【UTABL】後宮ネタまとめ・再

大崎巧実@冬眠中 @mboxtw

@UTAUmosoTL 後宮内のスタッフ三人目はラカンさん。ラカンさんは後宮内のお掃除とお洗濯の担当。 うちのラカンさんは性格がとても可愛い人でな、厳つい顔をしておきながら戦うより掃除が大好きという。 テッドさんはそのギャップが可愛くてつれてきました。

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@UTAUmosoTL 後宮内のスタッフで現在決まっているのはこの三人。 あと、外からの行商としてがくぽがやってきます。後宮から出れない姫達の為に、色々とお使いしてくれる人。 ちなみにハーレムにも出入りしてるけど、あっちは男のがくぽでは行けないので代わりにグミが参上。

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@UTAUmosoTL 兄妹揃って毎日せっせと二つの後宮にご用聞き。つかほとんどやってるのはがくぽ。グミはあんまり役に立ってないｗｗ そして弟子には勇馬がいます。 勇馬は出入りしてるうちにテッドさんに気に入られてしまって、姫入りの話も出たんだけど断りました。

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@UTAUmosoTL 王からの姫入り養成は基本的に断るのが大変なので、テッドさんに気に入られた時から勇馬はもうがくぶるしてた訳です。 相手は王様だから粗相は出来ないし、でも勇馬に同姓趣味は無いので姫になりたくないし、それ以前に仕事を辞めざるを得ないのが嫌だと。

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@UTAUmosoTL 何も言えずにぐるぐると悩んでた勇馬を見かねて、がくぽはテッドさんに「弟子を取られると困るでござる」と進言してくれました。 それのおかげもあって姫入りの話は立ち消えになり、勇馬は安心してお仕事に精を出してます。 でもテッドさんに気に入られてるのは変わらない。

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@UTAUmosoTL その他。 たまーにアジールにがちゃぽがやってきます。お目当てはレオンの料理とレラさんのお菓子。 ソラの目を盗んでは子供しか通れない抜け穴を通ってやってくる。テッドさんに見つかると叩き出されるけど、本人は至ってかくれんぼのつもり。

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@UTAUmosoTL がちゃぽに取ってテッドさんは鬼ごっこの鬼。いかに見つからずに忍び込めるか、いかに逃げられるか、というお遊び。 テッドさんも本気で追いかけないから増長してる。 けれどそれで青ざめてるのは門番のソラ。一応、自分の責任問題にも関わってくる。

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@UTAUmosoTL テッドさんは子供のする事だから、と物凄く寛容。けれど、一度だけその『悪戯』が大きな事件に発展してしまった事がありました。 それは、カイトが大事に大事にしてたマフラーをがちゃぽの所為で壊してしまった事。

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@UTAUmosoTL そのマフラーはカイトが姫入りする時にミク達兄弟が贈ってくれた大切な思い出の品だった。 だから大事に使ってて、ラカンさんも知ってるから凄く丁寧に洗濯してたんだけど、がちゃぽが悪戯して、その拍子にそのマフラーは壊れてしまったのです。

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@UTAUmosoTL それを見たカイトは当然物凄く落ち込みます。 ラカンさんががちゃぽのやった事とはいえ、油断したのは自分で、だから自分の責任ですと告げるわけだ。 カイトは責めなかった。けれど、壊れてしまったそれにやっぱりショックは隠せない。

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@UTAUmosoTL で。普段なら見逃してくれるテッドさんも、大事な大事な姫が泣いてると知って物凄く怒りました。 逃げるがちゃぽ捕まえて、折檻。さすがに本気のテッドさんから逃げられるわけもなく、怖かったがちゃぽはしばらくの間大人しくなりました。また戻るけど。

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@UTAUmosoTL で。肝心の姫の話。まず『三の姫』であるロンから。 ロンは王都出身。ぽいよと仲が良くて、昔から良く一緒につるんでた。そしてちょくちょく雀荘に入り浸ってたわけだ。城下にある、国営のギャンブル場。 ちなみにそれの持ち主はテッドさん。

