米澤穂信先生の講演会『日常の中のミステリ』レポートまとめ
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chitanda_L
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米澤さんの作品が人が死なないミステリと言われることについて、人が死なないミステリは特別なものだという意識がなかったとおっしゃっていました。例としてポーの「盗まれた手紙」を挙げられていました。
2012-11-04 19:28:48
そうそう、人が死なないミステリは特別なものだという意識がなかった、以外にミステリの初期(表現が不明)は人が死ぬことが必須とはされていなかった、とも。そこでホームズの「唇のねじれた男」を挙げられていました。
2012-11-04 19:36:30
誘拐ミステリは人が死なないことが多いが、それは日常の謎?というところで挙げられていた作品名が私にはわからなかったので補足お願いしたいです。
2012-11-04 20:28:52
なぜ日常の謎というジャンルかということについては、日常の謎というジャンルが既に成立していたから。そしてそれは北村薫「空飛ぶ馬」から、と。
2012-11-04 20:30:15
過渡期にあった日常の謎として、倉知淳「日曜の夜は出たくない」と若竹七海「僕のミステリな日常」を挙げられていました。ここで盛大なネタバレがありましたが、今は伏せます。因みに私は二冊とも読んでないです…
2012-11-04 20:32:50
日常の謎について「遠い世界のものであったミステリをぐっとこちらの世界に引き寄せる作用がある」とおっしゃっていたのが心に残りました。
2012-11-04 20:35:45
作家さんの名前をフルネーム呼び捨てでいくと初めにおっしゃっていたのですが、途中で誰だったか(すいません、誰か補足)をさん付けにしてしまい、「フルネーム呼び捨てにするって言ったんですけどね」と言った米澤さんが可愛かったです。
2012-11-04 20:38:15
お話を書き始めた原因について「宇宙戦争」を挙げられていたのはわかるのですが、ここについては私が宇宙戦争がわからないので不明です。どなたか頼みます。
2012-11-04 20:40:49
長編にすると退屈(誰の言葉か補足求む)だけれど短編なら…じゃあ短編を繋げて長編にすれば、ということから、日常の謎は連作短編と相性がいいとおっしゃっていました。
2012-11-04 20:43:39
登場人物が謎に奉仕するのか謎が登場人物に奉仕するのかということについて、謎が解けた瞬間に登場人物の屈託とかがわかるようなものが良い、といったことをおっしゃっていましたが、ここらへんはちょっとあやふやなのでどなたかお願いします。
2012-11-04 20:45:57
日常の謎においても犯意があったほうが望ましく、そうでないと解く必要がなくなる、と。その点については探偵クラブにでもしてしまえば楽だが、探偵クラブにすると日常感がなくなるとおっしゃっていました。
2012-11-04 20:48:44
どうやって謎をつくるかについて。力技タイプ→疲れる。実話→なんと!おいしいココアは米澤さん本人がやったことらしいです!よねぽ可愛い!なんで手元にココアがあるんだろうってよねぽ可愛い!
2012-11-04 20:52:14
そのひもが問題で、米澤さんが座るべき席がひもで塞がれていたのです。それを見て一言。「またぐしかないですね」確実にこっち見たと私半狂乱。
2012-11-04 20:56:22