メモ:国際会議投稿時のガイドライン案

国際会議に投稿する時に学生に示すガイドラインに何を書けば良いかをとりあえずメモした。
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next49 @next49

メモ: 研究室における論文投稿ガイドラインを作るべき。兄貴/姉貴分の博士課程の学生がいないので、学部生・修士にノウハウが伝わらない。毎回毎回私が細かいところまで説明するのはとっても面倒。

2010-08-16 13:27:02
next49 @next49

メモ:項目は、1) 論文指導をしてもらうとき 2) 論文投稿時の報告 3) 締切りが延びたら 4) 採否通知を受けたら 5) 採択されたら 6) 不採択なら 7) カメラレディを出す前にやること(著作権移譲書を用意、海外渡航支援を探す) 8) 参加申し込み 9) 渡航準備

2010-08-16 13:30:27
next49 @next49

メモ: 面倒くさいけど英語版も作っておくこと。

2010-08-16 13:30:59
next49 @next49

チェックしてくれる先生、先輩は忙しいので最低3日以上は論文チェックの時間をとること。ダブルスペースを片面印刷して、左肩ホチキス止め。原稿に投稿締切日時、現在のバージョンを記載。一つ前に指導してもらった原稿をセットで渡す。

2010-08-16 13:36:10
next49 @next49

論文投稿時には、必ず共著者全員に論文を締切りどおりに投稿した旨をメールで報告すること。また、論文指導をいただいた人全員にお礼をすること。

2010-08-16 13:37:22
next49 @next49

採否通知を受けたら、まずはヘッダーごと共著者全員へ転送する。論文指導をしてくれた人にも採択されたか、不採択だったかを報告し、指導してもらった件についてお礼を述べる。

2010-08-16 13:38:24
next49 @next49

投稿締切りが延びたならば、それがわかった段階で共著者全員に報告する。そして、投稿方針を相談する(普通は締切りギリギリまで品質をあげる)。

2010-08-16 13:39:17
next49 @next49

投稿締切りが延びた場合は、論文指導してもらっている人にできる限りその情報を伝える。もしかしたら、その人は締切りが近いので自分の仕事を後回しにしてあなたの論文を読んでくれているかもしれない。そんな素敵な人に「騙された」という気持ちを抱かせてはいけない。

2010-08-16 13:40:21
next49 @next49

採択だった場合は、査読者のコメントを良く理解し、自分なりの論文修正方針を作った上で共著者全員に相談する。また、あわせて、カメラレディの締切り、会議への参加登録の締切り、著作権移譲書の提出締切りも知らせる。通知後すぐに修正方針をつくれないなら、採択された旨と日程だけすぐに伝える

2010-08-16 13:42:43
next49 @next49

採択が決まったら、すぐに旅費の算段をする。自分や指導教員の研究費がある場合は、何をどこから支出するのか相談する。ないならば、まずは渡航助成してくれる財団を探す。 http://d.hatena.ne.jp/next49/20070701/p1

2010-08-16 13:44:46
next49 @next49

著作権移譲書で時間がかかるのは、既に他の雑誌や会議録に載せている論文の図を流用したとき。これは出版社に図の流用を許可してもらわないといけないので、自分の場合はそれが必要かを検討して、さっさと手続きする。

2010-08-16 13:45:57
next49 @next49

多くの会議や雑誌では、投稿時のフォーマットと最終版(カメラレディ)のフォーマットが違う。すぐさま、投稿した論文を最終版のフォーマットに合わせること。たまにページ数が変わるのでこれは最優先で行う。論文を全部修正してから、フォーマットを変更するというようなバカなことをしない。

2010-08-16 13:47:38
next49 @next49

共著者および論文指導してくれる人と最終版投稿までの計画を相談し、きっちりと最終版を仕上げる。大げさにいえば、一度、世にでた論文は人類の歴史が続く限り永遠に残る。そこに恥ずかしいミスがあったら、あなたの死後も「うわっ、こんな恥ずかしいミスしてんの?」と次世代の科学者に笑われる

2010-08-16 13:49:31
next49 @next49

不採択の場合は、査読者のコメントを読み、共著者と相談した上で、ファイトするかどうかを検討する。なお、多くの場合に会議への投稿論文はファイトする余地はないので、指摘された点を直して、次の投稿先会議を探す。

2010-08-16 13:51:12
next49 @next49

参加登録の際には、指導教員と良く相談する。 1) 誰が会議に参加するか? 2) 誰が参加費を支払うか? 3) 支払いの方法をどうするか?

2010-08-16 13:52:00
next49 @next49

留学生の場合、ビザの取得に時間がかかるので、渡航準備はできるかぎり早く行わせる。長い場合はビザ獲得に1ヶ月以上かかる。日本人の場合はほとんどの国にビザなしでいけるが、一応、渡航先の国にビザが必要かどうかをチェックする。

2010-08-16 13:53:36
next49 @next49

地方都市で開催される会議の場合、ホテルが会議とタイアップしてくれ、ちょっとお安くなっているので、それを狙うのが上策。お金を節約したい学生もいるけれども、できれば安全を優先して欲しいところ(これは強くは言えないので、希望だけを述べるだけ)。

2010-08-16 13:56:01
next49 @next49

航空機は早割があるので、遅くとも1ヶ月以上前に予約しておくようすすめたほうが良い。特にゴールデンウィーク、シルバーウィーク、夏休み、年末・年始、卒業旅行シーズンは値段も高いし、予約は早く埋まるしなので、さっさか予約するよう指導する。国際会議は、この時期にかぶりやすい。

2010-08-16 13:57:39
next49 @next49

海外旅行保険に必ず加入させること。また、クレジットカードを持っていなければ持つように勧めた方が良い。留学生はビザの発行条件に海外旅行保険、宿泊先ホテル情報など求められることがあるので、サポートする。

2010-08-16 13:59:24
next49 @next49

最近はSkypeも普及しているので、インターネットにつながるホテルに宿泊させて、いざというときにSkypeで連絡がつくようにしておくと学生と教員の双方にとって安心かも。海外ローミングOKの携帯電話も持っていると安心。

2010-08-16 14:00:31
next49 @next49

渡航する学生のスケジュール(いつ、どこのホテル泊まるのか、何でいつどこに移動するのか)、緊急時の保護者の連絡先を渡航前に学生に提出させておく。保護者にも同様のスケジュールを送っておくことを推奨する。

2010-08-16 14:02:35
next49 @next49

とりあえず、思いつくのはこんなものかな。

2010-08-16 14:02:47