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@UTAUmosoTL で、テッドさん。たまーにお忍びで遊びに来るのね。本当にただ遊ぶだけ。ロンもそこでテッドさんと出会った。 テッドさん、麻雀も弱いしカードやらせても弱いし、でロン的には絶好のカモだったわけだ。一応子供なのでチップを賭ける遊びはしてなかったけど。

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@UTAUmosoTL で。遊んでるうちにテッドさんと仲良くなっていくんだよね。 だって気持ちよく勝たせてくれる相手だから楽しかったんだよ。 けど、それが嘘だって事を知るのは、その後。カジノブースでのテッドさんを見た時。

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@UTAUmosoTL テッドさん、カジノに遊びに来てはいるんだけど、同時に監視にも来てるのね。 で。その時、ちょっとタチの悪い奴が一人、カジノで騒いでた。そんな男にテッドさんは勝負しないか？って持ちかけるんですよ。 ロンはテッドさんが弱い事を知ってで、ちょっと不安。

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@UTAUmosoTL で。ロンの予想通りに男と勝負してるテッドさんはボロ負け。上機嫌の男にロンは見てられない。でも、そこでテッドさんはにこやかに笑って最後の勝負を仕掛けるんですよ。相手はテッドさんが弱いと思ってるから乗ってくる。けれど、そこで男は身ぐるみ剥がされちゃうんですね。

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@UTAUmosoTL テッドさん、本当は弱くない。ただ『遊び』として博打やってるからわざと相手に勝たせてるだけ。つか彼はイカサマ出来るので、わざわざイカサマやって相手に勝たせてたってだけ。 その時も、気分良く勝たせるだけ勝たせて、最後にごそっと持っていく。

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@UTAUmosoTL びっくりした相手の男は今のは偶然だと勝負を仕掛けるけれど、テッドさんに叶うはずもない。んで、最後。すべて巻き上げられて『お帰り頂く』のです。 実はテッドさん、イカサマ師の間では結構有名で、誰も勝負したがらないんですね。だって見抜けないから。

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@UTAUmosoTL そしてテッドさんは多少のイカサマは見逃してくれる。ただ、損失を大きくするようなものだったり（遊びの範囲を超えている）相手を貶めるようなやり方だったりすると、にこやかに出てきて警告代わりに叩き潰す。 一応それなりの治安を守っている模様。

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@UTAUmosoTL で。そんな光景に自分は今まで『遊ばれてた』って気付いたロンは憤るわけだ。何？今まで子供扱いしてた？って。 んで、テッドさんに噛み付いちゃうんですね。馬鹿にするな！って。そんな反応が楽しくて、テッドさんロンに興味持ち始めるんです。

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@UTAUmosoTL ロンは意地っ張りな上に子供なので、突くと反応するんですよ。だからそれがどんどん楽しくなってくる。 真っ直ぐに噛み付いてくるロンが可愛くなってくる。 そうして、テッドさんはロンに言うんですよ。『姫』にならないか？って。

大崎巧実@冬眠中 @mboxtw

@UTAUmosoTL ロンと遊んでて、テッドさん楽しかったんです。だから傍においておきたくなった。 いくら王都産まれと言っても表に出てくるのは専らテトな所為でテッドの顔を知らなかったロンは初めて彼が『王』である事も知るんです。

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@UTAUmosoTL 勿論、ロンはそれを断りたかった。けれど、ロンが承諾する性格ではないとわかってたテッドさんは先手を打つのです。 ある日。ロンが家に帰ってくると、そこにはキヨテルが立っていた。そしてキヨはロンに差し出すんですよ。『姫入り』の正式な書状を。

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@UTAUmosoTL どうしてもロンが欲しかったテッドさんは、右腕であるキヨテルに『どんな手を使っても良いから連れてこい』と命じたわけです。 忠実な部下であるキヨテルは庶民であるロンが逃げられないように、とわざわざ『自分が』『公式文書』を手にやってきたわけです。

大崎巧実@冬眠中 @mboxtw

@UTAUmosoTL 王宮の紋章が入った馬車でやってくるから、近所中に知れ渡る。それに王室から正式に求婚されてはそれを断る事は事実上不可能。 『姫入り』を断る事は勿論可能。だけど、一般庶民が断るには対面や世間体諸々と物凄く悪いので、余程の事がないと出来ないのです。