名古屋文芸創作 同時多発詩ツイート企画まとめ3
- k_escargot
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ぼくの無意識は、ぼくになにを伝えたかったのだろう。ストレートに、映像そのままのことなのだろうか。きのうの昼間に、そんな夢を見るなにかを見たり、考えたりした記憶はないのだけれど。でも、子供たちが、目をぱっちり開けていて、目が見えない子供たちであるということを(逢魔が時)#文芸空白
2012-10-28 08:07:48夢を見ているぼくにさいしょに教えず、子供たちが、杖を手にして、ゆっくりと手探りで、教室の出口に向かった姿で、目が見えなかったことをぼくに教えるという、レトリカルな夢の表現に、ぼくはいま、驚いている。ぼくの夢をつくっている無意識領域に近い自我もまたレトリカル(逢魔が時)#文芸空白
2012-10-28 08:16:31な技法をもって表現していることに。だとしたら、さいしょに、あの住所と名前を書いた紙を箱に入れさせた、あの行為はなにを意味しているのだろう。それはいま考えても謎だ。わからない。雨の骨が落ちる音がしている。きょうは夕方まで雨らしい。(逢魔が時)#文芸空白
2012-10-28 08:16:38『お迎えは来ないから ひとりで帰るよ 。大体僕にはアンチスコッチエッグ協会と影の盆栽爺と六波羅探題のポマードマスターと中指が良く曲がる人がついてる。』『それは身に余る幸せ!』『幸福!』(逢魔が時)#文芸空白
2012-10-26 20:11:51青かった空は橙を纏い、燃えるような赤へと移ろい、今、黒が支配しようとしている。同じ速度で黒に侵食されていく感情の渦の中、明日の青は見えない。それでも時間はゆるやかに継続している。(逢魔が時) #文芸空白
2012-10-28 12:54:42たれがたれだが分からなくなる。マグカップの底にはカスが沈殿して、やがてそれも発酵するだろう。振り向いた、空白がしるべとなり、わたしは(わたしたちは)葉を並べた。白骨のうつくしさ、ヒースクリフの自慰。窓を叩く手が森に誘い、冬眠の準備はすすむ。やがて萎れる為に。(逢魔が時)#文芸空白
2012-10-28 18:02:45涙の行く先が、雨の底だという。それが眩ました、がらりがらり。ソラが発光している。停車場の時間が過ぎて、故郷はかえりみることはなく。灰色が押し寄せた丘の静謐はただ。逢えなくなる間に、あう時が冷たい。それは確かに不確かなディスタンス。(逢魔が時)#文芸空白
2012-10-28 18:07:27もっと小さなモノになるはずだった それは叶わなかった この場所のせいではない 必要なのは自分が変化するという確信を持つ事 この世界には絶対はない それは一般論だ 変わっていく事に気付いて欲しい 逢魔が時 #詩 #twpoem #文芸 #文芸空白
2012-10-28 19:08:28今日も 白い服で出掛ける これは わたしの 白い喪服 暮れてゆく陽と供に 逢魔が時には 狂ってしまった 回路、他 抱え 自らを 弔って 弔って(逢魔が時) #文芸空白 http://t.co/Jirhdabi
2012-10-28 23:34:16朱く染まる螺旋階段が追いかけてくる 彼はいつも通り表情の無い表情で誰そ彼彼は誰(振り向け) 赤色ヨードを投げ付けられ螺旋階段を駆上がる/誰もいない(振り向く) (逢魔が時) #文芸空白
2012-10-29 00:00:13