天狗と守矢教の関係について

山の頂上に陣取る守矢のこと、天狗はどう思ってるの?の話。自分用まとめ
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ゆきのん @3_1_ykn

ね、天魔様出しましょうよ~。大天狗様でもいいですから~。どっちか出してくれたら天狗は勢力として認知されるんですよ~。もう風神勢()とか言って山の妖怪と守矢を一まとめにするのはやめましょうよ~

2012-10-17 00:31:34

突然山の頂上に現れた守矢神社に対する天狗の対応について

ゆきのん @3_1_ykn

いきなり山の頂上に現れたかと思ったら居座って布教とか、害悪ってレベルじゃねーぞ守矢w 天狗的には紫辺りと交渉してるのか知らないけどさ、普通に考えて容認するわけないですよね。まず駆逐しにかかりますよね。いずれ痛い目を見るのは火を見るより明らかですもんね

2012-10-17 00:36:57
ゆきのん @3_1_ykn

守矢は好きだよ。ただ山の頂上に居座るってんなら話は別だぜ。自分たちの土地を奪われる危険を、天狗は鬼で経験してるわけだし。守矢の騒動に関して天狗の態度はきな臭い。というか天狗上層部は融和政策を取ったとして、平天狗は納得しないでしょ。売国奴にしか見えないわけだしね

2012-10-17 00:48:59
ゆきのん @3_1_ykn

で、山の妖怪はそんな守矢教の信者になる者が現れる。これはひとえに統治者たる天狗に不満があるってことだ不満がなく救いを求めない者は自ら新興宗教に関わろうとはしないし、まして自分たちの居場所を奪っている宗教なら著しい嫌悪感を抱くはず。今の日本を見たら大体想像つきますね

2012-10-17 00:53:45
ゆきのん @3_1_ykn

仲間意識が強い天狗は独自の社会を築きあげている、そのことに不満がある者がいる。信者を増やしたい守矢教はそういった者に取り入ろうとする。天狗としてはますます守矢が欝陶しくて仕方ない。獅子身中の虫だね。守矢は反現存体制の温床になりかねないわけだ

2012-10-17 00:57:39
ゆきのん @3_1_ykn

だったら天狗は守矢をぶっつぶそうとするんじゃないの? なんで頂上を譲り渡してんの? ホワイ? 守矢の神なんてたいして信仰ないんだからやりようはいくらでもあるでしょうに...というのが僕の感想。守矢ディスじゃなくて天狗意味不すぎわろすって話ね

2012-10-17 01:02:05
ゆきのん @3_1_ykn

昨日の天狗―守矢をいろいろと考えた結果、やはり無難なのは「不満分子のガス抜き」と「その監視」かな。ただそれにしても守矢教が山の妖怪を魅了できるわけが不明瞭だよな。新参者だし手っ取り早い布教の例「食糧配布」が天狗より手厚いとは思えないのぜ

2012-10-17 09:02:45
ゆきのん @3_1_ykn

教えが素晴らしいからってだけじゃ布教は成り立たない不満を和らげるために欲を満たすなにかがあるから宗教は存在できる。じゃあ守矢教は天狗に不満を抱く妖怪のなにを満たしてくれるんだろうか。そこがわかると山の不穏な空気の正体がはっきりする

2012-10-17 09:06:33

妖怪の山に関する基本考察

ゆきのん @3_1_ykn

妖怪の山の基本情報として。天狗はそれ自体が巨大な諜報機関であり、また防衛能力を有した独立勢力である。山で暮らす妖怪たちは天狗の傘下に加わり、高度な天狗社会を構築する礎となっている。信者それ自体は各地で各自の生活をしているという点在型の守矢勢力とは、まったく異なる形態である

2012-10-18 01:38:20
ゆきのん @3_1_ykn

天狗には広報担当(鴉)がいるがこれは表向きに過ぎず、本質のところは「記者と称して幻想郷全土の情報を一手に集めている」だ。記者とすれば情報をもっとも自然な形で大量かつ迅速に集められる。身内同士で見せ合う学級新聞というのも、曲解すれば諜報機関としての裏付けにもなる。曲解すれば、だけど

2012-10-18 01:46:09
ゆきのん @3_1_ykn

防衛力については哨戒役(白狼)を中心にきっちり組み立てられていて並の勢力では歯が立たないと思われる。そもそも天狗の地力が強いというのも大きいかな。鬼がいなくなったからといって山にはいろいろな種類の妖怪がいるし、それらを従える程度の集団としての戦闘力はあると想定されます

