NHK四国羅針盤「“ニッチ・トップ”に学べ」 2012年11月9日

ニーズはないと思いますが、四国の紹介。 番組紹介: 沖縄の美ら海水族館などの巨大水槽製造で世界唯一の技術を持つ会社や、画期的な高齢者向けシューズで売り上げを急増させる工場。いま、市場が狭い分野で世界一の技術やシェアを持つ四国のさまざまな中小企業=「ニッチ・トップ」が注目を集めている。金融機関や企業家たちがその経営方針を徹底研究し、経済再生やビジネス発展のために生かそうとするほどだ。ニッチ・トップ企業の強さの秘密を取材し、日本経済再生のヒントを探る。
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しまなみ @shimanamis

本日放送の四国羅針盤「“ニッチ・トップ”に学べ 」http://t.co/16lytUKo 再放送は明日11月10日(土)10:05~

2012-11-09 23:12:40
リンク t.co 放送予定・これまでの放送/四国羅針盤 | NHK松山放送局 金曜日(総合)午後7:30〜7:55 情報の鮮度・旬の現場にこだわり四国でいま最も関心が高いワンテーマに迫ります。
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四国羅針盤① SHARP、パナソニックなど苦境に立つ日本の大手製造業。しかし、四国にはオンリーワンの技術で世界に立つ企業がある。世界シェア1位の巨大水槽アクリル加工。介護用シューズ。大人用紙オムツ。どれも市場シェアの狭い「ニッチ」でトップを占める。

2012-11-09 23:13:22
しまなみ @shimanamis

四国羅針盤② 日本政策投資銀行もニッチ・トップの経営手法に注目。そのビジネスモデルを取り入れる企業家も現れている。日本経済再生のヒントを探る。

2012-11-09 23:14:07
しまなみ @shimanamis

四国羅針盤③ 四国に数多い中小企業。厳しい経営環境が続く。隙間=ニッチ、特定の分野、高い技術力、そして圧倒的なシェアを誇るニッチ・トップ。そうしたニッチ・トップは香川に38社、愛媛25社、高知20社、徳島19社。四国は全国的に見ても高い割合を示す。 

2012-11-09 23:15:10
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四国羅針盤④ 世界から注文が集まる企業。アクリル加工メーカー。 http://t.co/OpEO3bi3 従業員は80人だが、世界規模でビジネスを展開している。沖縄の美ら海博物館の巨大水槽。7500トンの海水に耐え、魚の姿が鮮明に見えると業界の話題になった。

2012-11-09 23:16:19
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四国羅針盤⑤ その秘密は独自のアクリル板接着技術。アクリル板を何層に重ねても鮮明に見通せるオンリーワンの技術を獲得。取引先は世界55か国。メーカー「南極以外の世界の大陸に(製品を)納めている」。予約は3年先まで埋まっている。

2012-11-09 23:17:13
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四国羅針盤⑥海外企業が製品の確認に訪れた。中国で計画しているドーム型水槽。他のメーカーより費用は1割ほど高くなるが、品質を重視した。顧客「品質管理と補償において世界のリーダー。この企業にしか巨大なドーム型水槽はできない」メーカー「営業活動はしていない。お客さんから引き合いが来る」

2012-11-09 23:18:44
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四国羅針盤⑦ 政策投資銀行はニッチ・トップの手法を日本経済再生に利用できないかと研究している。注目したのは共通していた経営哲学だ。政策投資銀行「身の丈経営。目先の売り上げを捨て、足元をよく見る。顧客に目を向け、改良を重ねる。そして長年にわたり事業を継続する」。

2012-11-09 23:19:42
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四国羅針盤⑧ もともとはアクリル製の水槽や屋根、照明など何でもしていた。しかしオイルショックで事業展開が裏目に。危機を乗り越えるため、創業以来続く水槽に特化した。

2012-11-09 23:20:48
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四国羅針盤⑨ メーカー「世界の潮流が有機ガラスから無機ガラス、アクリルになったときに行けると思った」。世界の水族館のトレンドを分析。大型で透明なアクリルに需要があると見て、資源を集中した。現在では世界シェアの8割を占める。

2012-11-09 23:21:42
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四国羅針盤⑩ 政策投資銀行「同じものを大量に生産するのではなく、一つ一つカスタマイズし、信頼を勝ち取りながら改良を重ね、事業を育てていく。日本経済再生の方向としてヒントになると思う」。

