憲政記念館特別展「昭和、その動乱の時代」見学記

衆議院憲政記念館で11月30日(金)まで、「昭和、その動乱の時代 -議会政治の危機から再生へ- 特別展」が開催されています。原田伸一さんが素晴らしい見学記を書いてくださったので、私も向かって、見学記を書かせていただきました。他のかたがたの見学記も発見次第追加したいと思います。もし見学記をお見かけの際は、「編集可」にしますので、よろしければ追加をお願いいたします。http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/kensei/kensei-tokubetsuH24.htm
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笑っちゃうぜ!! @24mizushima

本物の日本近現代史専攻なら、国立国会図書館の憲政資料室で今回展示してある史料原典は観ているのですが、私は刊行物しか観なかったもので…。お恥ずかしい限りです。ですから史料原典(『○○日記』など)を観ることができてよかったです。そればかり観ておりました。

2012-11-16 21:56:33
笑っちゃうぜ!! @24mizushima

戦前の政治家や軍人は日記を書いているわけですが、私的な日記なので文字が達筆です。それが読めなければ日本近現代史研究失格なのですが、大変申し訳なく…。しかし、原田熊雄は原稿用紙に美しい楷書体で書いてましたねえ。倉富勇三郎はミミズの這ったような字、あの字で数十年日記を書いたのか…。

2012-11-16 22:00:19
笑っちゃうぜ!! @24mizushima

「何に書いたのか」にも興味がありました。牧野伸顕は今の「お絵かき帳」のような無地の少ない紙束に書いています。尾崎行雄と鳩山一郎と浜口雄幸は同じ日記帳を使っています(国会から支給されたもの?)。斉藤隆雄は明治大正期は分厚い皮表紙の日記帳を、昭和期は大学ノートを使っています。

2012-11-16 22:05:42
笑っちゃうぜ!! @24mizushima

真崎甚三郎は縦の罫線が引かれた紙束に太い万年筆で書いています。木戸幸一は毎年同じ日記帳を使っていたようです。どの人も字列が曲がったりせず、整然と文字を書いています。しかし演説草稿とか報告書原案などのトラフトは鉛筆書きで字を線で消して書き込みを横に入れたりで、まあ読みづらい。

2012-11-16 22:11:57
笑っちゃうぜ!! @24mizushima

斉藤隆夫の選挙ポスターは興味を引きました。赤基調で、「斉藤隆夫」ならぬ「サイトウ」にご投票ください、とあります。翼賛選挙の非推薦候補の推薦状の名前の横に、ハングル文字が書いてありました。なるほど日本領の朝鮮人も有権者になりえたのか、と少し驚きました。

2012-11-16 22:15:47
笑っちゃうぜ!! @24mizushima

修学旅行の小学生が国会見学ついでかこの特別展に来ていました。ならば小学生のための特別展示をやってほしかった。今回の内容では難しすぎてわからなかったと思います。展示説明にふりがなも振っていません。早期からの日本近現代史教育が重要となっています。もっと工夫したほうがいいと思います。

2012-11-16 22:19:46