#twnovel 夕飯を食べていると地上げ屋がやってきた。「うりぁー」「キャー」楽しい夕食が台無しに。そこへパーカーを着た少女がやってきた。魔法の呪文と共にステッキを振り回すとみんながニコニコになった。少女はフードを被って消えていった。#twremix 【フード理論】
2012-11-11 17:03:03最近なんだか物忘れが激しいんじゃ。いつご飯を食べたかも、どこに眼鏡を置いたかも判然とせん。何か原因があったはずなんじゃが、はて、なんだったか…。眼鏡、眼鏡…おや、こんなとこに金平糖が、どれ1ついただこうかね。 @1_dark #twremix #twnovel
2012-11-10 23:35:30@1_dark 「ゴクン…ん?今甘いものを食べていたような気がしたんじゃが…気のせいかね?…わたしがじじいかばばあかわからんとな?ははは、そんなの簡た…はて、どっちだったかねぇ」
2012-11-10 23:50:03お節介なオシドリが、純桜飴を持ってやってきた。昔の恋を忘れたい?それなら新しい恋をすることだよ。そう言って純桜飴をくれる。でも飴を食べても恋はできなかった。オシドリが言うには、諦めてない人には効かないんだって。だから諦めないでって、ホントお節介。@1_dark #twremix
2012-11-10 23:41:47純桜飴に含まれる恋愛成分は常に不足しているので大歓迎でっす!RT @ce1039 @1_dark お菓子が出てくれば所構わず純桜飴に変えてしまう純桜です。
2012-11-11 00:00:44私は毎日告白する。「好きです」「僕も」。そして金平糖を二人で食べて、心が通じたことを忘れてしまう。繰りかえす片想い。恋愛の一番おいしい所を何度も味わう。もしもいつか、お互い違う人を好きになっても、気づかずに傷つかずに、それぞれの恋を生きていく。@1_dark #twremix
2012-11-11 07:52:38@1_dark #twremix おしゃべり雀達が、金平糖を持ってまた遊びに来た。いっぱい楽しい話を教えてくれるけど、なぜだか覚えられないんだよねと話したら、雀たちはくすくす笑い、前にも言ったけどその金平糖は脳細胞を破壊する薬なんだよと、食べ始めてから一週間後に教えてくれた。
2012-11-11 09:59:20金平糖を口へ運ぼうとして落としてしまう。テーブルの下を探した。ゴミだらけだ。掃除機を出そうと押入れを開ける。布団が目に入る。今日はいいお天気なので、ベランダに布団を干しにあがる。青空を見上げた。飛行機が空を飛んでいる。あ…旅行の出発日、昨日だった。@1_dark #twremix
2012-11-11 18:30:57
#twnovel 海のどこかに歌う水晶が沈んでいて、ずっと終わらない歌を歌っている。人間は歌の意味をもう忘れてしまったけれど、水晶は差別することなく、すべての命に向かって歌い続けている。あなたが時々さざ波の響きが懐かしくなるのは、その大事な意味を思い出そうとしているからだ。
2012-11-10 23:03:18海の何処かから聞こえてくる歌声に、人間は惹かれてしまうと言う。さざ波に紛れて聞こえる歌声の、純粋な歌声を求めて一人、また一人と海に沈む。ただ歌声だけ求める人々を、水晶は平等に、海の奥底へ、死へと招くのだ。そしてまた一人、海に沈んだ。 @1_dark #twremix
2012-11-10 23:13:59海のどこかに歌う人魚が縛られていて、ずっと終わらない歌を歌ってる。人間の男に恋をした罪で、一生そこに縛られたまま。近くを通る時は気を付けて。男ならいいけど、女なら睨んで襲おうとするから。だって彼女に呪いを掛けたのは、同じ男に恋をした人間の女だから。@1_dark #twremix
2012-11-10 23:50:06