大井浩明 POC2012[POC番外編@松濤] 11月3日シュトックハウゼン『自然の持続時間』+[ポック#12]11月15日ジョン・ケージ生誕100周年(その1)

[POC番外編@松濤] シュトックハウゼン歿後5周年 2012年11月3日(土) 15時開演 タカギクラヴィア松濤サロン ●K.シュトックハウゼン(1928-2007):ピアノ独奏のための《自然の持続時間 Natürliche Dauern》(2005/06)(全24曲、約140分) 東京初演  〔連作 『音 ~ 一日の24時間 Klang, Die 24 Stunden des Tages』 より 「第3時間目」〕 続きを読む
1
前へ 1 2 ・・ 8 次へ
笹崎・(T)・譲 @udupho

昨日シュトックハウゼン休憩時間の会話:「前半70分のはずが100分でしたね」「会場、18時までしか貸してないのよね」「え、後半の演奏時間たすと90分…」「え、60分じゃあ?」「あ、この楽章、26分じゃなくて26秒か。じゃあ、いける?」「どうかしら」。無事18時前に終了でした。

2012-11-04 12:46:15
XupoakuOu @XupoakuOu

【さっさと弾か内観】 通常は、ピアノの音はすぐ減衰してゆくもの、という認識であろうが、しかれども余はクラヴィコード奏者であるため、「うわあまだ減衰しねえ」と最後まで聴いてしまうがゆえ、自ずと演奏時間が長くなるは浮世の定め。押忍。相当に端折ったつもりだったんだがなあ。

2012-11-03 23:00:39
XupoakuOu @XupoakuOu

シュトックハウゼン《自然の持続時間》の長閑な第1曲の演奏開始直後、なにか小蝿のような羽虫が鍵盤や上着に止まったりし出した時は、どうなるかと思った。もっとも、いたらいたで、「小蝿が気になって眠れなかった」との感想を頂戴するのだろうが。

2012-11-05 02:04:52
  • 猫またぎなリスナー
    nekomatalistener さんのブログ

大井浩明 シュトックハウゼン歿後5周年リサイタル
http://nekolisten.exblog.jp/16731876/

  • オカムラ&カンパニーのFacebook

ピアノアクシス番外編、大井浩明によるシュトックハウゼン「自然の持続時間、165分でした。熱心なお客様、ご来場ありがとうございました。
エアコンを止めて1時間、小さなスペースは熱気で汗だく。冷房21度で動かす。東急本店通りは広くなったら車の量が増えて、車のスピードも増し、音も人通りも増え、今までとは違う道になってきています。
https://www.facebook.com/okamuraandcompany/posts/482395981805010

  • Takaaki Horiuchi さんのFacebook

"Natürliche Dauern" von Stockhausen (2005/2006) wurde heute in Tokio aufgeführt. Zum Glück dürfte ich es dabei zuhören, wie Herr Hiroaki Ooi das ganze Stück außerordentlich schön realisiert hat.
Die angekündigte Aufführungsdauer war 140 Minuten, aber brauchte es heute eigentlich knapp 170 Minuten. schon lang. sehr lang. aber sehr eindrucksvoll und hochintensiv ohne Moment zu langweilen.
Ich weiß nicht, ob ich das Stück eigentlich möge. Sicher ist dass ich ein solches Stück nicht schreiben kann und will, aber ich muss gleichzeitig glauben, das Stück zweifellos ein Meisterwerk, das ein Komponist nach langem Versuch erst erreichen kann.

http://ooipiano.exblog.jp/18620267/

ドイツ語で書こうとするとおこちゃまみたいな内容になりますね。
シュトックハウゼン御大には「永遠の中二病」の称号を送りたいとちらっと思った今日でした。いい意味で。総合的に見て、ああいうのを書く/書ける/書きたい日本人ってやっぱりいないんじゃないかな。僕は機会があればあと何度か「聴きたい」。それから「読みたい」。(弾く技術はない)
http://www.facebook.com/takaaki.horiuchi/posts/400645726675118


2011年7月16日芦屋・山村サロンにおいての『自然の持続時間』全曲通奏日本初演時の感想集

まとめ 大井浩明・ピアノリサイタル2011 in 芦屋【第2回公演】 2011年7月16日(土)18時開演 山村サロン カールハインツ・シュトックハウゼン Karlheinz Stockhausen(1928-2007) ピアノ独奏のための《自然の持続時間 Natürliche Dauern》(2005/06)(全24曲、約140分) 日本初演 〔連作 『音 ~ 一日の24時間 Klang, Die 24 Stunden des Tages』 より 「第3時間目」〕 2362 pv

[ポック#12] ジョン・ケージ生誕100周年(その1)『34分46.776秒』(1954)&『易の音楽』(1951)

Yoshihiko NONOMURA @nono_y

大井浩明POC#12 // ケージ:34分46.776秒/易の音楽 // の解説を書きました http://t.co/r84sI5Cm 12/11/15 19:00- 3000円@代々木上原・けやきホール 13/01/26 17:00- 南天のエチュード…ではさらに厄介な後半生を

2012-11-07 22:14:00
XupoakuOu @XupoakuOu

【11/15(木)ケージ公演・解説追記】要するに、ブーレーズ《第2ソナタ》に対抗して書かれたのが《易の音楽》で、ドナウエッシンゲン音楽祭での正式なヨーロッパ・デビューのために、「殴り込み用」に書かれたのが《34分46.776秒》って事です http://t.co/gaaxxtWL