2012-11-09 23:22:24
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四国羅針盤⑪ 中沢孝夫・福井県立大特任教授「素晴らしいのは自社で製造した機械で、開発した技術。そしてこれからこうなるだろうという傾向を研究し、事業展開していた」

2012-11-09 23:23:25
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四国羅針盤⑫ Q四国にニッチ・トップが多い理由は?中沢氏「多分、不便だから。四国には自動車や家電のような広い裾野を持った産業がない。黙っていれば仕事がもらえるわけでもなく、大都市の消費地も遠いので、ビジネスチャンスは自分でつくらないとないといけないという土壌が育てたのではないか」

2012-11-09 23:24:27
しまなみ @shimanamis

四国羅針盤⑬ 中沢氏「どの会社も限られた経営資源。どういう可能性があるかを考える力、それが身の丈だと思う」「考える力が経営者にある。必死になって考えただろう」 Qなぜ生き残っていけた?中沢氏「よく現場を知っているということ」

2012-11-09 23:25:11
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四国羅針盤⑭ ニッチ・トップの経営戦略を学ぼうという動き。高松市の経営セミナー。四国内外から約100人の参加者。講師は十河孝男さん。高齢者用の介護グッズで次々ヒット商品を飛ばしている。従業員60人の会社で年商15億円。 http://t.co/Lk9to5u0

2012-11-09 23:26:58
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四国羅針盤⑮ 主力商品はオーダーメイドの介護シューズ。主力商品はオーダーメイドの介護シューズ。注文したシューズを試す顧客「(他の靴と)全然違う。引っ掛かりがなくなって、歩こうという気になる」片手ではける靴。左右で大きさの違う靴。オーダーメイドの技術生かし、作っている。

2012-11-09 23:28:13
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四国羅針盤⑯ もともと大手メーカーの下請けとして様々な靴を作っていたが、バブル崩壊で危機に。知人から「高齢者にとって歩きやすい靴がない」と聞き、高齢者の介護シューズなら需要もあり、手作りの技術も活かせると考えた。高齢者の声を聴き、5000円の靴を累計6000万足。

2012-11-09 23:28:54
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四国羅針盤⑰ 十河さん「お客様の声を聴き、一人一人に合った靴を提供する」。海外からも視察に来る。顧客へのお礼の手紙は全て社員の手書き。「心の交流が大事」。客から届いた手紙も大事にしている。商品開発の手掛かりが潜んでいる。手紙からニーズをくみ取り、新たなヒット商品も生まれた。

2012-11-09 23:31:40
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四国羅針盤⑱ 十河さん「やはり現場を知らないと」。十河さんのもとへ学びに来た大阪で会社を経営する男性は学びを生かし、顧客にアンケート調査を行った。寄せられた回答にはこれまで気づかなかったニーズが。手ごたえを感じている。男性「勉強で終わらせてはいけないと思っている」。

2012-11-09 23:33:55
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四国羅針盤⑲ 中沢教授「顧客一人一人の顔が見えている。情報の集め方がアナログ。これはあの会社だけが持っている情報。一次情報はアナログであって、ネットの世界にあるわけではない。顧客のニーズが細かくなっているから、それぞれに欲しいものを提供する。≪続く

2012-11-09 23:35:06
しまなみ @shimanamis

四国羅針盤⑳ 続き≫大量生産には向かない、ニッチな部分。技術開発も商品開発も自分でしなければいけない。そしてニッチでオンリーワンになる。経営者が必死で取り組んでいる」

2012-11-09 23:35:46
しまなみ @shimanamis

四国羅針盤21 中沢教授「大企業もみなニッチ・トップだった。原点はそこにある。大きければいいのではない。身の丈に合った経営をする、それが大事。ビジネスは、誰が相手で何を考えてと、具体的でなければダメ。ニッチ・トップの会社は、現場がしっかりしている」 

2012-11-09 23:36:27
しまなみ @shimanamis

四国羅針盤22 四国はニッチ・トップ企業が多く、世界に展開もしている。日本経済再生のヒントもそこにあるかもしれない。

2012-11-09 23:37:28
しまなみ @shimanamis

今治に帰って来て思ったのは、都会に比べれば遊びに行く所は断然少ないけど、やる気があれば、遊ぶところをつくるスペースは山ほどあるということ。移住考えている方は、仕事を探すだけでなく、仕事をつくるっていうのもありです。都会ではありふれてても、第1号になれる可能性あり。

2012-11-09 23:40:09