パプアニューギニアのお人柄

いろんな生き方がありますね。 環境が人格にどれほどの影響を及ぼすかを示した面白いお話です。
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神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

今日はパプアニューギニアでPTをやっていた先生から衝撃的な話を伺った。それはお国柄の違い。約束が守られない。嘘は当たり前。先の予定など立てない。働かなくてもいい。目標なんてナンノコッチャという世界。続く

2012-11-10 17:00:52
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

しかしながら、今上げたことはPT側(日本人側)からの視点であって、当の本人は約束という概念がないし、嘘とも思ってない。働かなくても椰子の木の下にいれば生きていける。家がなくたって暖かいから死にはしない。明日の心配なんていらない。

2012-11-10 17:03:37
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

パプアの人に普段何やってるのと聞けば「座ってる」と。そして本当に海辺でずっと何もしないで座ってる、というのが大方の国民性らしい。日本人には信じられない感覚だ。

2012-11-10 17:05:27
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

何がそうさせるのか?決定的な要因は温暖な気候。1年中暖かく凍えることはない気候。椰子の木の下にいれば栄養価の高い椰子の実があり、海に行けば魚がいる。雨さえしのげれば生きていけるのだ。働かなくても生きることを完全に保証された環境がそこにある。

2012-11-10 17:08:53
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

冬を越さなくてはいけない、食料を蓄えなくてはいけない、来年のために種を残しておかなくてはいけない日本とは大違いなのだ。

2012-11-10 17:09:59
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

そこから言えることは、人格を形成する際に重要なファクターは環境そのものであるということ。生きることが保証されれば先を考えて頑張るということは必要がない。結果的に計画、約束、信頼という概念すら存在しないということだろう。

2012-11-10 17:13:36
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

嘘も受け手がそう思っているだけで当の本人にしてみれば、その時そう思っているだけの話で本人の中では嘘じゃない。先のことも考えなければ過去との一貫性なんてものもない。つまりパプアの方々は今を生きる人種の典型なのだ。

2012-11-10 17:19:11
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

良く言えば後腐れなく、裏表もないからある意味付き合いやすい人。でも何しでかすかわからないことは割り切る必要があるね。

2012-11-10 17:21:35
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

だからリハビリで目標といった時、彼らにそんなのは必要ない。目標というのは厳しい自然環境と戦ってきた人たちの概念なのだから。何かする時のお助けグッズがあればそれでいい。努力なんてしない。頑張る必要がないのだ。

2012-11-10 17:25:29
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

環境が人格に与える影響がここまで明らかだとわかりやすいね。ということは日本の中でも気候が違うことで地域柄、県民性というものが出てくるのはむしろ当然の帰結。

2012-11-10 17:27:25
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

パプアニューギニアは発展途上国というのは我々先進国の視点でしかないのだ。彼らにとってみれば、発展完了国。発展する必要もないし、発展という発想もない。毎日ハッピー。

2012-11-10 17:36:24
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

ぷち文化人類学的ツイートでした。面白いなぁ。働きたくない方、自由をこよなく求める方は是非パプアニューギニアへ!着の身着のまま行って死ぬまで永住できるそうです。いろんな生き方がありますよ。

2012-11-10 17:32:44
神保 洋平@神奈川県OT士会教育部理事 @Jimbei_papa

面白かったのは、脊損の受傷因子に椰子の実落下、若しくは椰子の木からの転落が多いそうな。笑い事ではないのだがコントみたいで笑っちゃう。

2012-11-10 17:39:01