「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表

Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

「非英仏語圏ミステリベスト100」、結果発表はTwitterにて、 23日17時～：100位～51位を発表 23日21時～：50位～1位を発表 の予定です。101位以下の結果はその後、サイトに掲載いたします。 #非英仏語圏ミステリ

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数分遅れてしまいましたが、予告した時間になりましたので、まずは「非英仏語圏ミステリベスト100」の100位から51位までを発表いたします。 #非英仏語圏ミステリ

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「非英仏語圏ミステリベスト100」 投票者：67名 作品数：195 投票者数も挙がった作品数も、先月実施した「フランスミステリベスト100」 togetter.com/li/705918 とまったく同じでした。

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今回のATBアンケートでは、北欧5か国（スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、フィンランド）、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、イタリア、スペイン、ポルトガル、ルーマニア、ポーランド、チェコ、ウクライナ、ロシア、ハンガリー、ギリシャ、（続く）

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（続き）アルゼンチン、メキシコ、コロンビア、ウルグアイ、ペルー、チリ、ブラジル、中国、香港、台湾、韓国、タイ、トルコ、イスラエルの作品に投票がありました。

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投票があった195作品のうち、世界10か国の児童文学作家によるリレー童話『オレンジ色のねこの秘密』を除く194作品の内訳は、北欧55、ドイツ語圏51、その他88でした。北欧やドイツ語圏の作品が多くを占めるだろうと予想していたので、「その他」の健闘は意外でした。

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ちなみに「その他」88の内訳は、南欧33、その他の欧州諸国23、ラテンアメリカ18、アジア14です。今回はアフリカの作家への投票はありませんでした。もっとも、アフリカの英語作家・フランス語作家は対象外としてしまいましたので、（続く）

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（続き）今回のATBアンケートで対象になったアフリカのミステリ作家は、アフリカーンス語でミステリを書いている南アフリカのデオン・メイヤー（デオン・マイヤー）ぐらいでした。この作家は『追跡者たち』、『流血のサファリ』の邦訳があります。

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では「非英仏語圏ミステリベスト100」、100位から発表していきます。

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【100位（7ポイント／1票） 7作】前半 『踊る骸 エリカ＆パトリック事件簿』カミラ・レックバリ（スウェーデン） 『グルメ警部キュッパー』フランク・シェッツィング（ドイツ） 『謝罪代行社』ゾラン・ドヴェンカー（ドイツ） 『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム（ポーランド）

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【100位（7ポイント／1票） 7作】後半 『火葬人』ラジスラフ・フクス（チェコ） 『ペトロフカ、38』ユリアン・セミョーノフ（ソ連） 『影のドミノ・ゲーム』パコ・イグナシオ・タイボ二世（メキシコ）

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【99位（7.5ポイント／2票）】 『笑う男』ヘニング・マンケル（スウェーデン）

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【93位（8ポイント／1票） 6作】前半 『パパ、ママ、あたし』カーリン・イェルハルドセン（スウェーデン） 『カイウスはばかだ』ヘンリー・ウィンターフェルト（ドイツ） 『祖母の手帖』ミレーナ・アグス（イタリア） 『Q』ルーサー・ブリセット（イタリア）

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【93位（8ポイント／1票） 6作】後半 『枯草熱（こそうねつ）』スタニスワフ・レム（ポーランド） 『アウェイゲーム』アレクサンドラ・マリーニナ（ロシア）

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【92位（8.5ポイント／2票）】 『催眠』ラーシュ・ケプレル（スウェーデン）

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【87位（9ポイント／1～2票） 5作】前半 『スミルノ博士の日記』S・A・ドゥーゼ（スウェーデン） 『夜と灯りと』（短編集）クレメンス・マイヤー（ドイツ） 『ブラックアウト』マルク・エルスベルグ（オーストリア）

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【87位（9ポイント／1～2票） 5作】後半 『捜査』スタニスワフ・レム（ポーランド） 『最後の証人』金聖鍾［キム・ソンジョン］（韓国）

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【86位（9.5ポイント／2票）】 『ネルーダ事件』ロベルト・アンプエロ（チリ）

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【80位（10ポイント／1～2票） 6作】前半 『妖女ドレッテ』ワルター・ハーリヒ（ドイツ） 『蜘蛛女のキス』マヌエル・プイグ（アルゼンチン） 『探偵ダゴベルトの功績と冒険』or「奇妙な跡」バルドゥイン・グロラー（オーストリア）

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【80位（10ポイント／1～2票） 6作】後半 『楽園を求めた男』マヌエル・バスケス・モンタルバン（スペイン） 『顔に傷のある男』イェジィ・エディゲイ（ポーランド） 『ペンギンの憂鬱』アンドレイ・クルコフ（ウクライナ）

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短編集『探偵ダゴベルトの功績と冒険』に1票、この短編集には収録されていないダゴベルト・シリーズの短編「奇妙な跡」に1票の投票があり、企画者の判断でポイントは合算としました。

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先月の「フランスミステリベスト100」では半数強の投票者が順位をつけて投票してくださったのですが、今回は順位をつけたのは投票者の3分の1弱でした。そのため、5.5ポイント、11ポイント、16.5ポイントの作品が非常に多くなっています。

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【64位（11ポイント／2票） 16作】（1/5） 『密室』シューヴァル＆ヴァールー（スウェーデン） 『タンゴステップ』ヘニング・マンケル（スウェーデン） 『制裁』ルースルンド＆ヘルストレム（スウェーデン） 『冬の生贄』モンス・カッレントフト（スウェーデン）

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【64位（11ポイント／2票） 16作】（2/5） 『犯罪心理捜査官セバスチャン』ヨート＆ローセンフェルト（スウェーデン） 『スミラの雪の感覚』ペーター・ホゥ（デンマーク） 『スノーマン』ジョー・ネスボ（ノルウェー） 『死者の声なき声』フォルカー・クッチャー（ドイツ）

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【64位（11ポイント／2票）16作】（3/5） 『きたれ、甘き死よ』ヴォルフ・ハース（オーストリア） 『黒のクイーン』アンドレアス・グルーバー（オーストリア） 『両シチリア連隊』アレクサンダー・レルネット＝ホレーニア（オーストリア） 『判事と死刑執行人』デュレンマット（スイス）