心の発達と噛みつきの話
- marimari7192
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【なぜ噛みつくのか?】10カ月頃…歯の生え始めでかゆく、そこにあった友達の手を噛んでしまう/1歳前半…言葉の未発達(感情を言葉で伝えられない)ために噛んでしまう/1歳後半…友達とかかわりを持ちたいがために噛んでしまう。
2012-11-12 12:22:23【噛みつきの理由・まとめ】1歳半頃からは自我が芽生え、少しずつ自分の思いを表現し始めるものの、言葉が未発達であるためうまく表現できない。同時に、友達に関心を持ち始める時期でもあることから「うまく表現できない。でも、かかわりたい」ために噛みつきが起こる。
2012-11-12 12:25:17【噛みつきを防ぐには?①】トラブルになりそうな場面はある程度予測がつくので、側にいて未然に止められるようにする/日中に外あそびなどで思い切り自分の要求を発散させ満足できるようにする/集団で遊んでいる時は、個々の遊びが重なり合わないようにスペース・おもちゃの数を配慮する
2012-11-12 12:29:32【噛みつきを防ぐには?②】自分の思いをうまく表現できない子どもの気持ちを代弁し、子どもが話そうとする気持ちを育てていく/少人数の子どもの輪に大人が入り、子ども同士のやりとりをつなぐ
2012-11-12 12:31:23【もし噛んでしまったら?①】噛んでしまった子どもには、必ず理由がある。大人がその理由をきちんと探り、子どもの気持ちに共感してあげること。こうすることで、自ら立ち直っていけたり、周りに目を向けられるようになっていく。その際、相手が痛いということをしっかりと知らせるといい。
2012-11-12 12:33:41【もし噛んでしまったら②】AちゃんがBちゃんに噛みついた場合。 1「Aはくまちゃんが欲しかったんだよね。貸してって言ったの?」 2「やだってBちゃん言ったの?」 3「Bちゃんも欲しいんだって。噛んだら痛いよね?」 4「ほら、痛い!痛い!って泣いてるよ。かわいそうだね」
2012-11-12 12:36:56【まとめ】子どもは“遊び”を通して発達していく。しかし、その遊びが主体的なものでなければ、子ども自身のものになっていかない。さまざまな生活体験こそが大きな力となる。子どもの心に寄り添いながら、「共育て・共育ち」をしていこう。
2012-11-12 12:52:09