横浜南本牧と大阪北港の放射能汚染焼却灰処分の安全検討の差異

福島事故から一年半。その間で行政や公的機関の汚染焼却灰の最終処分に対する安全評価や実施計画はどう変化したのか、横浜と大阪を対比してみました。
0
hamaosen 対策協議会 @hamaosen

横浜市と大阪市の放射性物質を含む廃棄物最終処分に関する検討の差異についての認識をつぶやいてみます。予めご説明すると、大阪市における検討には放射性物質への対応として横浜市より多くの面で評価に値する観点が存在しますが、当会として大阪市の広域処理参加に賛同するものではありません。

2012-10-23 18:51:23
hamaosen 対策協議会 @hamaosen

まず基本的な条件の差異ですが、横浜市は域内の下水汚泥焼却灰が一時指定廃棄物とすべき8000Bq/kgを超え、現在1000Bq/kg程度あるなど、災害廃棄物の一部混焼で発生する大阪市の焼却灰に対してきわめて汚染度が高い前提となります。

2012-10-23 18:55:11
hamaosen 対策協議会 @hamaosen

①横浜市における、福島事故以降の下水汚泥処分の基本方針は昨年9月発行の「放射性物質を含む汚泥焼却灰等の処分に関する安全評価検討書」http://t.co/1EFlzWZn に基づいており、当会含む市民反対で凍結した後も見直しは行われていません。

2012-10-23 19:04:17
hamaosen 対策協議会 @hamaosen

②本検討書は、23年6月16日に国が発行した「放射性物質が検出された下水処理副産物の当面の取扱いに関する考え方」http://t.co/l3lqy3bz を受け、作成された諸情報が出そろわない時期の成果物であることに注意が必要です。本検討書内で海面埋立を容認するとしています。

2012-10-23 19:10:39
hamaosen 対策協議会 @hamaosen

③対して大阪市の北港埋立に関する検討は、一年後の24年6月5日に環境省安全評価を受けた上で、市の独自検討にて評価上OKとされた陸地埋立処分よりさらに厳しい、ゼオライト敷設工法を指針として定めています。http://t.co/G9S5eHg1

2012-10-23 19:15:12
hamaosen 対策協議会 @hamaosen

④大阪市は、関東圏より低濃度の放射能汚染であっても、陸地部分にゼオライト工法での埋立が望ましいとしています。実質海面埋立の否定と、埋立可能な汚染度について厳しい基準が現実となってきたわけです。これに対し横浜市がどのように対応するのかが、ポイントになると思われます。担当K

2012-10-23 19:20:48