2012-11-10 12:49:14
リンク ○○| XupoakuOu 11/15(木) ケージ公演・曲目解説等 [追記] [ポック#12]ジョン・ケージ生誕100周年(その1)2012年11月15日(木)19時開演代々木上原・けやきホール■ジョン・ケージ《一人のピアニストのた...
XupoakuOu @XupoakuOu

《鈴木大拙は風呂敷に包んだ本を持って教室に入ってきて、 ゆっくりと静かに話した。講義が始まっても10分くらい何も言わないこともあったが、その沈黙で学生たちが苛立つことはなかった。ケージはそのかわりに 「クエイカー教徒の集会でも経験できないような美しい静けさ」を体験したという。》

2012-11-09 11:56:13
XupoakuOu @XupoakuOu

1959年ベリオ宅に寓居していたケージは、まったく何も言わないか大笑いしていたそうで、一度などある婦人が肘かけに指が一本突き出ているのをみて叫び声をあげるまで、何時間もじっとソファーの後ろに隠れていたという。これらの奇行は特別な独創性...http://t.co/lWAO1ADh

2012-11-04 13:55:03
XupoakuOu @XupoakuOu

ケージが生理的に嫌った音・・・ラジオの音、ベートーヴェンの作品、イタリアのベルカントからジャズ、またヴィブラフォン等。これらは、《ウィリアムズ・ミックス》《架空風景第5番》等で素材として使われた。「ベートーヴェンはいまや一つの驚きであり、カウベルと同じように受け入れる事が出来る」

2012-11-09 17:15:33
XupoakuOu @XupoakuOu

ジョン・ケージはモーツァルトを意識していて(シュトックハウゼンと一緒)、その実ベートーヴェンも尊敬していたらしい。本当に嫌いだったのはハイドンですって。この3人の中だと、一番ハイドンに近い気がするが。

2012-11-10 20:02:03
John Cage bot @jcbotjp

ある年のクリスマス、母はこう言った。「あなたのレコードを何回か聞いたわよ。子供のころについての話をみんな聞いてから思ったわ。いったい私はどこで間違えちゃったのかしら、って。」

2012-11-07 12:02:32
XupoakuOu @XupoakuOu

誰もが名前を知っていて、誰もが実演を聞いたことが無く、実際に聴くと「楽しく消費」出来ずに聴取態度の自己改革を迫られる作品。それこそが、いま弾く/聴くべき作品である。リゲティ練習曲集・ブーレーズ第2ソナタ・シュトックハウゼン第X番は、もはや「楽しく消費」されてしまっている。一方・・

2012-11-14 09:22:48
XupoakuOu @XupoakuOu

まだまだじゃのう RT>「僕はまだ、《ピアノ・ミュージック》《冬の音楽》《易の音楽》のような、長くて退屈な曲を書く自信は無いのです。退屈感が音楽のフォルムの原則になり得るとは本当に思ってなかったのです。残念ながら僕の曲は、まだ余り退屈じゃない」(ナム・ジュン・パイク、1963)

2012-11-10 07:05:34
XupoakuOu @XupoakuOu

今さら言うまでもない基礎知識ですが、ジョン・ケージ:《34分46.776秒》(1954)の演奏時間は「34分」では無く、正確には「不確定」です。楽譜序文を御参照下さい。R.バンガー『ウェル・プリペアド・ピアノ』には、当然「不確定」と明記されています。

2012-11-01 06:56:14
XupoakuOu @XupoakuOu

ジョン・ケージ《31分...》ならびに《34分...》では、片ペダルの自転車で綱渡りしながら口の扇子にピンポン玉を乗せるような無茶振りが続く。作曲者序文:(1)「各自能力に応じて差し替えを分別」(2)「あるいは指定を完全無視」(3)「あるいはテンポ指定を無視して楽譜通り弾く」。

2012-10-27 10:42:43
XupoakuOu @XupoakuOu

そもそも、ブーレーズ初期ソナタどころかショパン「木枯らし」でさえ、作曲者によるメトロノーム指定は速過ぎることが多いです。「赤巻紙青巻紙黄巻紙」を「あまおかきぇっ!」と早口で怒鳴ってみても、意味は通じません。いい加減、こういう低レベルの議論はやめにして欲しい。

2012-11-01 07:06:19
XupoakuOu @XupoakuOu

クセナキス《ヘルマ》を弾かずして《エオンタ》を弾く、あるいはブーレーズ《第1ソナタ》を弾かずして《第2ソナタ》にいきなり挑戦することは一応可能であるのと同様に、ケージ《31分...》を経ずして《34分...》に取り組むのは有り得るでしょう。でも、挫(くじ)けやすいと思ふ。

2012-10-27 10:47:54
XupoakuOu @XupoakuOu

プリパレーションの指標で「基音が聴こえるべき」、という発想は、もしや、「プリパレーション無しの楽器」でそのまま音符を練習したため、それが耳に残っているだけでは無いのか? 言うまでもなく、プリパレーション無しの鍵盤練習には一切意味が無い。

2012-10-25 08:32:00
XupoakuOu @XupoakuOu

何遍も書くけど、世のプリペアド・ピアノ演奏の99%は、ピアノをブッ叩き過ぎ。ボルトやネジで弦をミュートしているのだから、フォルテピアノ並みの扱いが必要。《34分...》みたいに、プリペアされた音とされてない音がランダムに混ぜられているならまだしも。

2012-10-25 08:35:42
前へ 1 2 ・・ 8 次へ