音楽評論家・鈴木喜之さん@hardlisteningのSoundgarden新譜「King Animal」 レビューまとめ
11月になったので、今日から国内盤リリース日まで2週間、毎日サウンドガーデンの新作『キング・アニマル』についてツイートします。まずは、グイグイくる変則グルーヴが快感のアルバム2曲目「ノンステイト・アクター」を公式サイトで聴いてください! http://t.co/ruMXqQzY
2012-11-01 12:20:33@ka_sod そうですね。ベン・シェパードは来日の可能性を問われて、震災や原発事故のことを話しはじめ、そうして語ってるうちに気持ちが高まったらしく「なんとしても日本公演をブッキングするべきだ」と言ってくれましたから、単独公演の実現に期待しましょう。
2012-11-02 11:41:39現在発売中の「ロッキング・オン」誌に、サウンドガーデンの最新インタビューがカラー6ページで掲載されてます(ディスクレビューも)。ぜひチェックしてみてください。
2012-11-02 11:52:12@hardlistening 本当ですか…!本当は震災のことで…というのは少し複雑なのですが、そうして気にかけてくれるだけでも嬉しいですね…!SGに関しては前回来日時の寒いことをよく覚えているので、日本のファンとしてはバンドに対してもう一度チャンスが欲しいというのが本音です…
2012-11-02 11:58:31サウンドガーデン新作『キング・アニマル』、すでにアルバム1曲目・2曲目が先行公開されましたが、続く3曲目「By Crooked Steps」も以下の動画でちょっと聴けます。これも、いかにも彼ららしい曲で、頭から立て続けに持ってかれますよ。 http://t.co/TeXQzz02
2012-11-02 12:09:45ちなみに「By Crooked Steps」は、メンバー全員の名がクレジットされている共作ナンバー。Music & Lyrics by Cornell/Music by Shepherd/Lyrics by Thayil/Written by Matt Cameron って複雑!
2012-11-02 12:15:46「By Crooked Steps」は、ボーナストラックとしてデモ・ヴァージョンも収録される予定です。自分もまだ聴けてないのですが、デモと完成ヴァージョンとの間で、どんな「4人の化学変化」が起こっているかも聴きどころになりそうです。
2012-11-02 12:50:18【サウンドガーデン新作ツイート】3日目:さて、4曲目「ア・サウザンド・デイズ・ビフォア」と5曲目「ブラッド・オン・ザ・ヴァリー・フロア」はともにコーネル作詞/セイル作曲のチーム。前者はキムがマンドリンとホーン・アレンジも担当。後者ではマット・キャメロンがムーグを弾いてます。
2012-11-03 11:14:10「ア・サウザンド・デイズ・ビフォア」ではアダム・キャスパーがタンブーラを演奏してますが、インド経由でビートルズを感じさせる不思議なポップ感を持った曲。一方「ブラッド・オン・ザ・ヴァリー・フロア」は、引きずるようなギター・リフを軸にしたミッドテンポのヘヴィなナンバー。
2012-11-03 11:19:53【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日ツイート】4日目:7曲目「タリー」はコーネル作詞/シェパード作曲。クリスがマンドリン、ベンはアディショナル・ギターを弾いており、ブルージーな雰囲気がグッときます。こちらで一部が聴けるようです→ http://t.co/kUYU0iCO
2012-11-04 12:24:208曲目「アトリション」は、作詞作曲ともにベン・シェパード。クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジが演ってもおかしくないような埃っぽい疾走感のあるロックンロールで、ベンとマットによるフーッフーという掛け声が気分を盛り上げます。ヘイターに関わったブッバ・デュプリーもゲストとして参加。
2012-11-04 12:29:50【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】5日目:「ボーンズ・オブ・バーズ」「ブラック・サタデイ」「ハーフウェイ・ゼア」「ワース・ドリームス」の4曲はクリス・コーネル作詞・作曲。「ボーンズ〜」は、こちらで一部が聴けます。 http://t.co/MqVPpN6c
