《シンポジウム 「放射能による福島の子どもたちの健康被害」まとめ 会場文字起こし改訂版》

楽天ブログからリンクする形にした昨夜のバージョンが読みにくかったので、改めて小分けにツイートして、最後に私個人の感想を入れてまとめを作り直しました。 IWJによる録画はこちら http://www.ustream.tv/recorded/26421944
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松崎医師24 最近の医療被曝に関する発癌リスクの上昇統計では、原発労働者と同じ10ミリで3%上昇。10ミリ被曝で3%発癌リスクが上がることは、もう明らか。100ミリまで害がないということはもう言えない。

2012-10-26 17:35:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松崎医師25 被曝10ミリで1%癌死リスクが上がると言うことは、100人に1人ガンで死ぬ人が増えることになる。放置できない。 原発作業員の被曝の政府データ。250ミリ以上だと、ガンリスクは83%以上増加してることになる。

2012-10-26 17:35:25
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松崎医師26 原発近くの住民は、既に10ミリ浴びている。福島県中通りのほとんどは2年で10ミリを越える。文部科学省の少なく見積もった発表でも、既に郡山市役所、福島市役所でガンが6%くらい増える計算になる。ずっと住んでいれば、何十倍もガンのリスクは増えることになる。

2012-10-26 17:35:45
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松崎医師27 毎年2ヶ月保養に行けば、リスクは5割くらい減らせる。が、それでもガンのリスクは増えるので、移住疎開が必要。大人もやっぱり移住が必要。(松崎医師の発表 ここまで)

2012-10-26 17:36:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手聖一氏1 子ども被災者支援法の内容作りに奔走中。7月から札幌に避難移住。これからは受け入れ側に回る。これまで障害者の活動に関わってきたので、これからも障害者の受け入れとう続ける形。 6月21日「原発事故子ども被災者支援法」成立。内容作り。

2012-10-26 17:40:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏2 健康被害の最小化のためにすぐ行うべきこと① 避難基準が現行年20ミリ。これを見直さなければいけない。避難政策拡充する、避難の権利を確認させる。

2012-10-26 17:41:04
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏3 ② 汚染地域、放射能雲のルートになった人の健康診断と治療を行うこと  ③ 健康被害や健康状態変化についての「調査研究規制」を撤廃させなければならない。

2012-10-26 17:41:25
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏4 国の「健康管理調査」が福島県だけ除外されていて、実態分らない。昨年以来、「健康被害の調査に関しては福島県の了解を得ないものは行えない」ということになっている。調べることができるのは人間以外の調査だけ。蝶や鳥の調査はできるが、人の調査研究ができない。

2012-10-26 17:41:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏5 健康被害の有無に関しては、よく聞かれるけれども「よく分らない」と言わざるを得ない。家族の鼻血、自分の歯肉炎・脱毛、胸膜炎も経験した。福島に行き、戻ると疲労感が極端に出て、眠くなるという話も非常に多く聞く。

2012-10-26 17:42:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏6 放射能雲による初期被ばくを見ないといけない。 放射能雲が通ったルート。  福島市は最高1時間24マイクロシーベルトまで上がった。いわき市は線量はそれほどではないが、4回も放射能の雲が通り抜けた。

2012-10-26 17:42:24
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏7 内部被ばくは、γ線しか分らないし、放射性ヨウ素はもう分らない。 3月15日は一関方面に向かったルート、米沢山形県に向かったルート。 20日21日は関東に向かった、新潟方面に向かったルート。 これらは、おそらく多くの国民、特に子どもが吸ってしまっただろう。確認できない。

2012-10-26 17:43:08
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏8 福島の子どもばかりではなく、放射能雲が通った地域の人たちの調査が必要。

2012-10-26 17:43:22
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏9 土壌汚染と放射能被ばく。 地面に降り積もった放射性物質は、食べ物や粉塵吸入等で影響が出る。比較としてウクライナのナロジチ地区。距離も汚染も福島市に似ている。ナロジチ地区の人々の罹病率の変化。事故2年後から子どもは8倍。その後も増え続けている。

2012-10-26 17:43:40
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏10 成人の罹病率では、様々な病気が増えている。呼吸器、消化器、心臓等の病気も増えている。 子どもも色々な数字が増えている。先天性異常も増加している。「事故発生17年後の子ども」には、事故時生まれてない子どもだけなのに、病気は増え続けている。

2012-10-26 17:44:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏11 今福島の親達は、どんどん放射能の話はしにくくなっている。昨年の夏はいろいろと日常の場で放射能の話ができたのに、できにくくなっている。福島の人たちの本音は分りにくい。観光のように行って来ても、分らないはず。住んでいても隣人の考えさえも分らない。

2012-10-26 17:44:24
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏12 福島大学が福島市民に調査。98%が放射能に関して不安を持っている。食べ物の線量と産地二機をつける人が8割。線量が高い場所、これは住民は自分で割っていて、近づかない人が7割。子どもを持つ親の4割以上が「今できれば避難したい」と答えている。

2012-10-26 17:44:56
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏13 福島県の2012年3月から8月で転出超過が1万人。家族ぐるみが増加。仕事がある場所である東京、神奈川、仙台に転出している。 毎年3月は転出が多いが、今年の春、学年の変わり目に合わせて転出。子ども達は同級生に別れも言いたい、その為に今年の春に転出が一気に増えた。

2012-10-26 17:45:14
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏14「原発事故子ども被災者支援法」は全員一致で可決された。年20ミリはすぐに変えさせたいが、どうしてもグレーゾーンが生まれてしまう。

2012-10-26 17:45:35
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏15 自己決定で、つらいけれど避難するかどうかを判断しなければいけない人たちがいるので、どちらを選択しても、それを支援するということを権利として認めさせなければならない。避難する権利 済み続ける権利、故郷に戻る権利、いずれも認めさせる。

2012-10-26 17:46:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏16 もうひとつ、健康被害を防がなければならない。現在福島県に在住する者以外は、健康管理と医療を受けられない現状を変えさせなければならない。 因果関係を証明する為に数十年など待てない。 支援法の基本方針がなかなか策定が進まない、遅れている。

2012-10-26 17:47:34
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

中手氏17 支援対象地域 年1ミリを基準にして、それ以下の人も支援する仕組みを作りたい。 支援策の具体化 原発事故により生じている新たな生活ニーズ全般を、具体的なニーズを明らかにしていくなど。 支援法に関しては細かく語ると長くなるので、今日はここまで。(中手聖一氏の話 ここまで)

2012-10-26 17:47:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松村昭雄氏1 世界は福島をどう見ているか、話したい。事故時、様々な人から電話「日本が感じている危機感と世界の私達が感じている危機感は全く違う」と警告された。

2012-10-26 17:48:22
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松村氏2 ドイツの研究トップが言った「残念なことだけど、福島の事故は科学的な修復は無理。これまで人類が経験したことがない、私達には解決する方法がない」

2012-10-26 17:48:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松村氏3 自民党谷垣総裁(当時)達に電話「この事故は第二次大戦敗北とは違う。数百年かかるものだ」と言ったが、政治家は動いてくれなかった。

2012-10-26 17:49:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

松村氏5 アルバレス氏「総量ではチェルノブイリ事故の85倍。一度どれかが破局に至るとどこであろうと、人が近寄れないのだから、どれが事故を起こしても同じ。何かあったら、最低3000キロは避難が必要だ。」と

2012-10-26 17:50:07
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