妄想兎虎２

まるる @kbtml

カリーナは普通の女子高生で、でももともと歌が大好きで。 というのも、カリーナはかわいいから誘拐されたことがあったりしてね。どっか地下室に閉じ込められて、自分を励ますために大好きな歌を歌って。 犯人がやってきて、やめて！こないで！って氷の能力発動………ごめん妄想とはいえ酷いな私

まるる @kbtml

とはいえ、カリーナ自体はそのことあんまり覚えてないというか。恐怖心が高すぎて、脳が記憶を削除したんだけど。 でも、どっかで閉所恐怖症の気とかあってね。助けてよ、タイガー…て泣いてたら、私も泣く………カリーナかわいい。大好き。

まるる @kbtml

虎徹さんはあれでそれで妄想もくそもなんだけど。 バニーはあれね。私は脱ＤＴ派の、14頃に家庭教師とか、音楽のせんせーに結構逆れいぷされったぽい感じなのが私の妄想。 その間もバニーてきには冷静というか。 全然欲情してなくて、こんなもんか…と冷静に観察してるところもあって。

まるる @kbtml

腰振るのが面倒だから、ますたーべーしょんだけでいいやって思うバニー。 でも、その女きょーしさんは、もう一回しよ？って言ってくるんだけど、「もう一回したところで何も得るものありませんから。お互い忘れましょうよ、せんせい？」ってニッコリ笑って言葉のナイフをぶっ放すバニー。

まるる @kbtml

あとは、ウロボロスのことを聞きまわってる時にも、男も女も「あんたが寝てくれたら教えてやってもいいけどー」みたいに誘われるんだけど、病気がイヤだから、暴力かもしくは、声で「いいから教えろ」みたいな、そんな感じのワイルドバニーが好きです。

まるる @kbtml

それでいったらあれだよね。バニーはおじさんに欲情してもそれに気付かずに、なんだかイライラする……ってすげぇハードにトレーニングするだよね。それで虎徹さんが無茶すんなって止めようとして、バニーの肩とか触ってさ。その手に、バニーの体ぐんって熱くなって、触らないでくれます？って

まるる @kbtml

虎徹さんの手ぱんってはじいて、虎徹さんショックを受けて。お、お前なー！！なんだよ、最近のその態度！？そんなに俺のこと嫌いなのかよ！？って胸元つかんでバニーの体を壁にドンッ！して。至近距離で睨み合う二人。…僕の気持ちも知らないくせに。ああ？知らねぇよ！お前何にも言わねぇじゃねか！？

まるる @kbtml

って、虎徹さん睨むんだけど、あの琥珀色の瞳に涙が薄ら浮かんでて、それが蛍光灯の光りをうけてキラキラ輝くもんだから、バニーの頭のなかで何かがぷっつんってキレちゃって、あなたが悪いんだって、そのまま獣のように押し倒して。お、おい！？やめろよ！？って、戸惑いながら抵抗する虎徹さんの

まるる @kbtml

その両手を片手で封じ込めて、体重かけて虎徹さんの体を床におしつけての、ああああ、ああ、ば、バニー！？っていう涙声を聞こえない振りして、致しちゃうバニーちゃん。事が終わって、冷静になった途端、自分のしたことの重大さに血の気が引くのを感じながらも、虎徹さんの体を清めようとするけど

まるる @kbtml

虎徹さんはその手をぱしんって叩いて拒んで、自分で身支度整えた後、無言でバニーをぶん殴って部屋から出て行って。バニーはそのまま床に座り込んでの、やってしまったという後悔と反省と、嫌われたという諦めの気持ちで、はははって、虚しく笑う。そんな無理矢理で始まる鉄板兎虎も大好きです。

