称、将棋駒競)

2012-10-15 23:41:17
まるぺけ @maruX

ちなみに私が作っている暗記用覚え書きはwikipediaと関西将棋会館の将棋の歴史コーナーです(大好きなコーナー)書いた人が違うので史観が異なってて面白い。http://t.co/7y0aQykn

2012-10-15 23:43:01
まるぺけ @maruX

[復習]すわこさんから出題。初代大橋宗桂に命名したという逸話があるのは織田信長。なまこ補足。桂馬の使い方が巧かったから

2012-10-15 23:47:57
まるぺけ @maruX

[復習]四世名人五代大橋宗桂。先代名人伊藤宗看の子。(大橋本家に養子に出された)献上図式は象戯手鑑。養子の大橋宗銀と伊藤家の二代宗印の子、印達が悲劇の五十七番指しを行い相次いで亡くなっている。

2012-10-15 23:51:27
まるぺけ @maruX

[復習]五世名人二代伊藤宗印。初代伊藤宗看の養子。肥前国唐津出身。長男印達が「五十七番指し」で亡くなっている。早熟の天才。五人の息子はいずれも高段者。(上より印達:五段早世。三代宗看:七世名人。八代宗桂:八段。看恕:七段。看寿:八段・贈名人)著作は「将棋勇略」「将棋精妙」

2012-10-15 23:59:38
まるぺけ @maruX

[復習]六世名人大橋宗与。大橋宗桂のひ孫。大橋分家初の名人だが、若すぎた三代伊藤宗看が襲名するまでの中継ぎ的な名人(酷い)献上図式は「将棋養真図式」

2012-10-16 00:05:58
まるぺけ @maruX

[復習]七世名人三代伊藤宗看。伊藤宗印の息子。伊藤看寿の兄。鬼宗看と呼ばれる。献上図式は「将棋無双」で弟の「将棋図巧」と並んで詰め将棋史上の傑作とされる。「囲碁、将棋家席次争い」の中心人物。跡目と目していた看寿が先に世を去ったため没して後は空位となる。

2012-10-16 00:16:57
まるぺけ @maruX

大橋宗与と比べての伊藤宗看のスーパースター☆感がすごい。あと伊藤宗印さんの息子さんたちすごい。

2012-10-16 00:18:05
まるぺけ @maruX

[復習]八世名人九代大橋宗桂。献上図式は「九代宗桂図式」(これだけ!)

2012-10-16 00:24:24
まるぺけ @maruX

[復習]九世名人大橋宗英。大橋分家二人目の名人。家元制最強の名人とされている。「近代将棋の祖」と呼ばれるほど戦術、大局観に革命をもたらした。献上図式は作っておらず、慣習は途絶えた。お城将棋に病を押して出仕、その日に没する劇的な最期をとげる。

2012-10-16 00:39:03
まるぺけ @maruX

[復習]十世名人六代伊藤宗看。江戸時代最後の名人。「荒指しの宗看」と謳われたほどの豪快な攻めを得意とする。近代将棋に通ずる数多くの新手を開発し、三人の息子を優秀な将棋指しに育て上げるが、幕府の衰退と共に将棋界も衰退し、後継者を作ることは出来ず、死後30余年空位が続く。

2012-10-16 00:50:57
まるぺけ @maruX

[復習]石田検校。江戸前期の在野の将棋指し。肥後の人。検校は盲人官位の最高位の称号。石田流の創案者と伝えられる。

2012-10-16 00:54:36
まるぺけ @maruX

[復習]十代将軍徳川家治。大の愛棋家として知られる。五代宗印、九代宗桂、二代看寿ら家元衆や将軍近習の旗本たちと数多く指した記録がある。この将軍の求めでお城将棋で家元衆と近習の対局、いわゆる「御好み」が組まれた。著作は「将棋攻格」

2012-10-16 01:01:43
まるぺけ @maruX

[復習]石本検校。江戸後期の在野の将棋指し。大橋柳雪との間に、二十一番指しの棋譜があり、天野宗歩にも平手で勝ったことがある強豪。

2012-10-16 01:04:42
まるぺけ @maruX

『俗説では宗歩に負けたときの帰り道検校が「儂が目明きならば良き勝負であるべきものを」とこぼすと、 「左様ではあるまい、ならば同じ条件にて」と宗歩に返され、 口々に指し手を言い合う「目隠し将棋」を始めたが、帰り付くまでにやはり圧倒されて脱帽したという物語も作られている。』

2012-10-16 01:04:56
まるぺけ @maruX

さっきからここから大量引用してます。http://t.co/8rQf4fk8

2012-10-16 01:05:15
まるぺけ @maruX

[復習]大橋柳雪。江戸後期の在野の将棋指し。小石川の人。大橋分家の養子となるが廃嫡となっている。病がちであった。七段ではあるが、実力は更に上と思われ、「近代将棋の祖」大橋宗英と「近代将棋の父」天野宗歩を継ぐ位置にあって今日でも高く評価されている。

2012-10-16 01:08:33
まるぺけ @maruX

柳雪さんというお名前が既に病弱な天才という感じを醸し出しているわ。でもきれいな名前。

2012-10-16 01:09:59
まるぺけ @maruX

[復習]天野宗歩。十一代大橋宗桂門下。抜群の才能で「実力十三段」「棋聖」と称えられる。「近代将棋の父」と言われるほどその棋譜や著書は後世に影響を与えたが、素行が悪く、飲む打つ買うの三拍子。宗歩の指図で賭け将棋詐欺が行われたという事実も判明している。

2012-10-16 01:14:49
まるぺけ @maruX

天野宗歩の話を聞くたびに、それはあかんで><(エセ関西弁)という気持ちになるんだけど、なんかこうこれまた典型的なモラルに欠けた破天荒な天才というか。

2012-10-16 01:16:29