若木民喜「神のみぞ知るセカイ」FLAG212「Flashpoint」感想
#kaminomi #神のみ 。FLAG212「Flashpoint」。週刊少年サンデー2・3合併号掲載分。「flash point」で「引火点」、いろんなものに火が点く回かね。爆発も起こったし。
2012-12-13 23:31:23#kaminomi 今回、読み進めていくごとに、いや、これはちょっと……という気分に。桂馬とうららちゃんが、学校でエロ本読んだりと、おいたしちゃったことで、その話し合いが白鳥家で行われることになり、桂馬の保護者として麻里さん呼ばれてたよね?
2012-12-13 23:31:25#kaminomi そのことに対して、今回、白鳥家の面々のリアクションがなんもない。うらら祖父は「もう夕飯の時間です」とか言ってるが、おまえ、話し合いは……と思わされた。
2012-12-13 23:31:27#kaminomi 柳さんが、夕食前に、うららちゃんをお風呂に入れようとしたところなんかも、そう。柳さんもいっしょに入る。柳さんの入浴シーン? 今回、悪魔の襲撃があったけど、次回、入浴シーン完全にキングクリムゾンされないで、ちらっとは出てくるよね? 出てくるよね? 僕信じてる!!
2012-12-13 23:31:29#kaminomi いつもなら、そんな感じでハッスルハッスルな気分になるんだけど……。よそんちの親御さん呼びつけといて、おまえ、当事者を風呂に入れてる場合かよ?!と、ちょっと顔が引きつったぞ。うららちゃんがやばいことになってないか、確かめるためだったのではあろうけど……。
2012-12-13 23:31:31#kaminomi 別に、コマを多く麻里さんとの対応にとる必要は無いと思う。ひとことふたこと、たとえば、うらら祖父が「この子の親御さんとはわたしが話をします。うららはいなくてもよいでしょう。うららには夕食を」ぐらいのことをいっておけば、さ。
2012-12-13 23:31:33#kaminomi 当事者のうららちゃんがいないのはどうかとってものだけど、うらら祖父は孫に甘くて、うららがらみだとやや気持ちが暴走しても不思議じゃない人のように思う。
2012-12-13 23:31:34#kaminomi だから、麻里さんとの話し合いも、当事者抜きで、うららが悪いわけがない、そちらのお子さんが悪いと桂馬を悪者にして、話し終わらせるぐらいの理不尽さはあっても別におかしかない。
2012-12-13 23:31:36#kaminomi 力在る者の傲慢さをいくらかは持ってもいよう。じゃないと学校で起きた事件を、自分の手元で片を付けようとはすまい。でも、呼びつけた相手をほったらかしにするほど礼儀に欠けていたり、気配りができない人だとは思えない。
2012-12-13 23:31:38#kaminomi 最後に桂馬を薬物で眠らせるときも、アレルギーとかないか?と訊いたり、細かいことを考えられる人物として描写されている。
2012-12-13 23:31:39#kaminomi それだけに、呼びつけた相手(麻里さん)をほったらかしにしているのは、なんとも――。特別編をはさんだから、すぽーんと忘れちゃったのかなあ、と思ったりもしたけど、エルシィが、にーさまどこ、お母様もいないと言っており、作者さまは麻里が家にいないことを忘れてはいない。
2012-12-13 23:31:41#kaminomi 麻里さんのことをすぽーんと忘れていたのじゃなく、麻里さんの話を出すと話題が分散してしまうから、あえてカットしたのかも知れない。が、ここまで言及がないと、白鳥家の人たちがちょっと人としてどうかと……って思ってしまう。
2012-12-13 23:31:43#kaminomi 傲岸不遜が服着て歩いてる人たちが、そういうことをやるなら、逆にやらないほうがおかしいのだけど、うらら祖父も柳さんも、そんなタイプじゃ無い。自分が細かいことを気にしすぎているかもしれないけど、ここ、単行本で修正して欲しいな、と思う。
2012-12-13 23:31:45#kaminomi 今回、話をすすめるために(あともしかしたらサービスシーンのために)、うらら祖父、柳さんの行動ってちぐはぐなんよね。桂馬は母親が来ていようがいまいが変わらない。うららちゃんは天真爛漫で、まわりのおとなたちに守られながら、自由に生きている。(笑)
2012-12-13 23:31:46#kaminomi 子供たち(桂馬は子供じゃじゃないが、まあ、子供に分類しておく)はとくにおかしかない。白鳥家の大人たちの振る舞いがどうにも納得がいかない。
2012-12-13 23:31:48#kaminomi まあ、文句をいうのはこれぐらいにしとく。他の点ではいろいろ興味深かったよ。うららの両親は、やはり悪魔に殺されたのだろう。その復讐のために、うらら祖父は悪魔と戦おうとしている。
2012-12-13 23:31:50#kaminomi 亡くなった二人の忘れ形見であるうららを、祖父、そして、おつきの柳さんが本当に大事に思っているとか、良い感じの肉付けもあった。
2012-12-13 23:31:51#kaminomi なお、悪魔と関わって死んだとおぼしきうららの両親、これでうらら母が駆け魂に取り憑かれていて、うららが転生した悪魔(転生したけど、さらに力を取り戻すために子供として成長中、とか)だったりしたら、すごいドス黒い話になるな。
2012-12-13 23:31:53#kaminomi そのネタをやったら、作者様の、そのスパルタンな情念に拍手と喝采を――。うららちゃんが悪魔ってのは、すごい、いやだけどな……。
2012-12-13 23:31:55#kaminomi エルシィの駆け魂センサーが鳴ってないから、そんなことは無い……とは思いたいけど、平時のドクロウちゃんにセンサー反応しなかったりするから……。転生後の悪魔に反応しなくてもおかしくない。
2012-12-13 23:31:57#kaminomi そいや、わいはうらら父正晴、母香夜子と思ってたんだけど、母親のほう読み間違えていた。うらら母は「香衣子」だった。使われる漢字に対する思い込み(夜って、よく使われるじゃん)から、間違えてしまった。
2012-12-13 23:31:58#kaminomi うらら祖父の死者への呼びかけから、正晴は実子で、香夜子は嫁かな。白鳥正造とかいう人が昔いたみたいだけど、白鳥家、総領息子には「正」の字を使うことが多いとか、そういう習わしがあったりしたら面白いね。
2012-12-13 23:32:00#kaminomi また、舞島という地名が何に由来するか、とか、海にある一本岩は女神が刺した槍が岩と化したものとか、そのへんの話も楽しかったな。こういう伝承とか大好物よ。神の放った/使った槍が云々は、ちょっと神話とかあまり数を読んでいない自分は知らないが、類例はいろいろありそう。
2012-12-13 23:32:02#kaminomi こういう定番のネタはよいね。わいが好きなTRPG、SW2.0でも、そういう話がある。湖の中に不思議な水晶の塔がある。それは女神ルーフェリアが大神より授かり、強大な魔神を封じた槍そのものである。強大な怪物を封じた武器が変じた自然物建築物、そういうの大好きだなぁ。
2012-12-13 23:32:03#kaminomi そのほか、桂馬がタイムパラドックスに悩み、現在の状況をすすめていくのをためらったり、対悪魔の準備をしていた白鳥家の拠点が襲われたり(特別編前に出てきてたヴィンテージのみなさんだろう)、いろいろと動き出す。うらら祖父の台詞は、完全な死亡フラグだが……。はてさて。
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