2012-11-05 11:37:13そして「ワース・ドリームズ」は、こちらで少し聴けます。 http://t.co/Sn5H8L4C クリスのファースト・ソロ『ユーフォリア・モーニング』大好きな自分としては、「ハーフウェイ・ゼア」のような曲が入っているのは嬉しいです。
2012-11-05 11:43:38「どんな曲でも、この4人でやればサウンドガーデンになるんだ」とクリス。「ワース・ドリームズ」「ブラック・サタデイ」「ボーンズ・オブ・バーズ」は、ボーナストラックとしてデモ・ヴァージョンが収録予定ですので、聴き比べるのが楽しみですね。
2012-11-05 11:47:06あ、「ハーフウェイ・ゼア」は、こちらで少し聴けました。クリス・コーネルのソロ色が強い曲ですが、キム・セイルとベン・シェパードがコメントしてます。 http://t.co/bGTxqNPQ
2012-11-05 11:57:43【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』毎日連続ツイート】6日目:「アイリッズ・マウス」は、アルバム唯一のマット・キャメロン作曲(歌詞はクリス・コーネル)。現在はパール・ジャムにも所属しているマットですが、この曲ではマイク・マクレディがゲストでギターを弾いています。
2012-11-06 12:17:40そして、アルバムのラストを締めくくる13曲目「ローイング」は、クリス作詞・ベン作曲。タイトル通り、どんぶらこな曲調にのせて「どこに向かっているかわからない/ただ漕ぎ続けるだけ/漕ぐのは生きること/生きるのはつらい/だけど、生きてさえいれば負けじゃない」と歌う、激渋なナンバーです。
2012-11-06 12:28:27「ローイング」は、リハ中にベンが弾いていたフレーズに惹かれたクリスが、それを録音したCD-Rを持ち帰り、ループを作ってドラム・ビートをつけ、一気に完成させたとか。「そんな作業の進め方をサウンドガーデンでやったのは初めてのことだったが、おかげでユニークなサウンドになった」とクリス。
2012-11-06 12:32:56そうやって、自分のベース・ラインからクリスが仕上げてきた曲を聴かされ、ベンの方は「こいつは(アルバム制作の)調子が出てきたぞ。バンドが解散してから15年が経って、こんな曲ができるなら(この再結成ニュー・アルバムは)凄いことになる!」と実感できたそうです。
2012-11-06 12:38:56サウンドガーデン新作『キング・アニマル』連続ツイートで、ちょうど最後の曲まで触れたところで全曲試聴が始まるなんて、まるで計算したみたいですね(笑)。 http://t.co/Oht389qI http://t.co/9uF5TQXt
2012-11-06 22:22:33【サウンドガーデン新作『キング・アニマル』連続ツイート】7日目:まとめてもらった最初のツイートをした時には、公式トップで「ノンステイト・アクター」が流れてたのですが、「ビーン・アウェイ・トゥー・ロング」に戻ったので、改めて貼っておきます。 http://t.co/4c5eR8lF
2012-11-07 11:19:06「ノンステイト・アクター」とは、国家の枠組を超えて活動する人たちのこと。各種NGO団体から、犯罪組織みたいなものまで含めて広義で使われるようです。星の部分がキング・アニマル・マークになった星条旗のはためいている動画からも分かる通り、この曲の歌詞はかなり政治的な内容になっています。
2012-11-07 11:19:39「ノンステイト・アクター」の作詞は、キム・セイルもクレジットされているので、彼の意向なのかもしれません。そういえばキムは、サウンドガーデン解散後、元デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラや、元ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリッチと一緒に、WTOに反対するバンドをやっていましたね。
2012-11-07 11:24:41ビアフラ/セイル/ノヴォセリックのThe No WTO Combo。99年シアトルでWTO会議が開かれたとき、抗議ライブを行いました。WTOが提唱する貿易機構そのものが不均衡、不公平であるという主旨の抗議活動の一環。バトルインシアトルって主要誌の見出しにも当時、いっぱい出てた
2012-11-07 13:37:38このあたりがyoutubeにもあるよ。中身はビアフラ。ビアフラは誰とやってもビアフラ。かっこいいですよ。 http://t.co/BOwEVQzA http://t.co/TUr7zbcY https://t.co/tvFvdAbJ
2012-11-07 13:39:34