121118市民シンポジウム「そなえる鎌倉〜津波防災とまちづくり」

(社)ひと・まち・鎌倉ネットワーク主催の連続シンポジウム「そなえる鎌倉」の第四回、 市民シンポジウム「そなえる鎌倉〜津波防災とまちづくり」関連ツイートです。 「逃げ地図」の日建設計の羽鳥さん(@_HATORI_)がパネリストの一人として参加しています。 より詳しい情報はフェイスブックに。 続きを読む
4
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「海底地形と陸上地形を合わせて考えることが必要。三陸は海から急激に標高が高くなり山ができている。それと比べると相模湾は遠浅。襲ってくる津波の性質も異なる。昔、神社などの公的施設がどこに位置していたかも重要な地域情報。」 #sonakama

2012-11-18 14:50:13
羽鳥 達也 Tatsuya Hatori @_HATORI_

中井先生のお話も、山崎先生のお話も深く共感出来る。#sonakama

2012-11-18 14:52:26
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「大槌町の復興計画の紹介。避難しやすい場所に市街地を集中させることによってもとの市街地の密度を維持する。高度成長によって肥大した町の規模を元に戻す。『歩ける町』をつくる。それは、歩いて逃げられる町となることと一緒。」 #sonakama

2012-11-18 14:53:42
nozomu onodera @nozomuonodera

中井「歩ける街づくり。歩いて楽しい街づくりを普段から作ることで、津波避難時にもあいてにげることができる。」#sonakama

2012-11-18 14:55:17
nozomu onodera @nozomuonodera

中井さんの標高データを道にぬった地図が面白い。#sonakama

2012-11-18 14:56:22
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「日頃から町を歩いていないと、非常時に歩いて逃げられない。歩いて楽しい町をつくる。歩く道の標高の把握。標高の高い道をつかって逃げるときより安全性が高まる。逃げ地図に道路の標高情報を重ねると、より安全性を高めた地図ができるのではないか。」 #sonakama

2012-11-18 14:56:39
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「避難するときの目印を共有し、その目印を地域で整備する。逃げるために必要なモノ・整備すべきモノの把握、逃げるためには危険なモノ(ブロック塀)などの把握。」 #sonakama

2012-11-18 14:58:57
nozomu onodera @nozomuonodera

中井さんの地域分析方法が、過去の災害履歴・住民の意見経験・逃げポイントまで位置データが盛り込まれている点は、なんら逃げ地図のスタンスとかわらない!!すごい。#sonakama

2012-11-18 15:01:30
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「川、暗渠の把握。浸水リスクが高いことを理解する。避難に有効な道が普段から頻繁に利用されるよう、魅力的な場所になるよう地域での整備する。避難の目印の整備、目印がない場合は新たに目印となるモノを地域で共有する。このような議論を日頃から進めることが大事。」 #sonakama

2012-11-18 15:01:44
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

引き続き、3名の方と熊倉さんによるディスカッションです。 #sonakama

2012-11-18 15:02:37
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「大槌町の新町長。日常と非常時をつなげるまちづくりをしよう、と公約を出した。安全安心だけではないまちづくり。」熊倉「路地を避難路にする場合、ブロック塀が倒れたらどうするのか。実際の状況と地図上の情報とのギャップをどう捉えるか。」 #sonakama

2012-11-18 15:06:28
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

羽鳥「ブロック塀の危険性を把握していれば、安全な避難路となるよう共同で整備費を出資したりなど、地域で安全性を高めていければ。逃げ地図のようなものがあれば、なぜその避難路が重要なのかが共有されやすい。」熊倉「ブロック塀をやめて生垣にすると景観も良くなる。」 #sonakama

2012-11-18 15:09:36
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

熊倉「鎌倉にも生垣の整備に対する補助金がある。そういうものを有効活用出来れば。避難の目印の事例やイメージは?」中井「大槌町は湧水があり、上水路がある。水が地域の暮らしと一体になっていた歴史があるにで、それを利用するのはひとつ。共有できる価値を見つける。」 #sonakama

