為末さんの【娯楽の領域】
昔の娯楽と言えば映画や本を読む、テレビを見る等、受け手としてのものが多かったのに、今は自分が何かを作って発信する事が娯楽化しているなと最近、ふと思った。職業としての作り手が作ったものを、消費する事が娯楽だったのが随分変わってきているように思う。
2012-11-21 07:22:01ツイッター等も僕のように娯楽で書いている人が現れて、それに結構な人がそれなりの時間を費やしている。Blogも、それから写真を上げるサイト、ニコニコ動画もそうだと思う。そうなってくると今度は、プロとアマの境目もまた曖昧になってくる。
2012-11-21 07:24:17プロとは報酬をお金でもらう人々だけれど、娯楽でそれらに取り組む人は報酬を他者からの興味や自分の中の自己満足で得る。面白いのはその差が単純に質の差ではないという事。出場料をもらって走るプロランナーに、出場料を払って走る河内選手が勝ったりする。
2012-11-21 07:27:36能動的に何かを作る事が楽しいとすれば、その内企業を立ち上げる事が娯楽化した人達も現れるのではないか。仕事で我慢をし、お金を稼いで、時間と金銭的余裕を作りそれを娯楽に使う。その娯楽自体が創造的生産活動だったりすると、なんだか不思議な気分になる。
2012-11-21 07:32:59プロ生活で常に向き合っていたのは、結果を求められノルマがある競技を、どう仕事的ではなく遊び化するかという事。責任を感じると人は遊びが無くなる。でも遊びの領域が意外性を持たせ、そこに新しい変革の鍵があったりする。僕の場合は遊べないと行き詰まった。
2012-11-21 07:37:35【終わり】責任を背負って創造する事が仕事で、責任無く創造する事が娯楽。そんな分け方もできるのではないか。企業から支援を切られた途端結果が出始める選手もいた。仕事と娯楽の境目が曖昧になっていくように感じている。
2012-11-21 07:41:22ホモルーデンス、遊びと人間、はいいですよ RT @whitework23: @daijapan 仕事は遊びではなく遊び心が必要ですね 確かに仕事は遊びではありません 報酬が発生する限りは仕方のない事です 等価代償もしくはそれ以上を与えるのがプロの仕事だと思います
2012-11-21 08:00:43そして結果に責任を感じすぎると人は守りに入り、発展性がなくなる RT @ungaiino: @daijapan @cuckoo210 プロは結果が全てで、結果に報酬金銭が着いて来る、一般職業にも沢山有ります
2012-11-21 08:05:13!!! RT @mikamix: @daijapan 世の中のwebサービスのほとんど全てはmacでもwindowsでもなくlinuxというOSの上で動いていますが、これは世界中の無数のプログラマーが10年以上に渡ってある意味娯楽として作り続けています。
2012-11-21 09:42:30