ガーラ菅原の全曲解説Vol.2 「菅原龍平SONGBOOK」
ドラムをタネあかしすると、キックは打ち込み。ライドシンバルとスネアを録音するという段でどうしてもスタジオにスティックが見当たらなかったのでライドはペンで、スネアは手で叩いてます。
2012-12-30 10:20:06ギリギリまでタイトルを「ろくでなしBLUES」にしようと思ってましたけど、「田舎ガール」「ろくでなしBLUES」じゃあんまりだろ、という自制ですね。
2012-12-30 10:28:54自分のなかの手札でいうと、この曲は「いつだってそう」なんかに近いかなという位置付けです。軽くて、好き勝手言いっぱなしで終わり、みたいな。
2012-12-30 10:34:40この曲はカタチにしてなかっただけで実はけっこう昔からある曲なんです。えーと、2002年にはほぼ原型は出来上がっていたと思う。オータムストーンのライブでも何度か演奏したことあると思います。
2012-12-30 10:37:06歌詞に関して言うと、もうちょっとおれに才能があれば、と悔やみますね。例えば「星座を辿れるような星空」と「何も見えない都会の空」という距離の合間から生まれるやるせなさとそこからこそ芽生えるタフさのようなものについて、もっと何かあったのかも、と思いますが。
2012-12-30 10:46:40そこはほぼ25歳の作品なので、まあ、そこはオリジナルを尊重しながら。でも25歳のときにはこんな風には唄えなかったぞ、という自負もありつつ。
2012-12-30 10:47:53ループが大変だったんだ。結局いろいろ試してみて、最終的にはいっちばん最初のデモのループをPowerBook G3から引っ張りだして…という。
2012-12-30 10:52:19あと、前にも書いたかな、「台湾陽光」とまったくテンポが一緒なんだ。たぶん自分の生理的に好きなテンポってここらへんなんでしょうね。
2012-12-30 10:53:04でなきゃ、まだ「安心な明日」だとか「安息の未来」について想いを馳せていたんじゃなかろうか、と。そんなものもうどこにもないんだ、と言い切るところから新しい希望の胎動が聴こえてくるはずだ、聴こえてきて欲しい、ということです。
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