iPhoneアプリ勉強会第3回／kararemichiのターン

kuranishiseiichi @kararemichi

廣瀬「ヒントはGoogleマップでした。世界中をスクロールできる、ディスプレイの向こうに地球がある、そんな感覚をぽんっと出してきたじゃないですか。それを「この向こうに日本語がある」という感覚で捉えれば奥行きも出るなと考えました」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「iPhoneの画面は小さいのですが、その画面の使い方がまた小さいアプリが多いと思うんですね。でも、スクロールさせればいいじゃないかと。加速度もつくし、びゅんびゅんと気持ちよくいきますからね」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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脇「分業はないというお話でしたが、なぜですか？」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「正確に言えば、アプリの開発は一本につき一人ずつということです。エンジニアとしては、僕の方が腕がいいと思っています（笑）　荒野は、なにも聞かずにそれを再利用できるんですね。コードをみればわかるだろ？　という関係ですね」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「実は、物書堂に対する出資比率は完全に僕と荒野で半々なんです。普通は差をつけるものですけど。だから、いざとなったらなにも決まらない（笑）　でも、価値観、考え方が同じうちはいっしょにやります。変わったら、やめればいいんです」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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宮下「お二人の間に会話はあるんですか？」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「言葉をかわすという意味では、月に1、2回です。メールはしてますけど。物書堂がスタートしたころは、会ってたんです。お互いの家の中間が東京駅だったので、そのあたりで。ただ、こいつと話してもなぁ……という感じになってきて」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「今日の勉強会のことも、荒野はツイッター経由で知ったでしょうし、荒野が見に来るということも、僕はツイッターで知りました（笑）」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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宮下「デザインも、それぞれでやられてるんですよね？」 　廣瀬「そうです。自分のものは自分で。荒野がやってる外国語辞書アプリのアイコン、なんかかっこよくてくやしいんですけど」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「僕らは、「made by us」ということも大事にしています。自分たちで作っていますということです。そういう姿勢でいると、お客さんがやって来てくれたりするんです。いい外注先が見つけられないだけかもしれませんが」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「プログラマー、開発者は一般的に閉ざされてますよね。ゲームのプロデューサーだったらインタビューに出たりもしますが、それくらいですよね。以前の会社でユーザーサポートの人が休んだ時なんかは、電話に出るのが楽しかったりしました」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「made by usということは、言い換えれば当事者意識ということだとも思うんです。以前の会社が傾いたのも、経営的なミスもあったかもしれませんが、全員が当事者意識を持ち得なかったことが原因だと思います」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「今は、当事者として、責任を持って、リスクをとってやっています。これが緊張感を生みますし、もう、他のやり方は考えられないですね。なので、物書堂では受託開発は絶対にやらないんです」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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村井「UI（ユーザー・インターフェイス）の部分で、ここだけは絶対にゆずれないというポイントはありますか？」 　廣瀬「そんなにこだわりはないです。自分で使って使いにくいというものは、絶対に作りません」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「なので、僕と違う感覚の人は使いにくいかもしれません。ただ、なにかの傾向に偏るのではなく、普通の感覚で、常にニュートラルな感覚で作るようにしています」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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宮下「ニュートラルということは、逆に基準がないとなり得ない状態だと思うのですが」　廣瀬「自分がニュートラルだと信じています。典型的なB型の一人っ子ですね（笑）　受け入れていただいているうちは、まちがってはいないんじゃないでしょうか」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「意識していることは、Appleが開発者に提供しているドキュメントをよく読んで理解していることです。WWDCで、実際にAppleのスタッフと直接話すこともできますし」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「彼らは、僕らと話すよりも開発の作業をしていた方がはるかに稼ぐと思うのですが、Appleはちゃんとそういう場を提供して、情報を開示しています。だから、それに従って普通に作れば、それだけできちんとしたものになるんです」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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村井「アプリの開発をしていて、苦労したこと、困ったことはありませんか？」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「苦労というほどのことはないですね。開発中のアプリが動かないには日常茶飯事ですし。それがだんだん動くようになって、そこまでの過程が表に出ないような段階になってリリースしますから、（苦労したということは）覚えてないんですよね」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「逆にうれしいことといえば、アプリを「いいですね」とホメていただくとすごううれしいです。また、困ったらAppleのドキュメントを読んだり、先ほどのHuman Interfaceを読んだりします」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「Human Interfaceに書いてあったのですが、ディズニーのアニメはすばらしいと。気が狂うほどのベテランスタッフのクオリティチェックを通ってくるからだというんですね。うちも物書堂のクオリティを大切にしていきたいと思います」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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宮下「旅行に行って気分転換とかしないんですか？」　廣瀬「やらないと終わらないからね（笑）　アプリの開発がびしっと終わった時に、大きな開放感を感じるので、旅行に行って気分転換というようなことはしないですね」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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村井「これはものすごく期待されていると思うのですが、大辞林のiPad対応はいつごろでしょうか？」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会

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廣瀬「まず、iOS4に対応しないと。ものすごいプレッシャーは感じています。重圧はすごいですね。iPadなんて、出なければよかったのにと思うくらい（笑）」 #AppBank iPhoneアプリ勉強会