音楽評論家・鈴木喜之さん@hardlisteningのSoundgarden新譜「King Animal」 レビューまとめ

日本でも11月14日に発売するアメリカン・へヴィロックバンド、Soundgardenの新譜レビューを、音楽評論家の鈴木善之さんがツイートしてくださっています。レコーディング時のこぼれ話も!ツイートされるたび、発言追加してゆきます。 http://www.universal-music.co.jp/soundgarden/ http://www.soundgardenworld.com/
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鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】8日目:本日は今から出かけねばならないので、とりあえずこちらをどうぞ。夜もう少し追加ツイートします。>Been Away Too Long - Later Live with.. http://t.co/0QXnfcNf

2012-11-08 10:03:47
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鈴木喜之 @hardlistening

パール・ジャム・レディオって、日本でもオンラインで聞けますかね? サウンドガーデン新作発売記念特番を11月9日にオンエアするようなんですが。 http://t.co/VjpGt2ey

2012-11-08 15:35:52
鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン『キング・アニマル』連続ツイート】8日目:歌詞について。かつて「時代が暗いのだから、歌詞が暗い内容になるのは当然だ」と語ったクリスですが、「今では色んなことについて書けるようになった。経験を積み、新しい物事から過去の話まで、年代を超えたテーマで書ける」とのこと。

2012-11-08 18:50:25
鈴木喜之 @hardlistening

「いずれにせよ、言葉は音楽から引き出されてくるもので、その曲自体が何を言っているかを聞き取るようにしないといけない。ちょっとチルアウトすれば(書くべき歌詞を)曲が教えてくれる。以前のようにあれこれテーマを探したりしなくなったが、これはいいことだと思う」クリス・コーネル

2012-11-08 18:56:02
鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』連続ツイート】9日目:パール・ジャムのドキュメンタリー映画『PJ20』を見ても分かる通り、両バンドは非常に深い関係にあるわけですが、「パール・ジャムから何か刺激を受けたりするか?」という質問に対しては、クリスは次のように答えています。>

2012-11-09 08:20:28
鈴木喜之 @hardlistening

>「地元が同じだったし、かつてはシーンを共有していたこともあった。だが2012年の現在、パール・ジャムからインスピレーションを得ようなんてことは一切ない。音楽的にも全く世界が違うし、どう関連しているかも分からない」クリス・コーネル

2012-11-09 08:21:05
鈴木喜之 @hardlistening

特に創作面に限った質問をしたつもりではなかったのですが、流れでそう受け取られたようです。そこまでの取材でPJ関連の質問が多かったりしたのでしょうか。ともあれ、「いやー彼らとは大親友さ、いつも互いに影響し合っているよ」みたいなことを言わないのが、いかにもクリスらしいと感じました。

2012-11-09 08:23:11
鈴木喜之 @hardlistening

気のいいベン・シェパードが、フォローっぽく「みんな同じ美術のクラスにいる、と俺は思うよ。ただ、彼らが描いてる絵を見て『これはいいな、俺らも描こう』とは考えない。むしろ似たような絵は描かないようにするはずさ。彼らは彼らの、俺達の得意なことをやるんだよ」と、続けて話してくれました。

2012-11-09 08:25:36
鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】リード・トラック「ビーン・アウェイ・トゥー・ロング」のビデオクリップが公開されました! まずは早速ご覧ください。:Soundgarden "Been Away Too Long" http://t.co/S52ZPuHy

2012-11-10 13:36:12
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鈴木喜之 @hardlistening

ニュー・アルバムのリリースをフォローするツアーも発表になりました。年明けから、まずは本国を廻るようです。首都ワシントンD.C.を皮切りに、NYはハマーステイン・ボールルーム2日間、2月に入って地元シアトルではパラマウント・シアター2日間、そしてLAウィルターン2日間など20公演。

2012-11-10 14:02:28
鈴木喜之 @hardlistening

来年のサウンドガーデンは、かなりツアーに精を出すと思われます。気になる来日についてはどうでしょう。あくまで予想ですが、南半球が夏になる1〜2月に豪州ツアーを組み、日本にはその前後に立ち寄るというパターンを考えると、2014年のお正月あたりがひとつのポイントかもしれません。

2012-11-10 14:09:41
鈴木喜之 @hardlistening

もしくは来年の夏場、本国やヨーロッパを優先せずに、日本のフェス関係でサプライズがあれば嬉しいのですけどね……。いずれにせよ、まずは肝心の『キング・アニマル』を盛り上げていきたいと思います。皆様よろしくお願いします。本当に気合いの入った素晴らしくカッコいいアルバムですよ!

