まどかマギカについて、決断主義論の続き、日常系との関連など
- WATERMAN1996
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まどかマギカにおけるシナリオの悪さ問題って、本編が最後の一回であり最良の一回であるという認識に囚われているからそう感じるんじゃないかなあ。
2012-11-10 21:03:04@WATERMAN1996 実際、明らかに本編はバッドエンドへ向かっていたわけで、それはほむらがいざとなればまたこの時間軸をチャラにして、と考えていたことからも明らか。普通の物語だと下手を打ち続けるパターンはありえないもんね。
2012-11-10 21:28:53@WATERMAN1996 物語を通じて苦しんで死んでばかりで、普通のアニメだとマイナス2あればプラス3あるみたいな感じで、全体としてプラスに持って行こうとするのだけど、まどマギはプラスがないから一層なんで上手くやらないんだよという感覚を持ってしまうわけね。
2012-11-10 22:23:15@WATERMAN1996 設定とか状況とかを絶望的なモノで作り上げた割りに、物語やキャラがそれを打開するようには作られてないんですよね>まどマギ なんか「池に猫を沈めたら溺れて死んじゃいました」ってのをショーとして見せられた感じでした
2012-11-10 22:39:55@Beezus7 むしろ、それを描くのが目的だったんだと思うんです。お約束を外していく物語構造は旧エヴァとも似ているんですが、旧エヴァはボタンの掛け違えを直すことで新劇になったわけですが、まどマギはボタンをきちんとはめてもこんな有様というのが違いとしてありますね。
2012-11-10 22:49:34@WATERMAN1996 エヴァはほとんど見てないので分からないのですが、「打開しうる状況なのに打開出来なかった」を描くならともかく、ガチガチに設定とか固めて「やっぱり打開出来ないよね」でキャラクターを死なすのは悪趣味だなぁ、と感想を持ったわけです
2012-11-10 23:03:59@Beezus7 私は逆に、物語中で「物語のお約束ってそういうものだろ」と希望を述べるメタ的ドラマがツボにはまりました。あの子たちが「こんなのおかしいよ」と言うのは全て空想の魔法少女観であって、残念、現実は厳しかったとひっくり返されるのが妙にリアルなんですよ。
2012-11-10 23:22:58@WATERMAN1996 個人的に「まどマギ」は「ダイバージェンス・イヴ」シリーズというアニメと構造やオチが似ていると思うのですが、そっちはそういう意味では最初から最後まで「現実」に居ましたねー。対比の意味も込めて、機会があったら見てみてください。
2012-11-10 23:33:21@WATERMAN1996 某所で既に分析されていたけど、マミは古典的悲劇(望みを手に入れた瞬間に死ぬ)、さやかは青春劇(失恋による死)、杏子はハードボイルド(死に場所探し)、ほむらは偲ぶ愛(死の間際に思いが通じる)のスタイルを持つ。
2012-11-10 22:11:44@aramaki04 まどマギの問題点はまさにその「まどかの物語」の弱さに起因するのですよ。屋台骨になりきれてないのです。本来なら、まどかとそれ以外の関係の描写を増やしてまどかを全体の中心軸に据える必要があるのですが、その部分の弱さが全体を眺めた時に視点のブレになるんです。
2012-11-10 22:45:59う~ん 過去のまどかの願いは中心軸になりそうな力が無さそうだし(やったら物語にさらに軸が無くなりそう)あれ以外が想像できません。来年の映画にまどかが主人公らしく活躍することを期待してます@WATERMAN1996まどマギの問題点はまさにその「まどかの物語」の弱さに起因するのですよ
2012-11-10 22:55:01