まるる @kbtml

「虎徹さん」バニーが呼ぶ。どこか嬉しそうに笑って俺を呼ぶ。弾んだ声とその笑顔に俺は目を細める。なんだか眩しい。あの金色の髪が光を集めて、天使の輪でも輝かせているのか？「虎徹さん？」反応しない俺を不思議そうに見つめる翠の瞳。ああ、かわいいバニー。どうしよ、バニー……俺、お前のこと

まるる @kbtml

いやいやねぇーわ。だってバニー、こんなにかわいいけど男だし。これはきっとあれだ。その～家族？そう！家族！息子っていうにはデカすぎるけど、弟？ならいけるだろ？歳の離れた、出来のいい弟。肌も髪も違うけど、それでも同じ能力を持つ……「かわいいバニー」「は？」「俺の、かわいいバニー！」

まるる @kbtml

そう言って、バニーの頭をぐりぐり撫でた。いつもよりほんの少し力を込めて。「ちょ、ちょっと？虎徹さん？」嫌がって抵抗しようと俺の手を掴むバニーがかわいい。えへへ～って調子に乗って髪の毛をもっとくずしてやろうと両手でバニーの頭を抱えたら。「ったく…いい加減にしてください」……えっと

まるる @kbtml

なんで、俺？バニーに抱き締められてんの？びっくりして、バニーの頭抱えたまま手が止まって。「あまりにもお痛が過ぎると……」バニーが至近距離で小さく囁いて、真剣な表情で俺に近づいてきて、俺はただその様を呆然と見つめるだけで、え？こ、こ、これ、えっ、き、き、き「後で後悔しますよ？」

まるる @kbtml

唇が触れる寸前、バニーの顔も体も離れていって、俺の両手の中からバニーの髪もさらっと去っていって。それでも俺は動けなくて。「ほら、お昼。何食べましょうか？」そんな俺の手を握って、バニーは歩き出す。俺もその後をついていく。ああ、だめだ。心臓がバクバクいって、顔に熱が集まってくる。

まるる @kbtml

俺はバニーに手を引かれながら、バニーのブーツを見ていた。紐がゆらゆら揺れていて、いつもより歩調が速いなって思って。顔をあげれば、微かに見えるバニーの耳が真っ赤になっていることに気付いた。それを見て、俺の熱ももっと高くなる。ああ、バニー…だからお前、やっぱかわいすぎるんだって！

まるる @kbtml

┌○┐ ｜虎｜ ｜徹｜ ｜さ｜ ｜ん｜ ｜こ｜ ｜そ｜ ｜マ｜ │ジ ∩　∩ │天(`□ω□) │使｜／/ └○┘ (⌒) し⌒"

まるる @kbtml

大切なものを喪失した二人は、他にも大切なものがあったとしても、いつも孤独で。だからこそ互いに惹かれあった。それは相手によって自分の孤独を埋めるわけでもなく、相手の孤独を埋めようとしたわけでもなく。ただ、寄り添っていた。それだけだったからこそ惹かれあい、魂の共鳴を感じた。

まるる @kbtml

でもこれ、普通にバディでも同じことが言えるよね…… 虎徹さんもバニーの過去を知っても、なにも言うなってネイサンに言って。誰にでも触れて欲しくないことがある…って。あれって、裏を返せば自分も同じように喪失からきた孤独を抱えているからなんだよね。

まるる @kbtml

喪失して、絶望を覚えた。そこからどう生きるか。何を選択するか。それによって人との関わり合いが変わるんだよなって、そう思うと、バディは同じネクスト能力っていうだけでも運命だけども、お互いの孤独に、それぞれ手の平をあてて、向かい合って生きていくんだろうなって、えんだあああああああああ

こじろ垢移動(こっち消します) @kojiro_dust

虎徹さんには家族がいて楓ちゃんという宝物も持ってる。けれど友恵さんを喪って、そこで家族の存在だけでは埋められない穴ができちゃったんだと思う。これは誰にも理解されなくて虎徹さんも理解してもらえないだろうし贅沢だって思われそうでその孤独を口にできないし満たせないんだと思う。