愛媛新聞記者福島ルポ(全6回)

愛媛新聞も森田康裕記者による福島取材です。 森田記者は、伊方原発の記事でよくお名前拝見します。 誤変換、連番間違い、ご容赦ください。 11月23日 自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価? 県に疑念も 議論深まらず前途多難 続きを読む
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しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価?県に疑念も 議論深まらず前途多難① 東日本大震災から約1年8カ月。時間の計画に加え衆院選や年末の慌ただしさで、愛媛からは被災地の苦しみがますます見えにくくなっている。

2012-11-23 21:52:00
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信② 内陸で津波被害がなかった福島市内では一見、震災の爪痕はない。しかしJR福島駅そばの小さな電光掲示板の「毎時0.278マイクロシーベルトの文字が、確かに東京電力福島第1原発事故があったことを物語る。

2012-11-23 21:53:44
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価?県に疑念も 議論深まらず前途多難③ 五感で感じられない放射性物質が住民の不安を膨らませ、地域の分断を生む。原発事故は今も続いている。

2012-11-23 21:54:29
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信④ 福島市中心部のホテルで22日、福島第1原発事故に関し福島県や11市町村のアドバイザーを務める専門家の意見交換会が開かれた。環境省と県の主催で、医療や放射線の研究者ら20人が情報を共有するのが目的。

2012-11-23 21:56:08
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【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価?県に疑念も 議論深まらず前途多難⑤ 本年度に複数回開き、住民も傍聴する予定という。鬼北町(注 愛媛県)出身の木村真三・獨協医科大准教授(放射線衛生学)も二本松市のアドバイザーとして出席した。

2012-11-23 21:58:08
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価?県に疑念も 議論深まらず前途多難⑥ 約3時間の会合では、国や県の担当者が除染や、福島第1原発事故による放射線の影響を調べる県民健康管理調査について説明。アドバイザーや自治体職員からは<続く

2012-11-23 21:59:25
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会⑦ 続き>「除染は現場で最適な方法を選択すべきで、国や県の許可を待っていられない」「調査結果を早く市町村にも示してほしい」「県内でどこに相談していいのか分からない。復興庁は何をしているのか」などと厳しい意見が相次いだ。

2012-11-23 22:01:00
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信⑧ 県民健康管理調査をめぐっては、県検討委員会が公式会合の前に秘密会を開いていたことが発覚。県側が風量被害防止や復興を優先し、被曝量や健康被害を過小評価しているのではと疑念が投げかけられている。

2012-11-23 22:02:01
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会⑨ 県保健福祉部は「専門家を通じて情報提供を図っているが『行政より』と批判を受けることもある」とし、意見交換会の目的を「国・県に批判的な考えを持つ専門家にも参加してもらい、県民の不安や不信の解消を図りたい」と説明する。

2012-11-23 22:03:56
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価?県に疑念も 議論深まらず前途多難⑩ ただ前途多難だ。現地では当初から切迫した問題だった住民への放射線リスクの説明の難しさなどについては議論は深まらず、解決策も示されずじまい。

2012-11-23 22:05:49
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会⑪ 多様な意見が飛び交った会の締めのあいさつで環境省担当者は「まとまりがつかなくなってしまった」とぽつり。木村准教授も「健康調査や除染方針で追及したい点もあったが、説明する側も専門家でなかった」ともどかしさを隠さなかった。

2012-11-23 22:08:22
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:自治体アドバイザー意見交換会 原発事故膨らむ不信 過小評価?県に疑念も 議論深まらず前途多難⑫ 「今から基本的な問題を話し合うのか。国や県など政策決定側と現場のコミュニケーションが取れておらず、ばらばらに動いているのでは」―。

2012-11-23 22:10:01
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に① 福島市から国道4号線を南下していくと、二本松市足立地区に行きつく。盆地を流れる阿武隈川と紅葉に染まる安達太良山、刈り入れを終えた田園。

2012-11-24 22:53:21
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 ② 高村光太郎が詩集・千恵子抄で形容した「ほんとの空」が広がる妻千恵子の美しい故郷だ。東京電力福島第1原発から50キロ以上。四国電力伊方原発に置き換えると、宇和島市や松山市の一部に掛かる距離だ。

2012-11-24 22:55:23
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に③ 放射線のモニタリングポストが毎時0.3マイクロシーベルト前後を示す安達公民館で23日、市民放射線被ばく量調査報告会が開かれた。

2012-11-24 22:56:41
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に④ 約70人の参加者は高齢者が多いが、子育て世代を含む女性も目立つ。阿武隈水系や市内の放射能汚染調査、市が5~7月に行った市民の健康調査の結果が示される。

2012-11-24 22:58:07
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑤ 東邦大の桂川秀嗣名誉教授は「水は検出限界値以下が多いが、支流と阿武隈川の合流地点の川べりや川底の土は放射線量が高い」と説明した。

2012-11-24 22:59:49
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市⑥ 市によると、小中学生や妊婦の外部被ばく積算量を測定するガラスバッジ調査は県の補助対象。それ以外の独自調査や専門家6人へのアドバイザー委嘱、報告会実施などは市の負担。

2012-11-24 23:02:50
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑧ 市健康増進課の阿部洋子課長は「日本松を含む中通り地域での調査を県はやらないつもりだったのでしょう。でもそれでは市民は納得しない」と話す。

2012-11-24 23:04:04
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑨ 通常業務に放射線測定や健康管理などが加わったため、市は県から看護師派遣を受けたが、それでも足りず職員増員を迫られた。

2012-11-24 23:05:19
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑩ 市町村側は積極的な外部・内部被ばくの調査実施を要望してきたが、「国や県が付いてきているとは思えない」。

2012-11-24 23:06:11
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【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄⑪ 三保恵一市長は報告会の冒頭、こう呼びかけた。「ごかましやうそが風評被害を生む。どんなにつらく厳しい現実でも、正確な情報を迅速に出す。難しい、できないと言わずどうしたら子供たちを守れるか考えよう」。

2012-11-24 23:08:35
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑫ 「関西電力大飯原発は再稼働し福島第1原発事故がなかったかのようだ。東京では話題にもならない」とも。

2012-11-24 23:10:05
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【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑬ 会場に40代主婦2人の姿があった。ともに中学生の息子がおり、愛媛へ避難した知人もいる。市内は表面上事故前の平穏な日常に戻りつつある。

2012-11-24 23:12:04
しまなみ @shimanamis

【愛媛新聞】本紙記者福島ルポ:被ばく不安やるせなさ 国・県の調査支援手薄 「疲れて忘れたいときも」 二本松市 表面上は平穏に⑭学校側は屋外行事に際し保護者の意向を尊重してくれるが、2人のように被爆に神経をとがらせる保護者は少数になってきた。残った側にも、いろいろな考えの人がいる。

2012-11-24 23:14:08
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