備忘録 [2012/10/29] : TRPGと競技志向の相性
まだ布団から出るべき時ではない、とか寒さを良いわけにしつつ、だらだらと独り言を述べることにしよう。TRPGの遊び方のスタンスについて。
2012-10-29 05:17:34突然マジック:ザ・ギャザリングの話から始めますが、マジックの開発側が用いる大まかなプレイヤー分類として、「ティミー・ジョニー・スパイク」というものがあります。誤解を恐れずざっくり言ってしまうと、カジュアル志向、コンボ志向、競技志向といった感じです。
2012-10-29 05:31:47で、今回は「俺はTRPGでスパイクに寄りすぎる人が苦手」という話です。TRPGで競技志向? と思われるかもしれませんが、TRPG面子の中では頻繁にこの会話が行われるのではないでしょうか。「キャラクタービルドをどうすると強くなるのか?」と。
2012-10-29 05:40:49自分もまごう事なきデータマンチの部類です。先の分類で言えばジョニー寄りではあると思いますが、強いデータ自体が嫌いなわけでもありません。ですが、この命題を突き詰めてしまうと「どうしてこのデータ取らないんですか?」といったところに行き着きます。
2012-10-29 05:54:57大抵のTRPGシステムで最強を問うことは、あまり意味の無いことだと自分は思います。大抵の戦闘は二つ以上の軸を設ける(例えば物理と魔法)ことで役割分担が為され、すべての状況における最強というものは成り立ちづらいですし、成り立ってしまえばもはやゲームとして遊べるものではないでしょう。
2012-10-29 06:11:58さてやっとこさN◎VAの話に移ります。そもそもフォロー先でN◎VAでの「強さ」についての話題があったのでこの話を始めたので。一部鍵つきでの会話だったのでこれからの話が的を外している可能性もあります。
2012-10-29 06:23:31N◎VAというゲームは、個々のデータバランスはぶっちゃけ差が大きすぎて笑うくらいのレベルですが、ゲームバランス自体は割と丸く収まります。何故かと言えば、各キャラクターが「これには勝てるが、それには弱い」といったじゃんけんのごとき様相を呈しやすいシステムになっているからです。
2012-10-29 06:30:06そして、戦闘自体もやり取りするリソースの数は少なく、如何にして自らの手をうまく通すか、という戦術に寄ったものになっています。そのため、「強さ」自体は「手として出せるものならある程度なんでも良い」ので、ある程度のラインなら丸く収まる印象です。
2012-10-29 06:38:21ですが、N◎VAの遊び方は戦闘に終始するわけではもちろんありません。公式のリプレイでも示されているように、クライマックスの戦闘に登場しないことすら十分に許容されているシステムです。余談ですが、件のPCは「弱い」のか? と尋ねられたら俺は首を横に振ることでしょう。
2012-10-29 06:44:45フェイトというスタイルがあります。確かにこのスタイルは神業は他のものでも代用が利く程に効果は狭いですし、特技も特筆するほど優遇されてもいません。ですが、探偵という生き方がもたらすフレーバー、シナリオでの役割、それを背負ったPLの心意気は、特筆すべきほどに「強く」なります。
2012-10-29 06:53:20といったお話。自分が戦闘ばかりがTRPGでもねえだろ、ってなスタンスだというだけなので聴き流しくらいが推奨でしょうか。朝から携帯で長文を打つのは疲れるなあ。
2012-10-29 06:58:31