
RTしたやつ>「DD」と「マジヲタ」という二面性は、先述のメディアにおける「キャラ重視」の姿勢と「物語重視」の姿勢の違いと重ねることができる。キャラ重視の場合は(中略)個々のメンバーを相対的に見るという視点になりやすく、「DD」的性質が強いヲタになる。
2012-10-17 12:28:56
RTしたやつ>逆に、物語重視のヲタは、『ASAYAN』のような、メンバー同士の争い、確執を描いたドラマを見てきたため、どうしてもメンバーの誰かに肩入れをして見る、という視点になりやすい(あるいは、モーニング娘という全体として好きという風になる)。
2012-10-17 12:30:04
DDとマジヲタのこの部分は興味深いなと思った。できたら消費への貢献とか含めて広く検証したいよね。 RTしたやつ>番組がメンバー個人の人間としてのあり方も深く掘り下げて描くことで、アイドルを人格的に尊敬する、というヲタが増えた。
2012-10-17 12:31:07
私の知ってるDDとなんか違う>「DD」の性質をまとめてみよう。アイドルを消費するというスタンスである「DD」にとってアイドルは「モノ」であるので、人格的に尊敬したり、メッセージに感動したりすることはない。(中略)アイドルはあくまで趣味なので、自分中心に楽しむ。
2012-10-17 12:10:02
ミュに関してはこういう自認ある人って超少数だと思うんだよな…少なくとも自身をミュヲタと認識してなさそう。ジャニと兼任とか、ニコ厨とか>「DD」は自己陶酔をしにコンサートに行くといってもいいほどであり、(中略)アイドルを応援することよりも自分が楽しむことが重要なのだという態度だ。
2012-10-17 13:49:17
俺の知ってるDDこれだった>その顕著な特徴は、キヲタの横の結合の強さである。Ω氏はキッズのある一人のメンバーのオタクだが、キヲタの共同体の中では他のキッズのメンバーに興味がないという態度は示せないという。他のキッズも応援しなければならない。
2012-10-17 13:18:31
俺の知ってるDD続き>例えば、キッズのあるメンバーの誕生日にはキヲタが集まって誕生会のようなことをするが、それにも参加するのである。「普通」のヲタが好きなメンバーだけを応援していればいいというのとは対照的である。
2012-10-17 13:18:59
キヲタ的な存在がマイノリティーであるってことが、さっきのDD定義の違いとかに感じた差異の原因な気がする。ミュヲタ界隈では、以下の感じがむしろ主流でしょ? >マイナー感と距離の近さが次第に失われることへの恐れもあり、「今行かなければ」という切迫した時間感覚を持つようになる。(中略)
2012-10-17 16:09:16
>(中略)キッズを絶対的な存在とし、それに基づいて規範、行動を決定するのがキヲタである。キッズが大きくなってしまうこと、メジャーになってしまうことは、キヲタの「終わり」である。その近くに迫る「終わり」の感覚がキヲタを強く結合させ、熱狂を生む。まさに、終末論的な宗教がそこにはある。
2012-10-17 16:12:00
興味深かったところをRTするけどすげー長いですごめんでもおもしろいよねこの部分 >しかし、前章で指摘したように、モーヲタは「物語消費」から「キャラ萌え」(データベース消費)へと志向を変化させてきたのであった。これは一体どういうことなのか。
2012-10-17 16:21:10
>「物語消費」においては、一つのまとまった世界として「アイドル世界」を求める行為があった。だが「アイドル世界」という確固とした物語を求める必要はあるのだろうか。アイドルに夢中になってコンサートに行く、グッズを買う、テレビを見る、というように
2012-10-17 16:21:55
>生活を埋め尽くせるなら「アイドル世界」への志向は必ずしも必要ではないだろう。すると、「アイドル世界」から規定される、というのではなく、自ら自分の行動を規定していく、つまり自分が楽しいことをやろうというような志向性が強まることになる。
2012-10-17 16:22:25
>こうしてモーヲタにおいて「DD」と言われるオタクが増えていく。ただ、オタクがアイデンティティを獲得するためには、どうしても「現実」とは独立した「虚構」に世界を作り上げる必要がある。「アイドル世界」に代わる世界を「DD」はどのように確保するのだろうか。(中略)
2012-10-17 16:22:51
>「アイドル世界」という物語の代わりに、モーヲタは「現場」において「オタク世界」をより強く構築することでアイデンティティを獲得するようになったのだ。規範的判断の帰属先として、「オタク世界」が作られる。「タンポポ祭り」も、グッズ交換会も、徹夜も、決められたルールに従ってこそ成立する
2012-10-17 16:31:12
RTのやつ>モーヲタの団結心と一般人への見せつけは、表裏一体である。異質の他者が多いほど、内部の団結と外部への反発は強まる。マイナーアイドルであるキッズのオタクに強い隔離性が見られるのはそのためである。
2012-10-17 14:37:35
へー!>「アイドル冬の時代」とは、逆に「アニメ系オタク文化」が隆盛を迎えるということだった。秋葉原が「オタク」の街となり、コミケが一般人にも広く認知される程に大規模なものとなった90年代は、アイドルの中心的な存在形態が、生身の人間から完全に虚構の世界へと移行してしまった時代なのだ
2012-10-17 10:45:35
これちょっとぶっ飛び過ぎてると思うんだけど、でも、ヲタが深刻化していく要因のひとつに、ヲタ友ができるってのは多いにあるとは思う。でもやっぱぶっ飛び過ぎだからもっと丁寧に検証すべきじゃね?
2012-10-17 14:39:51
RTのやつ>80年代のアイドルオタクに関して、稲増はアイドルがある種の「宗教」であり、集合アイデンティティの核であるとした上で、次のように述べている。「誤解を恐れずにいうなら、六十年代後半に学生運動に結集した多くの学生たちも、明確な理念やイデオロギーを奉じていたというより、
2012-10-17 15:05:29
RTのやつ>ある種の「同時代感覚」や「仲間との連帯」を求めていた部分は否定できない。その意味でも、まさしく「学生運動の縮小再生産」という表現が適切なのかもしれない。」[1993:59]
2012-10-17 15:05:34
あ、80年代ドルヲタについての「同時代感覚」や「仲間との連帯」は、さっきのドルヲタ深刻化の補足的なアレね。
2012-10-17 15:15:36
《抜粋》アイドルが神のような存在であった時代は過ぎ、普通の人間をアイドルに仕立て上げているのはメディアだと気づいたファンたちは、徹底的にアイドルを相対化し、数多くのアイドルのイベントに行っては、それぞれのアイドルを冷静に分析するという新しいファンの特徴を見せるようになる。
2012-10-17 17:07:00
前半は置いといても、後半はKポにハマった時にとりやすい行動だなと。枠から入ると何に金と時間を費やすべきか吟味するためにもこれやってた人多かったなーと懐古。
2012-10-17 17:10:59
@sizuruku あーK-Popだとそうなんですね。やっぱり国外って距離感が、良い感じに冷却させるんでしょうか? テニミュ界隈だと分析とか吟味とかスタイルだけで、盲愛な印象です。
2012-10-17 17:20:25