2012-10-18 01:50:25
ゆきのん @3_1_ykn

事務(鼻高)印刷担当(山伏)諜報と防衛に多大な影響を与えているね。事務がなければ機能せず、印刷がなければあらゆり活動に遅延が出る。有事の防衛にももちろん事務や印刷は活躍する。戦争は大臣と兵士だけがするものではなく、そのパイプとなる事務・印刷屋が要となってくる

2012-10-18 01:56:53
ゆきのん @3_1_ykn

そもそも妖怪は役割分担というものを必要としない妖怪が人間や妖精に比べて強靭で残虐で群れないからだ。それが低能でなく普通だとされている現状で、天狗が人間以上に高度な文明社会を形成して役割分担をしているというのは、非常に恐ろしい話である。おそらく幻想郷で勢力として右に出るものはない

2012-10-18 02:04:37
ゆきのん @3_1_ykn

そんな天狗社会の台座を支える妖怪たち(たとえば河童)は、天狗を上司として服従している。妖精と違い環境に必ずしも縛られない彼らが山を離れないのは、天狗に身の安全を約束してもらっているからだろう。河童は山の河川の保全を、他の者は住居たる山の保全を天狗に要求しているのだ

2012-10-18 02:11:06
ゆきのん @3_1_ykn

利害が一致しているから縄張りを守るシステムとして妖怪たちは部下になることに甘んじた天狗の集団としての比類なき強さを見越しての判断。かつて覚が山にいたということから、山を離れるのは可能であるとうかがえる。つまり天狗の力を信用しない者は現在の山にはいないはずだ

2012-10-18 02:17:22
ゆきのん @3_1_ykn

ようするに妖怪の山は「天狗かそれを支える者しかいない」わけだ。だとすれば山の頂上に守矢神社が突然現われ、しかも居座ろうものなら、妖怪の山で暮らす者たちは当然嬉しくない。それどころか山の保全が脅かされそうになっているのに動かない天狗に対して不満が起こる

2012-10-18 02:21:43

守矢神社と宗教・民族性についての考察へ

ゆきのん @3_1_ykn

では守矢神社について。これは宗教勢力的な話だけれど、信仰の対象となる聖地に密集する必要はないので、ある局地における集団力は民族的集団力よりは当然低くなる。逆に布教のシステムにより波及的に勢力は伸長していく上に、そのキャパシティには制限がない

2012-10-18 14:57:03
ゆきのん @3_1_ykn

妖怪の山だけを見れば、守矢は天狗の足元にも及ばない力しかない。一方で幻想郷全土まで見渡したとき、守矢の力は山におけるそれの数倍にもなる。目に見えない信仰によって、あらゆる垣根を超えて団結する宗教の恐ろしいところはそれだ

2012-10-18 15:00:54
ゆきのん @3_1_ykn

もっとも宗教に依存するメンバーたる人間や妖怪の数の問題があって、世界宗教的な特徴をそのまま反映できるわけではない。が、少なくとも民族宗教や地域宗教でないのは確かだろう。幻想郷における宗教に共通するのは種族や地域性に縛られないところだね

2012-10-18 15:07:31
ゆきのん @3_1_ykn

守矢教は一定まで伸長し、そこで停滞する。これは人里の人口を考察しなければわからないことだが、最大限に伸長したと仮定しても人間以上の文明社会を営む屈強な天狗集団に追いつくとは思えない。そして守矢教が幻想郷の最大宗派だとも思えない

2012-10-18 15:10:56
ゆきのん @3_1_ykn

博麗、命蓮寺に板挟みされた守矢教は、パイの取りに勝利しているのか。そのヒントは早苗にある。風祝であり布教の司令塔である早苗は信仰獲得手段として「妖怪退治」を選択した。それは博麗の手法の強奪である。にも関わらずいまだに妖怪退治は博麗の手にある早苗はまだ博麗潰しに成功していない

2012-10-18 15:15:08
ゆきのん @3_1_ykn

守矢は妖怪退治によって博麗の取り分を確かに吸収したかもしれないが、均衡点で停止する。また命蓮寺など他宗教に流出する取り分も当然あるだろう。パイそのものが限られているのだから、他の宗教から奪い取るしかないのだ。流入と流出は均衡点で安定せざるを得ない

2012-10-18 15:18:31