続「銀河3号」と「光明星3号」の秘密を探る~銀河3号2号機編~

2012年12月、北朝鮮は初めて人工衛星打ち上げに成功しました。ミサイルを連呼して衛星に関してだんまりを決め込むマスメディアを尻目に、北朝鮮の衛星とロケットの真実に挑む宇宙クラスタの挑戦をまとめました。
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LH2 @LH2NHI

この上下角36°で、第1段落下地点を射点である西海衛星発射中心から480kmのダウンレンジに到達させるには3100m/sの初速度が必要。第1段と第2段の速度差が第2段のΔVであり、ΔV=1460m/s・・・今度はなんか小さいぞ

2012-12-15 13:24:54
LH2 @LH2NHI

第2段の直径を1.5m、インタータンク除くタンク部長さを6.5mと仮定すると、体積は11.5m3で、推進剤をIRFNA/keroseneと仮定すると最適混合比での平均密度は1.35なので推進剤質量は約15.5t

2012-12-15 13:31:03
LH2 @LH2NHI

これで第3段+衛星6160kgを加速するとすると…うーん、第2段の質量比がものすごく悪いと仮定するしかない。第2段Ispを240sとし、逆に第2段の質量比を0.70と仮定すると、第2段ΔV=1860m/sで第2段全質量21.3t、衛星、3段、2段合わせて27.5t

2012-12-15 13:41:06
LH2 @LH2NHI

4560m/sの第1段、第2段増速量に対し空気抵抗などのマージンを加え、ΔV=4900m/sとして、第1段と第2段に配分・あ、それっぽいの発見

2012-12-15 14:02:58
LH2 @LH2NHI

う~ん、どうもこれでは第1段の質量比が良過ぎる。配分を見直す必要があるなあ。

2012-12-15 13:52:25
LH2 @LH2NHI

第2段比推力240sとして、第2段全質量17.5t推進剤15tでΔV=2360m/s ,質量比0.855第1段比推力も240sとして、機体総重量の制約91.5tに当てはめると第1段全質量67.8t、推進剤60.5t、質量比0.892でΔV=2550m/s

2012-12-15 14:06:40
LH2 @LH2NHI

こんなものでしょうか。ΔV=2550m/sで第1段を480kmのダウンレンジに降らせる発射上下角は約60°・・・あ、大体あってそうですね。

2012-12-15 14:09:05
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