ドイツ・ミステリ酒場(2012年10月23日)ツイートまとめ

2012年10月23日(火)、Live Wire Biri-Biri酒場 新宿にて開催されたドイツ・ミステリに関するトークイベント、「翻訳家・酒寄進一に聞くドイツ・ミステリーの魅力とは」(出演者:酒寄進一、マライ・メントライン、聞き手:杉江松恋)、通称「ドイツ・ミステリ酒場」の関連ツイートのまとめです。非英語圏のミステリに焦点を当てたイベントの1回目で、今後は北欧ミステリ酒場(11月6日)やフランス・ミステリ酒場が予定されているほか、ドイツ・ミステリ酒場の第二弾の企画もあるとか。 ※ツイートとリプライの関係が分かりやすいように順序を一部変更しています。 翻訳ミステリー情報サイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」で、酒寄進一さん執筆のドイツミステリ紹介コラムを読むことができます。 続きを読む
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Shinichi Sakayori @vergiss_nie
Live Wire 12.10.23(火) 翻訳家・酒寄進一に聞くドイツ・ミステリーの魅力とは(仮)http://t.co/FiWPyhfJ なんかいろいろお話することになりました。いま読んでるドイツミステリは、なんと元外科医の葬儀屋が主人公。葬儀屋ならではの切り口がどうなるか?
マライ・メントライン@職業はドイツ人 @marei_de_pon
10/23に「ドイツミステリ酒場」というイベントが開催されます。ミステリ読書界の帝王である杉江松恋さんと、「あの」酒寄進一さんが正面から組み合う! 濃すぎる! これは一体どうなるんだ? と思っていたら私も参戦することに! 乞うご期待! http://t.co/i6BaBb1P
livewire @golivewirecom
【本日開催!】LiveWire 新宿BiriBiri酒場 http://t.co/hpoEx0Dy 「ミステリー酒場〜翻訳家酒寄進一に聞くドイツ・ミステリーの魅力」NHK教育『テレビでドイツ語』超ミステリ通マライ・メントラインさんも登場!19時半〜@from41tohomania
Schün Ngash @Schunag
酒寄進一さんとマライ・メントラインさんによるドイツ大衆文学講座の様相を呈したドイツ・ミステリ酒場。海外エンタメ小説編集者として物凄く勉強になりました。まじで。
千街晶之 @sengaiakiyuki
ドイツ・ミステリ酒場から帰宅。翻訳された個々のドイツ・ミステリという「点」が、その背景や歴史の説明という「線」でつながれることで巨大な地図となった印象で、実に勉強になった。それにしても酒寄氏のパワフルな語りには圧倒された。(続く)
千街晶之 @sengaiakiyuki
(承前)ドイツ・ミステリの背景として当然ナチスの話題は出ると思ったが、それ以前の連邦国家だった時代から説き起こされるとは。第二次大戦後、すぐにナチス体制への反省があったわけではなく、領土を失ったことへの被害者意識、その下の世代によるナチス批判など、(続く)
千街晶之 @sengaiakiyuki
(承前)戦時下体制への反省とそれへの反動がシーソーのように繰り返され、その中ではミステリのような遊戯的文芸はなかなか育ちにくかったとのこと。そして、ベルリンの壁崩壊から数年間、東西両ドイツの文学者は仮想的を失ったため、作家としての勢いを削がれてしまったという。(続く)
千街晶之 @sengaiakiyuki
あ、さっきのツイート、「仮想的」ではなく「仮想敵」ですね。
千街晶之 @sengaiakiyuki
(承前)現在のドイツのミステリ流行のきっかけを作ったのはヘニング・マンケルが翻訳されたこと。ドイツには本を贈り合う文化があるが、それまでは純文学や写真集などだったのに、マンケルが流行ってからはミステリを贈り合うようになった。(続く)
千街晶之 @sengaiakiyuki
(承前)ドイツの書店では自国の小説と英米などの小説は同じ棚に置かれているのに、北欧ミステリだけは別の棚に置かれていて特別扱いなのだとか。あと、ドイツにおける朗読文化の独自の隆盛の話題が印象的だった。
杉江松恋@例大祭な37a @from41tohomania
昨日のドイツ・ミステリ酒場にいらしていただいた方に御礼申し上げます。おかげさまで盛況でした。これで「非英語圏」シリーズを続行できます。次は北欧ミステリ酒場です(11/6)。ドイツ語圏に大きな影響を与えたという北欧ミステリの魅力を柳沢由実子さんをゲストにお迎えしてたっぷりと。
杉江松恋@例大祭な37a @from41tohomania
