赤座のカブトムシ

提供:赤座のカブトムシ
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あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

カブトムシ等、甲虫及び魚介類の輸入販売業「赤座のカブトムシ」

2012-11-12 10:57:20
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

有限会社 赤座のカブトムシは、甲虫及び魚介類の輸入販売事業を展開。 代表者 赤座おじさん(代表取締役社長)、資本金 1000ベル、売上額 60万ベル(2012年11月現在)、従業員数 2名(2012年)

2012-11-12 11:04:12
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

妻と2人でこの仕事を始めた時は、右も左も分からぬ南の島で、まずは言葉を覚える事から始まった。甲虫の生態も分からず、収穫が無い日も続き、島民からパパイヤの根を分けてもらい、それを煮込んだものを妻と2人分け合って食べた。無性に日本が懐かしくなり、何度も帰りたいと思った。

2012-11-12 11:11:40
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

「何より難儀だったのは、この仕事を始めた当初、妻は虫が苦手でね。素手で触れなかったんだよ」 創業者であり、現「赤座のカブトムシ」代表取締役を務める赤座おじさんは笑う。

2012-11-12 11:14:45
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

日本に居た頃、赤ん坊の肌みたいに柔らかく傷ひとつなかった妻の手が、日に日に傷だらけになり荒れて行くのが何より辛かったと赤座さんは言う。そんな赤座さんを、この傷ひとつひとつが貴方との思い出よ、と妻・あかりさんは励ましたそうだ。

2012-11-12 11:21:01
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

妻あかりさんは当時13歳、日本ならまだ義務教育課程にある年端もいかない少女だった。島の言葉や文化はおろか、人生の辛酸もまだ知らない彼女は、それでも気丈に夫を支えた。

2012-11-12 11:23:45
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

「言葉や文化は暮らしていればいつか身に付くけれど、友達が居なかったのが一番つらかったかな。だからおじさんは人生のパートナーでもあり、たった1人の友達でもあったの」 アヤム・べトゥトゥ(島の伝統料理)の煮込み具合を確かめながら、あかりさんは笑う。

2012-11-12 11:29:00
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

そんなあかりさんの支えもあってか、2012年秋頃から事業は軌道に乗り、2012年11月現在、赤座さんは島の納税額トップ3に名を連ねるまでになった。

2012-11-12 11:33:12
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

現在、赤座さん夫妻は日本に戻り、うすしお村の公共事業に着手。私財を投げうち、村の発展に心血を注いでいる。

2012-11-12 11:37:13
あかりちゃん大好きbot @hitohakkarin

なんか本当の実業家の人からフォローされたりして怖い

2012-11-12 11:41:26