K5話の脚本裏話

あざの耕平さんが担当されたK5話の脚本の裏話についてまとめました。
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GoRA @GoRAproject

先週は五話でしたね。脚本は私が担当させて頂きました。自分の書いた脚本がアニメになるというのは嬉しいものですが、五話は個人的にバトルシーンが素晴らしくてもう。(グリーン)

2012-11-08 13:09:27
GoRA @GoRAproject

裏話になってしまいますが、私はアニメの脚本を書くのはこれが初めてでして、最初はバトルシーンをどのレベルまで詳細に書くものなのか、よくわからなかったのですね。で、「とりあえず好きなように書いてみて下さい」と言われたので、かなり詳細に書き込んだわけです。(グリーン)

2012-11-08 13:10:01
GoRA @GoRAproject

試しに手元の初稿脚本から改行を消して一部抜粋しますとと、「八田、スケボーを前方に投げ、同時にジャンプしてスケボーに乗る。着地の勢いをオーラが加速させ、一直線に伏見に迫る。伏見は対照的に、静かに、そっと帯刀していた剣を抜く(ただし視線は八田に固定されたまま)」(グリーン)

2012-11-08 13:13:56
GoRA @GoRAproject

「唸りを上げて直進する八田を、伏見は直前で、ふわり、とダンスのステップを踏むように躱す。伏見の真横を駆け抜ける八田。背後に回った瞬間、八田のスケボーが地面を抉りながら百八十度旋回。八田のまとうオーラが渦を巻く。轟音を響かせ、竜巻の如く立ち上がる赤いオーラの渦」(グリーン)

2012-11-08 13:14:41
GoRA @GoRAproject

「その旋回する渦の中に伏見が腕を伸ばし、剣の切っ先が柔らかく差し込まれる。同時に、伏見の眼鏡がキラーン。全身に青いオーラが現れ、次いで剣の刃に吸い込まれるように収斂される。伏見が切っ先をクイッと渦の外に捻ると、赤いオーラがごっそりえぐり取られ」とこんな感じ。(グリーン)

2012-11-08 13:16:36
GoRA @GoRAproject

いまなら(少しは)わかりますが、ぶっちゃけ脚本の文章じゃないんですよね、これw 抜粋したのは、あくまで最初に書いた初稿からの抜粋ですが、読んだ監督が呆れて笑うぐらいでしたw(グリーン)

2012-11-08 13:17:15
GoRA @GoRAproject

ところが、「あくまでイメージなので、監督の好きなようにして下さい!」って言ってたら、ほぼそのまんま再現してくれた上に、さらに細かく格好いいアクション・仕草まで追加してくれたのです。実際目にしたときは感動しました。(グリーン)

2012-11-08 13:19:40
GoRA @GoRAproject

あと、例の伏見君に関しても少しw 基本はイエローはじめ他メンバーと決めてた通りなのですが、実際(しっかりと)書くのは私が最初だったので手探り状態でした。やはり、実際書いてみるまで、キャラが見えて来ないところはありましたから。……あ、八田は最初から丸見えだったけどw(グリーン)

2012-11-08 13:21:07
GoRA @GoRAproject

ただそんな伏見も、いざ書いてみると作中のある台詞がばっちりはまってくれたようで、キャラに関しては結構すんなり全員のOKをもらえた記憶があります。どの台詞かわかるかな?(グリーン)

2012-11-08 13:21:32
GoRA @GoRAproject

とはいえ、実際にアニメーションになり、声優さんに声を入れてもらってみると、自分が書いた脚本よりも、ずいぶんすごいことになったなあと思います。テキストで完結する小説とは違う、アニメ脚本の面白いところです。あの独特の表情や口調は、文章じゃ再現できないもんw (グリーン)

2012-11-08 13:22:09
GoRA @GoRAproject

肝心のお話の方も、いよいよ折り返し地点に近づいて参りました。次の六話は、関西では今日の深夜放映! 後半はいよいよ盛り上がって参りますので、どうぞご期待下さいませ。(グリーン)

2012-11-08 13:22:26