酒寄進一さん、マライ・メントラインさんのお二人は実に的確にパスを飛ばしあってお話をしてくださった。開場前の打ち合わせの段階で「これは絶対に尺が足りない」と思ったが案の定。最後に滑り込みでネレ・ノイハウスとフォルカー・クッチャーの話題を振ったが、そこで時間切れ。
杉江松恋@例大祭な37a @from41tohomania
昨日の模様はいずれUST録画視聴の告知が出ると思うが、後日ダイジェスト版の記事もブックジャパンに掲載の予定である。ご期待を。そして、溢れてしまった話題をお届けするために、来年早々に第二弾をやろうと思っている。時期については後日発表。こちらも楽しみにしていてください。
Schün Ngash @Schunag
@from41tohomania ドイツ・ミステリ酒場、とても面白かったです。確かに時間がもっと欲しかった!なお、翻訳ミステリ編集の場に90年代末からいる者として、質疑応答の時間があったら訊きたかったことがいくつかありました。
Schün Ngash @Schunag
千街晶之さん( @sengaiakiyuki )が連投ツイートで報告しているように昨晩のドイツ・ミステリ酒場は非常に興味深く、勉強にもなるスリリングなものでした。体調不良で早めに失礼してしまったので、以下、質疑応答の時間があったら訊いてみたいな、と思っていたことなど。
Schün Ngash @Schunag
僕が仕事でフランクフルト・ブックフェアに初めて行ったのは98年。その時にフランクフルトの目抜き通りにある大書店のエンタメ小説コーナーで最も目立っていたのはアメリカのベストセラー作家の本ばかり。Stephen Kingの『Es』とか。
Schün Ngash @Schunag
【承前】酒寄さんやマライさんの報告どおり、ドイツ作家の作品と翻訳作品を日本のように分けて陳列しているようすはなかった。ミステリ書店 Die Wendeltreppe も存在。『ホワイト・ジャズ』の独訳を買いました。英語の書籍もかなり在庫してあり、英語からの翻訳書も非常に多かった。
Schün Ngash @Schunag
【承前/余談】ちなみにDie Wendeltreppeの情報はこちら: http://t.co/HirUEwJ2 
Schün Ngash @Schunag
【承前】つまり僕の印象では90年代末はまだドイツ作家によるエンタメの商業的プレゼンスはあまり高くなかった。ゼロ年代に入るとブックフェア中のスケジュールの問題で書店に寄れなくなってしまったが、アメリカの版権代理人と話していると、「ドイツと韓国は高値で版権を買う」とよく言われていた。
Schün Ngash @Schunag
【承前】版権市場で主要なプレイヤーだということは、国産小説に比べて翻訳小説のプレゼンスが大きい、ということになる。日本が主要なプレイヤーでなくなったのが、国産>翻訳になったことの反映であるように。
Schün Ngash @Schunag
【承前】ところが、「版権をたくさん買うドイツ」という話を、ここ5年ほど聞かなくなったように思う(これは個人の印象なので割り引く必要はありますが)。一方で、酒寄・マライ報告によると、現在のドイツ・ミステリは隆盛をみせているとのこと。
Schün Ngash @Schunag
【承前】となると、ゼロ年代序盤頃に、ドイツ作家の国内でのブレイクがあったのではないか、と考えられそうです。このあたりについてうかがってみたかった。それはどのように起き、何が起爆剤となったのか。
Shinichi Sakayori @vergiss_nie
@Schunag regionalkirimiと呼ばれるご当地物ミステリのブレイクがあります。それから東西ドイツの警察機構の改革全国でがほぼ完了するのがこの時期、それから数年して新しい捜査事例が蓄積されたことが作家のバックボーンをささえていると見ています。
Shinichi Sakayori @vergiss_nie
@vergiss_nie @Schunag 【承前】また1999年当たりからドイツ連邦刑事局が進化したプロファイラーを正式に設置していて、その捜査事例が蓄積されたからか、今年あたりからプロファイラーが主人公の良作ミステリがドイツでではじめています。次の流れかなと。
Shinichi Sakayori @vergiss_nie
@Schunag 【承前】プロファイラーもの、今年のぼくのベスト1はRainer Löffler:Blutsommer。従来の警察小説でおなじみの捜査手法が完全に凌駕されます。昨日話題にしたオーストリアの作家Gruberの来年発表の新作もこの流れに乗っています。
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