為末大さん@daijapanの「【論破されたがる人々】について 鋼と一緒で反論に耐えきった意見は強い。」
議論は何の為にするのかというのをよくよく考えると、幾つか場所によって目的があると思う。例えば党首討論等の場合、問題点をあぶり出す為に、更には自分サイドの正当性を証明する為に行う。でも、相手を倒す事を目的にしなくてもいい議論も結構ある。
2012-11-22 12:38:29相手に論破された所で何も失われない局面は結構あって、その場合論破された側の方が得る事が多い。一番の利点は自分の意見の矛盾点、穴を指摘してもらえる事。それによってその意見を捨てるか、ないしはもう少しブラッシュアップされた意見にする事ができる。
2012-11-22 12:39:58思いついているアイデアが完全に反論に耐えうる事は珍しい。だからまずは未完成なアイデアを出してみて、それを人に論破 反論してもらう事でそれがいけるアイデアかそうでないものかがわかってくる。まるで商品の耐久性の実験を行うように敢えて批判に晒して本物かどうか確かめる作業。
2012-11-22 12:41:46僕は五輪招致をしたいなら、五輪に反対の人を最も重視すべきだと思う。反対している人の論点を全部埋められれば反対は無くなる。一体何が問題点なのかを論破される事で教えてもらえるから、後はそれを埋める事に知恵を使えばいい。
2012-11-22 12:44:27勝った方がいい勝負もあるけれど、人生のほとんどの勝負はどうでもいい。目の前の人に勝つか負けるかなんてどうでもいい。人に負けたくないという相手の力を利用して、本当に大事なものを練り上げていく。鋼と一緒で反論に耐えきった意見は強い。
2012-11-22 12:46:12【終わり】本当に大事な事が何なのかを見失った時、人は目の前の小さな勝負に固執する。大きな勝負はいずれ来る。その為の武器を練り上げる為に、意見を晒して論破される事に知恵を使った方が有利だと僕は思う。
2012-11-22 12:48:47もしそう思う事があれば反対します RT @arajinmali: @daijapan気づけば自分も招致反対側になっていたりして。
2012-11-22 16:05:37