乙武さんの「だるまの目入れは差別か?」をよんで。

乙武さんのまとめ「だるまの目入れは差別か? http://togetter.com/li/421086 」を読んで。一部だけがRTされていたので、まとめてみました。健常者にも障害者にもなれない片耳が不自由な一人が思ったこと。それをきっかけにたくさんの人に、たくさん考えて欲しいなと思いました。ハンデがない人も、ある人も。
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瀬名 @haru3794

だるまの目入れは差別か? http://t.co/HQutIDWS 私個人としては単なる文化だと思います。だるまは「転んでも転んでも起き上がる」、そこに目標を願掛けし片目を書いて、「転んでも起き上が」りながら目標を達成したときにもう片目をいれる、風俗、文化。

2012-12-13 18:41:34
瀬名 @haru3794

そこに目に障害をもつ方への差別を助長する意図はないと思います。問題なのは、そうと感じさせてしまう社会。周囲の目かなと。そういうかたに「差別でないからしていい」でなく、「いやといっているならその人の前でやらない」という気遣いができるか。どうしてもだるまじゃなければダメなら

2012-12-11 13:40:27
瀬名 @haru3794

その理由をしっかり説明できるか。という姿勢がとても大切だと思います。

2012-12-11 13:41:15
瀬名 @haru3794

私も片耳がハンデです。困っていることには助けていただくしかない。電話の位置、話しかける位置、などなど。そこにきっちり対応していただいているので、不便だけど対処はできると自身も回りも周知している。でもそういう恵まれた場所ばかりとは限らないです。

2012-12-11 13:44:19
瀬名 @haru3794

どんなにそれが困ることと説明しても意味がないことはたくさんあります。私にとって、相手の無関心、が、一番の障害です。そういう人とコミュニケーションをはかるには並大抵の努力ではすみません。それも当然、相手はなぜ私が困るか理解できません。障害というのはそういうものと私は割り切ってます。

2012-12-11 13:47:57
瀬名 @haru3794

なので、私も言葉を尽くします。言葉を尽くしてなお足りないならデータをもって証明します。しかし普通そこまでは証明しません。言葉を尽くす段階で納得してもらえるなら納得してもらえますし、ダメならそもそも相手には納得できないしする気もないのです。もちろんそういう方が多いわけではありません

2012-12-11 13:51:05
瀬名 @haru3794

人をうまく使う上司ほど受け入れてもらいやすいです。私のハンデも、私の仕事上の一能力、特徴として把握するからかと。そういった方は非常にメンバーの得手不得手を心得ていらっしゃる。「できないこととできること」を把握している。

2012-12-11 13:53:40
瀬名 @haru3794

それが差別か否か、判断するには明白な害意が根底にあるべきです。知っててやるなら嫌がらせだし、知らないでやるなら単なる無知。害意をもっておとしめるなら差別。私は差別されたという言葉を使ったことはないなと、ふと気づきました。

2012-12-11 13:59:51
瀬名 @haru3794

片耳のハンデをもって耳が聞こえないことへの侮辱を受けたことがないからだと思います。嫌がらせと差別の使い分けは難しいな…。嫌がらせは自分へ、差別は自分を含め耳にハンデをもつ全ての方への侮辱ととられる行為にあたいするもの…と、考えているからでしょうか。

2012-12-11 14:03:09
瀬名 @haru3794

私への単なる無知か、嫌がらせか、片耳が聞こえないことからの侮辱か、については私が感じて決めることで、他の方に判別してほしくはないなあ…。そしてそれをもって表現の規制に類する行いを私は好みません。文章を書く誰もが表現者だと思うからです。

2012-12-11 14:07:36
瀬名 @haru3794

ただ、そういうことをしないと、心身が守れない方もいると思います。そういった人の前でやれば嫌がらせか、差別と受け取られる可能性がある。そうされないためには個人個人が納得できる理由説明を怠ってはならない。また、訴える側も怠ってはならない。

2012-12-11 14:09:39
瀬名 @haru3794

嫌だという人の前で話題にしない、出さないのは心遣いだし、社会としての常識です。しかし、そういうことを気遣ってもらうのは感謝が必要だと常々思っています。気遣いは当たり前とは決して思ってはならない。

2012-12-11 14:13:51
瀬名 @haru3794

それまで何十年と培ってきた風習や文化を相手に差別だから使わないで、ということは、とても、とても、大変なことです。

2012-12-11 14:20:21
瀬名 @haru3794

聾というのはすでに文化です。日本語習得前に聴力を無くした方が手話によりコミュニケーションを確立させた立派な文化圏。そこで築いてきた文化を壊されたら腹が立つとおもいます。それは耳が聞こえる人にも当てはまらないでしょうか。

2012-12-11 14:25:05
瀬名 @haru3794

ここに聾をもってくるのは適切じゃなかったかな…私が目の見えない方について詳しくなかったので出させていただきました。目の見えない方にも同じような文化があると思います。互いの文化、できることできぬこと、嫌なこととそうでないことがあります。差別をなくすというのは「お互いの文化の尊重」

2012-12-11 14:29:31
瀬名 @haru3794

が、できるようになることだと思います。空をいきる鳥には空に、海に泳ぐ魚には海に理解があり、空と海の環境は違い、環境には尊ぶべきもの、尊ばずともよいもの、等の区別もないと思います。同じところに立てないのなら、違うという割りきりを前向きにしたいです。

2012-12-11 14:32:51
瀬名 @haru3794

こう思うのは私が恵まれた環境にいられるからだと思われると思いますが…「人と違う」ことに苦労したことも努力したこともない人は誰もいないと思います。その努力の質量の違いはあっても。

2012-12-11 14:35:34
瀬名 @haru3794

差別をしないで、とは、差別をなくそうという意味ならば。相手を「同じにさせる」(使わせないようにする)のではなく、互いの文化の尊重と双方がともに説明を諦めないことだと私は考えています。

2012-12-11 14:40:06
瀬名 @haru3794

それでも訴えなければ辛いならそれを伝える努力、聞く努力を惜しんではならない。大勢の悪意のない文化の表現を巻き込むのならば。

2012-12-11 14:40:07
瀬名 @haru3794

たぶん、差別だと感じるのは、そう言うところ。決して理解ができないところ、そこで培われた双方の文化が違うのだと感じます。おんなじ人間なのに差別はダメ、でなく、違うからこそ意義がある、交流がある。違う人間同士、尊重しあいませんか、という問いかけのほうが私は好きです。

2012-12-11 14:49:10
瀬名 @haru3794

一番大変なのは、わからないところをどう補填するかということ。理解ができないところ、と、いうところで議論を止めてはなりません。理解できないことはあっても知識として知ることで対処できるのは多くあるのですから。

2012-12-11 14:52:30
瀬名 @haru3794

.@h_ototake さんの「だるまの目入れは差別か?」をお気に入りにしました。つらつらと語ってしまいましたがこれもまた一意見。当人、周辺がする工夫や努力、尊重といろんな知識を知るきっかけになってもらえればと思いつつ、まずこちらをどうぞ http://t.co/HQutIDWS

2012-12-11 15:16:03
瀬名 @haru3794

連投、失礼いたしました。

2012-12-11 15:16:15
瀬名 @haru3794

読み直したけど言葉足らずなところがいくつか見受けられてうーん(*_*) 指事語は使わないようにしよう、と思うのですが140の制約故ついつい使いがちです。でも140字だらこそ誤解を避ける表現になりそうなら気を付けるべきだな。Twitterはもともとの情報量が140と少ないんだから。

2012-12-11 15:27:09