2012-11-10 14:12:22
鈴木喜之 @hardlistening

「マジで日本には行きたいよ。一般的には、オーストラリアをツアーした後に日本に行くバンドが多いと思うんだけど、俺たちはその逆に、日本から初めて地球のそっち側をツアーすることになるんじゃないかな。まあ、いつそれができるかは現時点ではまったく見当もついてないけどね……」ベン・シェパード

2012-11-10 14:21:56
鈴木喜之 @hardlistening

ひとつ前のツイート、「日本から始めて」ですね。訂正します。

2012-11-10 16:49:04
鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】11日目:今夏、世界中で大ヒットとなった映画『アベンジャーズ』の主題歌を、サウンドガーデンが担当したことは、よく知られていると思います。その曲「Live to Rise」が『キング・アニマル』に収録されなかった理由は?>

2012-11-11 19:24:34
鈴木喜之 @hardlistening

> クリス「あの曲を入れなかったのは、単にアルバムのために作った曲ではなかったからさ」 ベン「そう、あれは映画のために作った曲だ」 クリス「最初は新作から提供できるような曲はあるだろうかとも考えたけど、やっぱりアルバム用に作った曲は、それだけのためにとっておきたいと思ったんだ」

2012-11-11 19:28:54
鈴木喜之 @hardlistening

> ベン「『キング・アニマル』の曲はこっち、それ以外のものはそっちって感じでね」 クリス「うん、"Live to Rise"はそっち側だった」

2012-11-11 19:30:28
鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】12日目:いよいよ国内盤のリリースが明後日に迫りました。フライングで明日には店頭に並ぶところもあるかもしれませんね。ライナーがんばって書きました、よろしくお願いします。

2012-11-12 16:26:15
鈴木喜之 @hardlistening

手元の資料によると、日本盤には「ワース・ドリームス」、「ブラック・サタデイ」、「バイ・クルックド・ステップス」、「ボーンズ・オブ・バーズ」以上4曲のデモ・ヴァージョンが、ボーナス・トラックとして収録される予定です。

2012-11-12 16:29:14
鈴木喜之 @hardlistening

現在はパール・ジャムのドラマーでもあるマット・キャメロンが作曲した「アイリッズ・マウス」についてのコメンタリー・ビデオ: http://t.co/YYzUZp19

2012-11-13 16:24:12
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鈴木喜之 @hardlistening

もう「2012年ベスト・アルバム」アンケートの季節か……。サウンドガーデン『キング・アニマル』は入れますよ♪

2012-11-13 21:07:56
鈴木喜之 @hardlistening

今朝のツイート消しちゃったので、あらためて一言【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】13日目:再結成ツェッペリンより、再結成サウンドガーデン。

2012-11-13 22:44:49
鈴木喜之 @hardlistening

【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』いよいよ発売!】デイヴィッド・レターマンのレイト・ショウに出演した時の映像をどうぞ。:"Been Away Too Long" - David Letterman 11/12 2012 http://t.co/rINaJxwf

2012-11-14 15:18:25
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鈴木喜之 @hardlistening

サウンドガーデンは、メンバー4人とも作曲に関わっていることからも分かる通り、フロントマンが仕切るタイプのバンドではなく、全員の高い音楽的な才能がぶつかりあうことで創造の推進力と爆発力を得てきました。ただ、解散前のアルバム『ダウン・オン・ジ・アップサイド』(前作)では、ほんの少し>

2012-11-14 15:21:05
鈴木喜之 @hardlistening

>疲れが見え始めたような印象もありました。ここで泥沼に陥らず解散を選んだところにも、彼らの性格が表れていると思いますが、それから長い年月を経て再結成したサウンドガーデンは、メンバー間の化学反応をより高度にコントロールできるようになったのではないか、と新作は感じさせてくれます。

2012-11-14 15:21:57