【将棋】3二飛戦法の変遷―しゃもじさんの解説―

3二飛戦法の解説がわかりやすいのでまとめました。
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しゃもじ/SaN @renge_syamoji

32飛戦法ですか?渡辺ー羽生の王座戦の将棋をチェックしておいて対持久戦の感覚を掴んでおけばあとは対急戦の構えだけ覚えればいいから楽だと思います。ただ途中の変化が多くダイレクト向かい飛車みたいな変化になるところあって知識多く持ってないと大局観でつぶされそう

2012-10-27 14:43:38
しゃもじ/SaN @renge_syamoji

昔の32飛戦法76歩32飛26歩62玉25歩34歩という出だしだったで、角交換して65角に74角とあわせて43角成に47角成と捌きあって後手指せる・・・はずだった。けど糸谷ー菅井戦でそこから48飛46歩38銀57馬58飛!という手順が生まれこの変化は先手が良いとわかり廃れた

2012-10-27 14:46:22
しゃもじ/SaN @renge_syamoji

糸谷ー菅井戦の58飛が相当いい手だったんだよね。一見47歩成でダメっぽいんだけどそれは同銀と取って同馬に53飛成72玉42歩(金が左に逃げると61馬、右に逃げると32馬)が厳しくて先手勝ち。だから48飛とぶつけた時に馬と飛を交換するしかない(58とるのは同金左で形が良い。

2012-10-27 14:55:31
しゃもじ/SaN @renge_syamoji

要するに32飛戦法の旧式だと相手に十分の形で飛・馬交換を要求され・・・かつ先手だけ馬が残るっていう状況を作られるのでプロレベルだと先手が少し指しやすいって結論に落ち着いた模様。まあ実際はかなり難しくて変化に飛び込むだけの意味はあるのだがね

2012-10-27 14:57:00
しゃもじ/SaN @renge_syamoji

というわけで後手は旧式で対応するのではなく佐藤新手の42銀型で受けることになった。これは24歩と突撃すれば角交換から31金かもしくは33角で飛車ぶつけか飛車先逆襲かどちらかを狙う。急戦しないと後手は33銀や33桂馬、22飛と5筋つかずに桂ぽんや逆棒銀に出られる

2012-10-27 14:59:04
金銀桂香 @kinginkeika

FC2ブログ『素敵三間飛車』、 2手目3二飛車戦法 佐藤新手に対する2四歩 (中級~)("sutekisangen"さんより) http://t.co/M8AMUDKI 佐藤新手、4二銀型の解説(20110705、村山五段-日浦八段戦)がされています。

2012-10-27 16:25:58
しゃもじ/SaN @renge_syamoji

このへんが32飛戦法の変遷ですね。まあちょっと調べればわかると思います

2012-10-27 14:59:31