NHKラジオ第1『私も一言!夕方ニュース』「貸し出し数過去最高 これからの図書館は?」
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根本「多くの人が利用したいと思うような資料を多く用意して、利用者に提供していくスタンス。雑誌やCD/DVDを貸し出す方針に」「高齢化社会になり、ますますこうした施設とサービスへの要求が強まった」「居場所としての図書館が評価されてきている」
2012-10-31 17:23:52根本「2000年はじめくらいに、作家・書店などから批判を受けた。それがあり、もう一度図書館のポリシーを見直す動きもあった。たくさんの種類を用意するという考え方と、一つの本を多く用意するという考え方があるが、たくさんの種類を用意する方にシフトしてきていると思う」
2012-10-31 17:28:32根本「公共貸与権、ヨーロッパでは図書館で貸し出した本1冊にいくら、と著作権者に還元する仕組みのある国もある。(図書の貸し出し)著作権者の権利を侵害している側面も」
2012-10-31 17:28:42ひとまず音楽です。増崎孝司のギター演奏で『シャドウズ』。ところにより交通情報をお届けします。このあとは引き続き、夕方特集・私も一言!「貸し出し数過去最高 これからの図書館は?」。
2012-10-31 17:28:55仕事の資料を閲覧するために図書館を利用してますが、地元の図書館には必要な資料がないことが悩みです。「職場の資料室」として利用できる図書館が欲しいです。 @nhk_hitokoto
2012-10-31 17:30:18全国にある公立図書館では、それぞれの独自性を生かして、利用者の拡大や、地域に根ざした図書館のあり方を模索した様々な取り組みを行っているようです。
2012-10-31 17:31:14札幌市中央図書館では、インターネットや電子書籍を活用することによって利用者の拡大に繋げています。札幌市中央図書館情報化推進担当係長の浅野隆夫さんと電話がつながっています。
2012-10-31 17:31:48@nhk_hitokoto 二十数年前司書講習を受けていました。貸出情報の秘密保持をやかましく言われたことを思い出しました。
2012-10-31 17:32:24浅野「休刊日、開館時間を見直し。平日は夜の8時まで。大通駅に予約本の貸し出しや返却窓口を設置。駅の中にあるので便利だと思う。インターネットで貸し出し予約。予約の冊数は倍以上になっており、右肩上がりでこれからも増えていくと思います」
2012-10-31 17:36:15@nhk_hitokoto 図書館で借りた本でも、読み終わって、あるいは読んでる途中で「これは自分の手元に置いておきたい」と思ったものはネット注文で購入しています。だから出版社や著者にとって有効に働くこともあると思います。
2012-10-31 17:37:36単に失業者が増えたことも一因にはあるのではないでしょうか?現に私自身もそのひとりです。 #nhk_hitokoto #nhkam
2012-10-31 17:38:23浅野「電子書籍の実験。パソコンやタブレット端末、スマホなど。道内の出版社16社から200タイトルの書籍を電子化に提供。広報誌は創刊号から電子化」「電子書籍、いつでもどこでもというのが便利という声。返却の必要がない(期限がくると利用できなくなる)」
2012-10-31 17:40:18浅野「2年後に電子図書館を開設する。これまでどおりの貸し出しも含めて、電子書籍も扱うハイブリッド図書館をめざす」
2012-10-31 17:40:25浅野「貸し出し数は一つの指標だが、たとえば地域資料、多くの人が必要としなくても貴重な資料、これを組み合わせて」
2012-10-31 17:40:38@nhk_hitokoto 友人の小説家は「自分の本が出たら、ぜひ図書館にリクエストを入れてほしい。リクエストが多くなると図書館が購入してくれるので助かるんだ」と言っています。図書館の利用が増えることは作家や出版社にも良い面があるようです。
2012-10-31 17:41:44根本「今の書籍がどの程度電子書籍になるかというのは難しい」「地域の資料などは、商業的なものと区別した、図書館独自の電子書籍の提供がこれから課題になっていく」
2012-10-31 17:42:16根本「紙はたしかに場所を取るが、電子書籍は何か間違えると一瞬で消える、メディアが変わるといった問題もある。紙のものは紙のもので、電子書籍は電子書籍でという二重のシステムが必要」
2012-10-31 17:43:59@nhk_hitokoto 図書館で無料で借りた上に、司書の方から「ありがとうございます」と言われると申し訳ない気持ちになります。昔の貸本屋方式で1冊50円くらいでも料金をとったら良いと思います。その中からEUのように、著者に「閲読料」を払ってもらえばいいと思います。
2012-10-31 17:45:34根本「NDCによって、この巻はこの施設と分担しているところもある。しかし、図書館は総合的なものだと思う。分担の仕方を工夫すれば全体としていい蔵書が残せるのかなと思う」
2012-10-31 17:46:09根本「古文書をきちっと残して伝えるのも図書館の役割。公文書に関しては、公文書館を作るのが筋だと思うが、それは地方ではなかなか難しい。それを図書館が一部担うことになる。行政書類に関しては文書館といった施設が担当すべき」
2012-10-31 17:47:43全国各地の図書館が独自性を強めて努力していると同時に、今回の文部科学省の調査では、公立図書館の盛り上がりが示される一方で、このような報告もなされています。
2012-10-31 17:48:07図書館で働く職員の雇用形態の変化です。前の年度に比べて、常勤職員が減り、非常勤職員の割合が増えています。さらに、行政の代わりに、民間企業やNPOが管理・運用する「指定管理者制度」を導入する公立図書館が増加し、全体の10%を超えています。
2012-10-31 17:48:26これに対して日本図書館協会などからは、支所などの専門職員の長期雇用が保障されないような状況も進んでいると懸念する声も上がっています。
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