2012-11-18 15:12:21
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「ブロック塀が倒れたら迷惑だなと感じる意識を住民みんなが持つことが重要。ゆくゆくはブロック塀ではなく生垣で花が咲いているような素敵な路地ができる。」熊倉「鎌倉は観光客が多い。外国人もたくさん来る。情報量が少ない人をいかに避難させるかは重要な問題。」 #sonakama

2012-11-18 15:15:13
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

山崎「外国人はおそらく状況を理解できない。わかりやすいイメージネットワークをつくっておくことがひとつ。阪神の長田地区では震災の反省を踏まえて、ミニコミュニティFMを立ち上げて、他言語で日常から情報発信している。」 #sonakama

2012-11-18 15:18:14
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

熊倉「阪神での仮設住宅の反省はどれほど東日本大震災で生かされたのか。コミュニティの問題。」山崎「中越地震ではコミュニティごとに避難した。東日本大震災では被災範囲が大きすぎた、また仮設住宅を立てられる場所が少なかったため、うまく機能しなかった印象がある。」 #sonakama

2012-11-18 15:21:10
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

山崎「鎌倉でもなるべく元々のコミュニティに近い場所に仮設住宅をつくれれば良いのでは。」熊倉「あらかじめ住民レベルで仮設住宅を立てる場所を想定しておくことが重要。」山崎「事前に被災したときの状況を想像しておくことはとても有効。」 #sonakama

2012-11-18 15:23:32
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

熊倉「仮設の商店街などもどこにつくるかあらかじめ考えておく必要がある。大手のスーパーマーケットが被災者のために震災後に仮設店舗を立てたことで地元の商店街が仕事復帰できない事例も起きている。」 #sonakama

2012-11-18 15:25:40
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

山崎「仮設の商店街が出来たのは東日本大震災の大きな特徴。」羽鳥「さんさん商店街は小型のショッピングモールのよう。すでに商店街ではない。観光地化している。その状況がいつまで続くのか、日常に根付くのか。仮設住宅とも離れたところに位置している。」 #sonakama

2012-11-18 15:28:23
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

羽鳥「仮設商店街の用地の議論だけでなく、日常の延長として避難路に面して商店を誘致するなども必要では。仮設住宅についても、日本では戦前に比べ空き家が10倍ほど増えている。仮設住宅を新設するのではなく、空き家を非常時に利用できるよう日常から整備することも必要。」 #sonakama

2012-11-18 15:31:31
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

熊倉「鎌倉市内にも空き家が多くある。あらかじめリストアップしておくことは重要。津波避難施設の重要性が議論されている。鎌倉でも15mの高さ制限についての議論が始まっている。避難タワーの設置について具体的に議論されている地域はあるのか。」 #sonakama

2012-11-18 15:35:16
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

羽鳥「例えば港湾関係者を守るという議論から避難タワーの設置を検討している場所はある。しかし、材木座の逃げ地図についても、黒色の箇所でも後期高齢者が歩いて20分ちょっとで逃げられる地域。走ればもっと早い。観光地である鎌倉に避難タワーが本当に必要かは議論すべき。 #sonakama

2012-11-18 15:39:49
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

熊倉「湘南海岸に避難タワーがつくられたが、夜は閉鎖される。本来は高台に逃げるべきかもしれない。」中井「避難タワーに逃げ込まなきゃならないような津波は数百年に一度。それまで鉄骨の避難タワーがもつのか。」 #sonakama

2012-11-18 15:42:30
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

中井「避難タワーありきの避難計画は極めて危険。避難タワーがなければ成り立たない避難計画はつくるべきではない。観光客についても、鎌倉にくる全ての観光客を対象にするのではなく、海際にいる限られた観光客をどうするのか。問題を絞って議論する必要がある。」 #sonakama

2012-11-18 15:47:03
谷口景一朗 / KeiichiroTANIGUCHI @keiichirot

熊倉「地震があったときに逃げるべきかどうか誰が教えてくれるのか、という質問がシンポジウムのときにあった。」山崎「誰かが教えてくれるものではなく瞬時の判断でしかないはず。」 #sonakama

2012-11-18 15:49:38